疎遠
何事でもそうだが、遠ざかれば疎遠になる。
僕にとって歌と疎遠になることは最も困ることである。常に頭の中で,音名でメロディーを鳴らしていないで、音に疎遠になると,頭の中の操作ができなくなる。それは作曲できないというところに行き着いてしまうから、聞こえようが聞こえまいが、常にことを意識して音に触れるように努めている。
同様のことが詞ついても言える。言葉から離れて疎遠になると言葉が浮かんでこない。思いつくままに言葉を口にしてはみるものの、語彙不足は否めない。
だから意識的にも無意識的にも言葉にふれるように努めている。
以上のような塩梅で、ものごとに疎遠になることには気をつけなければならない。
特に物事に触れることが疎ましく、何事も面倒臭く興味も関心も示さないようになる年頃においては。