ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

物品税を復活させたら

2015年11月21日 14時17分05秒 | その他
 消費税が8%から10%に上がるのを前に軽減税率の話が持ち上がっています。経済的に余裕の無い人の負担を出来るだけ減らそうとするもので、総論としては誰しも異論の無いところ。

 本当は買い物をする人ごとに懐具合を見定めて税率を変えることが出来れば理想と思いますけれど、そんな事が出来る筈は有りません。他の方法で同様な効果を生むことを考えなければ。

 生鮮食品の税率はどうやら据え置くようなニュアンスが伝わって来ています。この方法だと、経済的に余裕のある人も据え置かれた税率の生鮮食品を買うのが欠点。

 加工食品の税率は上げる事になりそうで、私は賛成しかけましたけれど、経済的に余裕の無い人の方が加工食品を多く買うのが実態と聞きます。調理する時間的余裕が無いと解釈すべきなのか。

 また、一口に食品と言っても、零細な個人店、スーパー、都心のデパート、都心の高級食料品店で購入する食品がすべて一律な税率で扱われるのは本当に公平なのか多少疑問は残ります。要するに単価の違いが考慮されないと言う事。

 思い出しましたが、私が育った頃には物品税と言うのがあって、例えば、乗用車やピアノ、毛皮などは贅沢品とみなされ、かなりの税金が課せられていました。

 現在、乗用車を贅沢品とみなすと異論も出るかも知れません。ピアノについては学校の先生なら物品税抜きで2割くらい安く買える話を聞いた事が有り、昔はかなりの税金がかけられていたものと思います。何を贅沢品と見るかは別として、贅沢品に高めの税金を課すのは、いわばノブレスオブリージュ、よい事ではないかと思います。

 と言う事で、軽減税率の検討は進めるとして、さらに物品税を復活させたらと思います。その場合、ヴァイオリンとフルートは除いて欲しいと言ったら非難されるかな。


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