日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

牧ノ原市議会の決議

2011年09月26日 | Weblog
牧ノ原市議会の決議

安全が完全に担保されない限りは、原発は永久停止。
牧ノ原市議会は今日そのように議決した。これは極端な反原発論ではなくて、住民の安全を守るためには、不可欠事項だと僕は思う。10km圏内には合計四つの市があり 、牧ノ原市は先頭を切って決議したのだが、これこそ住民の安全を守る根本原理だ。
東海地震の津波に備えて浜岡原発は18mの防潮堤を1,6kmにわたって作りその費用は1000億円だそうだが、原子力事故は金であがなえるものではない。
交付金や電力会社の寄付金が立地市町村を中毒状態にしているが、これから抜け出さない限り、眞の意味での周辺地域の自主独立は無い。
政府はストレステストをいうが、それに福島の事故の検証を加えても100点満点の安全は保証されるかどうか?。なぜなら原子力はまだ人類の手で、これをコントロールすることは出来ないからである。

牧ノ原に続いて、菊川、掛川、御前崎そろって牧ノ原市のような決議をしてほしい。

原発推進派 3選

2011年09月26日 | Weblog
原発推進派 3選

中国電力が山口県上野関町に原発建設を計画していた。

福島事故後に初めて問われる原発推進か、反原発かの住民投票で
推進派1868。反対派905票獲得した。

新町長は言う。国策に協力してここまでやってきたのだから、この苦しみを理解して貰いたい。(と言うことは交付金を沢山持ってきてほしい。固定資産税や、従業員の採用なので街が潤いたいというのが本音だろう)
今回の事故で原子力事故がどれほど広範囲に放射能をまき散らすかを、見れば設置される町の多数決でOKが出るはずがない。放射能が覆うであろう地域住民全ての合意がなければ、建設は出来ないだろうと予測される。

それにしても、これだけの大事故を経験して,未だに終息の見通しが立たず避難しいる人がいると言う現実を、上関町の住民はどう見ているのだろうか。
僕の見方では、以前からそうであったように、金に目がくらんで安全を売り渡す愚かしさは、一体何なんだろう。放射能という制御不可能な有害物質を子孫に残して良いというのだろうか。それこそ風評被害で町が全滅状態になっても良いのか。将来の安全をふくめてこの町の町民は一体何を考えているのか。
未だに核燃料の使用後の廃棄処理さえ判らないというのに。

無知なのか。覚悟が出来ているというのか。この選択は時代の空気の読めない愚か者がすることだ。もっともっと安全を確かめなくては。原発は現代の科学技術では制御出来ない恐ろしい側面を持っている事を忘れてはならない。
再稼働はともかくも新設なんてあり得ない。