続いては、道の駅「うきは」の近くにある
「松野牧場」さん。
低温殺菌で丁寧に作られた、牛乳本来の優しい甘み、旨みが伝わる「牛乳」
そして、そのミルクがでる牛さんたち。
松野さんのお話を聞いてからの、この牛乳の美味しさ。
「美味しい理由」が伝わりました。
うきはという素晴らしい大地で、静かにのんびりと育つ牛さんたち。
私たちが見学に入っても、「のんびーり」の牛さんたち
「牛」は生産者さんの人柄がそのまま「牛」の性格にも表れるそうです。
低温殺菌で「牛乳」本来の美味しさが、第一印象で伝わった「松野牧場」さんの「牛乳」
パティシエである私は、
ただただ単純に「ミルクアイス」作りたい!って思いました。
この飲んだ時の「美味しい!」を壊さない、そのまま伝わる「アイス」を作りたい!って思いました。
丁寧に時間をかけて、「低温殺菌」されているのだから
パティシエとしは、それを加熱して、何かの香りや味をつけて、加工してはいけない、とすぐに思いました。
でもでも、
そんな判断は当たり前の話で、
当然、道の駅「うきは」ではその美味しさが伝わるソフトクリームが大人気商品!
松野牧場の松野兄弟のお兄さんが搾乳されて
弟さんが加工される、というナイスコンビネーション。
本当に「牛乳本来の美味しさ」が伝わる「ソフトクリーム」
感動しました!
何よりも、松野兄弟の人柄の良さ、おもてなし、心の温かさを感じました。
本当に「美味しい」わけです。
今回、本当にたくさんの生産者の方々、うきはの方々にお会いして
人の好さ、人の「温かさ」、生産者さんの「熱意」を感じました。
生産者の方の「想い」を感じました。
他の生産者さんとお会いしてもそうですが、私たち料理人は、
その生産者さんの「想い」を消すことなく、さらにパワーアップさせて「料理」にさせなければいけないと思います。
当店が良く「素材の良さが伝わるフランス料理」と説明されることが多いですが、
それが私たちの目指す「フランス料理」です。
良い食材があるから、良い料理ができる、
もともと良い食材を、料理人の下手な技術で台無しにしたり、表現が悪いですが、
良い食材をこねくりまわしたりしては行けない、と思います。
だからこそ、日々、いろんな技術を勉強したり、食材について勉強したり、という準備をしています。
料理とは「理をはかる」と言います。
その食材にたいしてのベストの方法を施して、「料理」にしていかなければと思います。
本当に昨日は、たくさんの方々にお世話になりました。
心よりお礼を申し上げます!