「Kazu.log」

浄水通りの「Restaurant Kazu」は唐津へ移転準備中です。
現在は移転準備の様子などご紹介いたします!

尊敬する料理人!

2018年09月13日 07時15分17秒 | なんかいいこと

 レストランカズが警固にあったKazu Kitchen時代から、ずっとご来店いただいている

フランス料理界では重鎮の堀田大ムッシュに、昨日もご来店いただきました。

いつも色々なことを教えていただき、いつも気にかけていただき、

本当に心から尊敬するお方です。

昨日も、お帰りの前に、スタッフに良い話をしてくださいました。

「自分は最初、この世界に入った時、絶対4年は辞めないと決めてたよ。

友人たちが大学に進学していったのと同じように、4年は絶対やめないで

大学行ってるくらいの気持ちで、4年は辞めないと決めてたよ。

最初は絶対、どんなにつらくても、厳しくても、

どこ行ってもいっしょなんだから。どこ行っても料理の世界は厳しいよ。

料理っていうのは、「瞬間的」なものだから、

「あとで注意する、あとで言う」とかができないから

瞬間的に厳しく言ってしまうこともあるけど、

「今」言わないと、料理っていうのは大きく変わってしまうんだから。

その店で、シェフ一人が頑張ってたって駄目。

調理場のスタッフ、ホールのスタッフ、ソムリエ、と皆でお客様をおもてなししないと

いくらシェフが凄くてもダメなんだよ。

だからレストランっていうものは,みんなで作り上げていかないと。

料理人の世界は厳しいかもしれないけど、

「言わぬが仏」でなんにも言ってくれない,なんにも注意してくれない上司だったら

10年後君たちが食べていけないようだったら、全然「仏」じゃないよね。

10年後を見据えて、「今」をしっかり頑張ってね」

と、本当にありがたいお言葉をいただきました。

本当に、その通りで、

私が「今」あるのも最初の職場の、超・超・超・超厳しいシェフのおかげです。

「今」お店をできているのも、厳しかった職場のおかげです。

堀田ムッシュ、いつも大切なお話をありがとうございます!

スタッフ一同、これからも力を合わせて頑張ります!