こんばんは!
政府の総合物流施策大綱が、14日閣議了解されました。15ページぐらいのものですから、物流関係の管理者は時間があれば、次のページにありますから、斜め読みぐらいしておけばいいかも知れません。
今回のものは、2005年に纏められた大綱(平成17年大綱)を見直したものですが、以下に前回と今回の大綱の目標を掲げておきます。見比べることで、問題意識の変化の模様が透けて見えるようです。
(平成17年大綱の目標)
1 スピーデイでシームレスかつ低廉な国際・国内一体となった物流の実現
2 「グリーン物流」など効率的で環境にやさしい物流の実現
3 デイマンドサイドを重視した効率的物流システムの実現
4 国民生活の安全・安心を支える物流システムの実現
(今回の大綱の目標と、主な項目)
1 グローバル・サプライチェーンを支える効率的物流の実現
① アジアにおける広域的な物流環境の改善
② 効率的でシームレスな物流網の構築
③ 貿易手続きや物流管理のIT化と国際的情報連携の構築
④ セキュリテイ確保と物流効率化の両立
2 環境負荷の少ない物流の実現等
① 低炭素型物流の実現
② 効率的な静脈物流の構築
3 安全・確実な物流の確保
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ざっと読んだところ、フォローのPDCAのサイクルを回すとしていますが、数値的な目標値はなく、恐らく関係者はとても苦労されたと思われます。政権が変わるかもしれない時期に、意欲的な施策や、数値目標を盛り込みにくかったのかも知れません。
物流分野は、港湾や空港整備のようなインフラ整備は政府の役割ですが、港湾の情報化は、既にNACCSによって着々と進んでいますし、国土交通行政の面からできることは限られているのかもしれませんが、個人的にはスーパー中枢港湾や、広域の港湾管理の一元化など、過去の基本施策の進捗はどうなっているのか関心がありますし、物流は産業を支える不可欠なインフラですので、関係の役所にはしっかりした仕事を期待しています。
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7月14日はフランスの革命記念日で、日本では『パリ祭』と呼んでいます。1933年、ルネ・クレール監督の映画「ル・カトルズ・ジュイエ/7月14日」が日本で封切られることになった時、輸入元の東宝東和映画が「巴里祭」と名づけたとのことです。
衆院では内閣不信任案を否決、来週予定の解散までまだまだ波乱があるのでしょうか?
政府の総合物流施策大綱が、14日閣議了解されました。15ページぐらいのものですから、物流関係の管理者は時間があれば、次のページにありますから、斜め読みぐらいしておけばいいかも知れません。
今回のものは、2005年に纏められた大綱(平成17年大綱)を見直したものですが、以下に前回と今回の大綱の目標を掲げておきます。見比べることで、問題意識の変化の模様が透けて見えるようです。
(平成17年大綱の目標)
1 スピーデイでシームレスかつ低廉な国際・国内一体となった物流の実現
2 「グリーン物流」など効率的で環境にやさしい物流の実現
3 デイマンドサイドを重視した効率的物流システムの実現
4 国民生活の安全・安心を支える物流システムの実現
(今回の大綱の目標と、主な項目)
1 グローバル・サプライチェーンを支える効率的物流の実現
① アジアにおける広域的な物流環境の改善
② 効率的でシームレスな物流網の構築
③ 貿易手続きや物流管理のIT化と国際的情報連携の構築
④ セキュリテイ確保と物流効率化の両立
2 環境負荷の少ない物流の実現等
① 低炭素型物流の実現
② 効率的な静脈物流の構築
3 安全・確実な物流の確保
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ざっと読んだところ、フォローのPDCAのサイクルを回すとしていますが、数値的な目標値はなく、恐らく関係者はとても苦労されたと思われます。政権が変わるかもしれない時期に、意欲的な施策や、数値目標を盛り込みにくかったのかも知れません。
物流分野は、港湾や空港整備のようなインフラ整備は政府の役割ですが、港湾の情報化は、既にNACCSによって着々と進んでいますし、国土交通行政の面からできることは限られているのかもしれませんが、個人的にはスーパー中枢港湾や、広域の港湾管理の一元化など、過去の基本施策の進捗はどうなっているのか関心がありますし、物流は産業を支える不可欠なインフラですので、関係の役所にはしっかりした仕事を期待しています。
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7月14日はフランスの革命記念日で、日本では『パリ祭』と呼んでいます。1933年、ルネ・クレール監督の映画「ル・カトルズ・ジュイエ/7月14日」が日本で封切られることになった時、輸入元の東宝東和映画が「巴里祭」と名づけたとのことです。
衆院では内閣不信任案を否決、来週予定の解散までまだまだ波乱があるのでしょうか?
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