シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

 仲代達矢の「バリモア」に圧倒された

2023年03月26日 | 日記

 

1932年生まれの仲代達矢さん、90才を越えている。このお歳で、一人舞台に挑戦される。

市民劇場特別観劇会が、今日、市民文化ホールで開かれた。

雨のなか、開場1時間半前から行列に。私も会場30分前に到着したが、なんとびっくり、となりの福祉文化会館の前を遙かに通り越して延々長蛇の列。

会場2時30分を早めてくれた。まさに超満員。熱気が充満している。

内容は、ハリウッドで華々しく大活躍した大スター、ジョージ・バリモア。アルコール依存で破滅しかけている彼が、新しい舞台のリハーサルに挑んでいる。

かっての彼の当たり役だったリチャード三世、シェークスピアの台詞が、いつしか自分の追憶をたどる台詞に・・・

ウイリアム・ルース作  翻訳・演出 丹野郁弓  音楽 池辺晋一郎 

仲代達矢の一人舞台だ。90才を越えて、この長丁場、台詞も膨大だ。軽やかな身のこなし、タップを踏む足取りも軽やか。

バリモアの終焉と、これを演ずる高齢でも絶好調の仲代達矢、この対比を感じながら引き込まれた。凄い迫力だった。

 


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