ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

選良

2014年12月06日 19時51分50秒 | その他
 国会議員の定数削減はなかなか実現しません。国会議員は収入を得るための職業の一つと考えていて、しかもとても旨味が有ると考えている議員が多いからと思います。定数削減で自分が職を失ったら困りますよね。定数削減が進まないのを批判している政党や議員も居ますが、ご本人が辞めたら拍手して差し上げたくなります。

 地方議会は市町村合併により議員定数が減りつつあり、議員報酬を減らした自治体もあります。地方で出来る事が国会で出来ないのは不思議に思いますが、ひょっとすると市町村議会、都道府県議会、国会の順に、職業意識が高まると言うか、しがみつきたくなる度合いが増すのかも知れません。

 私の住む県内の立候補者で司法試験に何回か落ちた後、議員になろうと方針転換したと称する人が居て、悪いとは言えませんが、この人物は収入を得るために議員になったのかも知れません。

 国会議員の報酬は本来、労働の対価ではないので、基本的に無報酬でよいと思います。ただし、それではお金の無い人は議員になれない事になりますので、そこをどう考えるべきか。逆にお金持ちが議員になれば、よからぬ金を受け取ることが無くなる可能性もあります。例えば鳩山元首相、汚職に手を染めたと言う話は無く、その点は賞賛に値します。

 ご本人の資質はともかく、担ぎ上げるのに丁度よいと言う部類の人も議員の中には少なからず居ます。あまりに主義主張の強い人は支援者の言いなりになりませんから、選挙資金を提供した見返りが貰えず困ります。政治とカネで話題になった人達はさしずめこのタイプでは。将来の首相候補なんて言う人の脳ミソを疑います。

 
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中国産その後

2014年12月04日 20時56分58秒 | その他
 おせちについて書くその前に。

 昨年取り寄せたおせちを今年も再び注文しようと思ってホームページを眺めたら、「中国産主原料不使用」との事。裏読みすれば「主原料」以外は中国産もアリ。

 岡江久美子さんがキャラクターのおせちは「中国産食材不使用」。食材と言う用語の定義が私には分かりませんので何とも言えませんが、例えば調味料はどうなのか。

 中国産で思い出したマクドナルド、中国からの鶏肉加工品の輸入をやめてタイ国からの輸入に切り替え。ケンタッキーフライドチキンは鶏肉のすべてをこれから国産のものに変更する方針を発表。モスはもともと国産の材料の割合が多いとか。

 ファストフード店で提供される食品には表示がありませんから、中国産のものが使われているかどうかの確認はその場ではできません。利用頻度が高い人はホームページで確認するか直接問い合わせるのがよさそう。

 惣菜の購入や食材を購入しての調理の場合でも不安は残ります。流通大手は大量かつ安く仕入れようと思えば中国からの輸入はやめたくないところ。幸いスーパーなどで惣菜や食材を購入する際には、ファストフードの場合と違い表示を確かめることができます。表示がすべてを語っているかどうかは若干疑問があります。

 以前に書いたように、中国産の食材、加工食品の輸入量をコントロールすることは、中国に対する経済的な圧力のみならず外交圧力にもなり得ます。従って一般消費者も中国産品を安易に購入するのは輸入を増やすことにつながるので考え物。ファストフードチェーンや流通大手も、低価格で数量の確保が容易だからと考えるだけでは無く、消費者の安心感を重視して欲しいもの。

 家の者が戦前の中国の様子を知っていて、あの不潔さ、モラルの低さ、および身勝手さは変わる筈がないとえらく自信を持って言っていますので、当家では中国からの輸入品を敬遠するのは半ば家訓のようになっています。実際にはご近所での買い物の際、選択の余地が無くてやむを得ず購入している事もありますが。


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作曲年代とVnの年代

2014年12月02日 08時17分14秒 | ヴァイオリン
 年数を経過した古いヴァイオリンが良いと言われます。古い楽器はオールドとモダンに大別され、これらを曲によって使い分ける人も居るらしく、音色によって使い分ける以外に、例えばオールドでバロックや古典を弾き、モダンでロマン派以降の曲を弾くと言うようなやり方もあるとか。後者によれば、例えばブラームスまではオールドで弾き、メンデルスゾーン以降はモダンで弾く事になりますね。

 Wikipediaで調べて見たら、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータの発刊が1720年、ヴィヴァルディの四季の発刊が1725年、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の初演が1806年、ブラームスのヴァイオリン協奏曲の初演が1879年、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の初演が1845年との事。

 著名な製作者ストラディヴァリウス(1664年~1737年)は若い頃から高齢になるまで製作したようなので、上に挙げたバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ、ヴィヴァルディの四季の初演の頃にはストラディヴァリウスの新作が誕生していた事になります。

 現在の形のヴァイオリンの最も古いものはガスパーロ・ダ・サロ(1540年~1609年)のものと言われ、1600年頃には既にヴァイオリンを製作していたと想像できますから、バッハ、ヴィヴァルディの頃には100年ちょっと経過したヴァイオリンが存在していた事になりますが、今で言うような300年も経過したオールド楽器は無かった筈で、ガスパーロ・ダ・サロでさえ、年数的には現在のモダンくらいのものであった計算になります。

 年代的に後になるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の初演の頃にはガスパーロ・ダ・サロの1600年頃の楽器は245年経過していたことになり、現在で言うオールド並みの古さになっていましたが、ストラディヴァリウスはと言うと、仮に1700年に製作した楽器でも145年経過したに過ぎず、年数だけを見れば驚くほどの物では無かった筈。因みにこの頃にモダンのプレッセンダが新作の仲間入りをしています。

 現在のようにヴァイオリンは古い物がよい、とりわけ200年以上とか300年以上の古い物がよいという考えは、何時頃に生まれた考えなのか、少々不思議に思います。経年変化の効果を否定する積りは全くありませんが、新しくても良い楽器は続々登場しています。

 個人的には、20世紀初頭からレコードの発売が盛んになり、それにつれて宣伝・新聞評論などで楽器の話も取り上げられるようになったため、注目が集まったからという考え方も出来そうな気がします。


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