京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

歴史的散策ができます。

2007-02-07 10:42:41 | 京の石垣。
 昨日は、(珍しく)昼前から夕方にかけて、バタバタと忙しかったです。
 幼稚園に行ったり(ニ往復)、学校に行ったり・・・

 小学校までは、歩いて行ったので、帰りはネタ探しをしました。
 しかし、怪しい・・・です。
 ほんとは、お地蔵さんの写真を撮りたかったんですけどね。 



 道標 「横川 元三大師道」(よかわ がんさんだいしみち)

 どうも、ここから仰木峠を越え、比叡山に行く道を、「横川 元三大師道」と呼ぶらしいです。
 いわゆる東海自然歩道になってる登山道です。
 地図で見ると、京都市内から路線バスで、「野村別れ」の次のバス停で下りたところの、パン屋さんがある坂道から、まっすぐ比叡山に向かって、道が延びています。

 「ここから、元三大師堂まで続いている道。
  かつては、毎年、誕生祭(9月3日頃)には、大原の民は大師堂に出向いて、近州人とともに盆?踊りを奉納していた。」
 というようなことが、この立て看板に書かれていました。

 ところで、この坂道。
 魔の坂道。
 とどのつまり、急です。
 上の集落、上野町(シャレよ!)への行き来に使う道ですが。
 冬場はとってもオトロチイ所です。

 この坂道をあがったところに、有名なお香水さんがありまして。
 (普通の民家ですけどね。)
 きれいなお水がわいてます。



 (三千院方面から下ってきて)
 さっきの道標の前を通って、この坂道を下りたところが、辻しばです。
 国道367号線に出ます。
 
 よく。
 三千院から、道に迷ったお客さんがここまで下りてこられます。
 すごく離れてるんですけどね。
 「観光バスの駐車場はどこですか?」
 「ここの国道をまっすぐ500メートルくらい戻って、右手にあります。」
 という、やり取り。
 観光シーズンは、何度となく繰り返します。