ヴァイオリンとフルートのRio

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非常食の賞味期限をどう考える

2015年11月23日 19時57分31秒 | その他
 非常用グッズに関心を持つようになったきっかけは1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災。

 非常用グッズにもいろいろある中で身近なものは飲食物。飲食物は保存可能期間が問題になります。一般的なレトルト食品は2年、缶詰は3年と言われますので、大量に買い込むのは考え物だし、更新も心がけなければなりません。

 実は手許に阪神大震災直後に購入した食品の一部が残っています。今は販売されていないブランドのポテトサラダの缶詰。普通に売られていたもので製造年月日は1995年2月18日、従って20年を超えています。数年前に一つ開缶して食べて見ましたが、特に問題無く食べられました。まだ2つ残っていますので、そのうち食べてみようと思っています。

 マウンテンハウス社の25年保存出来ると言う触れ込みのセットは2020年まで保存可能なので、手を付けていません。内容はクラッカーとチキンシチュー、牛肉とマカロニ・チリソース煮、いずれ試食してみる積りでいます。水分を極力減らしてあるために長期保存が出来るとの説明があります。25年保存可能と言う缶詰はメニューが多少変わって来ていますが、引き続き販売されています。高価なのが玉にキズ。

 レトルト食品は包装材料やシール部分の気密性が缶詰ほどではなく、缶詰より短い2年ほどの賞味期限が設定されています。ただ、メニューが豊富なので、賞味期限に注意して絶えず更新するようにすれば、便利と思います。

 缶詰の賞味期限は3年、レトルト食品の場合よりも密封状態が格段に優れているため、腐敗の恐れは無いと言ってよいと思います。ただし、缶が腐食して孔が開くなどの不具合が起これば別なので、保管方法や保管場所などに気を付ける必要が有ります。また、腐敗していなくても中味自身が変質して行く場合もあります。私が阪神淡路大震災以降に購入して10年以上保管した佃煮の缶詰を開けて見ましたら、明らかに味が落ちていました。ただし食べるには食べられました。

 市販の普通の缶詰でも保管方法に注意すれば25年くらいは密封状態に関しては問題無いと聞きますので、賞味期限にあまり神経質にならなくてよいのかも知れません。と言う事は「25年保存可能」を売り物にする高額商品を買うのも実は考え物かも知れません。


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