ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

こうして指揮者になった

2010年12月05日 05時20分49秒 | 音楽
 指揮者になるには、音楽大学の指揮科で学ぶのだそうですが、実際には、他の分野での活躍の後に指揮者になった人もかなりいます。

 思い出すままにですが、ヴァイオリン出身の指揮者なら、ユージン・オーマンディ、ロリン・マゼール、ビオラからはフランツ・コンヴィチュニーが居ました。トスカニーニはオーケストラのチェロ奏者でしたし、チェロのロストロポービッチも指揮をしていた事があります。コントラバス出身ならクーセヴィツキーが居ました。

 指揮者でピアノを弾く人は多く、ワルターはデビュー時はピアニスト、フルトヴェングラーのピアノの腕前もかなりのものだったらしく、後任のカラヤンのピアノも有名ですね。オペラ歌手の稽古を付けるピアニストから昇格するケースも多いそうです。

 バレンボイム、エッシェンバッハ、アシュケナージは指揮者として有名になりましたが、ピアニストとしても名を成した人です。バーンステインやプレヴィンは多才な人ですが、ピアニストとしても一流です。他にも弾き振りのできるような指揮者はかなり居ます。

 管楽器分野では、クルト・レーデルがフルート奏者出身、佐渡裕さんもフルート専攻と聞きます。打楽器奏者出身なら岩城宏之さんが居ます。歌手出身ならプラシード・ドミンゴが経歴を活かしてオペラなどの指揮を行なっています。

 音楽以外の分野なら、アンセルメやパイヤールは数学が専門、トーマス・ビーチャムはオックスフォード中退、イギリスと言えば、ヒース首相も指揮をしたことがあります。小学生の頃に聴いた指揮者の荒谷俊治さんは、九州大学出身で、音楽大学出身ではなかったようです。いずれの人も、音楽教育はどこかで受けたには違いありません。

 指揮者もいろいろなのでしょう。

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コメント (2)
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