ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

金メッキのフルート

2017年05月17日 18時04分11秒 | フルート
 ヤマハやパールのフルートで金メッキの話を聞いた事が有りますが。

 ゴールド色の22Kとローズゴールド色(18K?)の二種の金のフルートを紹介されました。見せる相手を間違えたのではないかと一瞬思ってしまいました。

 実はこれ金メッキ。一世代前の表現で言うてんぷら。表側も内側も金メッキされています。普通のゴールドのフルートの場合、管とメカとで金の含有率が違うものもありますが、この場合は一様に金メッキされていますので、ほとんどのゴールドのフルートよりも金らしく見えます。値段はムラマツの管体銀クラス。

 金メッキの有り無しの厳密な比較は出来ませんが、これらの金メッキフルートの頭部管を私が持参したサブのフルート(サンキョウエチュード、頭部管銀)に挿して吹いて見ると、元々の頭部管の場合よりも吹きやすく、音色はローズゴールドの方が柔らかい感じで、ゴールド色の方が引き締まった感じがします。金メッキの下地は銀との事なので、メーカーの違いを無視した大雑把な議論をするなら、メッキの効果はありそうな気がしました。

 金は「イオン化傾向」(化学用語)が小さい事ではトップの地位にある金属なので、腐食を防ぐ意味では銀よりも優れ、一般の予想に反してプラチナをも上回ります。(記述を訂正しました。)

 しかし、金色のフルートは人目に付くので、紛失の恐れも無きにしも非ず。本物のゴールドのフルートのようにショルダーストラップ付きのフルートケースに入れて絶えず身に着けて歩く羽目にもなりかねません。バイオリンを抱えてトイレに行くというアレと同じ。


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