「Kazu.log」

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弟・吉武広樹 シェフ 篠原和夫

2015年05月23日 07時26分10秒 | お知らせ

先日、有田でのイベントのため、帰国していた弟が

Solaのスタッフと、奥さんのななさんと食事に来てくれました。

イベントなどでスタッフと帰国するときは、よく食事に来てくれます。

シェフ篠原和夫と、弟・吉武広樹は

義理の兄弟でありながら、

ラ・ロシェル渋谷店の先輩・後輩という関係でもあるんです。

警固のKazu Kitchen時代は、数か月間一緒に働いてくれたこともあります。

「情熱大陸」をご覧になられておわかりのとおり、

弟がまだ、ちゃらちゃら(笑)していた頃に、すっごく怒られたこともあり・・・

今でも怖い(笑)存在の義兄です。

私も、弟は一番下の弟なので、6つも年が離れているので、

弟がいくつになろうと、どんなに有名になろうと

口うるさい存在の姉です(笑)

この前、モエ・エ・シャンドン最高醸造責任者のブノワさんも言っていただきましたが、

「シェフの料理は、複雑すぎず、素材そのものの良さを引き立てる料理だ、

スパイスの使い方やハーブの使い方が素晴らしい」

と言っていただいたように、

シェフにとっては、当たり前のことを当たり前にやる調理、

素材そのものの美味しさの「味の頂点」を見極めること、

「面白い」料理ではなく、あくまでも「美味しい料理」

無駄なパーツや飾りは必要なく、そこに添えて意味のあるガルニチュール、

「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく」

・・・という当たり前のことを当たり前にやっている料理がシェフ篠原和夫の料理だと

私は思います。

でも、そこには肉の熟成や魚の熟成など、下処理や保管方法などなど、

シェフの数々の勉強のもとにあるんです。

弟もSolaのスタッフも、シェフの話を真剣に聞きながら食事していました。

よくSolaのスタッフを連れてきてくれるんですが、

いつも思うのが、Solaのスタッフは本当に「料理」が大好きな

好奇心旺盛な子が多いなぁと感心させられます。

さすが、「料理」がやりたくてパリまで行って勉強しているだけに

「気持ち」が違いますね。

最近の若い子は、残念ながら、「食」に「料理」に「フランス料理」に興味がある子が少ないように感じます。

いろいろと注目していただいた弟に、

そんな若き料理人たちを引っ張っていってくれる、そんな存在にこれからもなってほしいものだと、

姉として心より願います。

坂井ムッシュに教わった「味は人なり」

この言葉を忘れず、弟には頑張ってほしいです!

うるさい姉ちゃんですが、応援しています!

 

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