馴れは恐ろしい。
よく乗る地下鉄で公益社(葬儀社)の宣伝が放送されるようになった。はじめはなんと嫌な放送日と気も悪くしていたが、 1年経った今では特別何とも思わなくなった。慣れ親しんでしまったのだろう。
先日テレビで棺桶と死装束の展示会の様子が放映されていた。年配の女性がお棺に入るときの装束の色を白にするか、ピンクにするか、目を輝かしていた。
白く薄い布で作ったドレスはワンピースで、死んで何も分からない状態の時でさえも、せめて生前には好みの衣装を、という女心には、そこまで衣装にこだわりがあるのかと感心した。どうせ燃やしてしまうのだから、何でも良いと思うけど。
僕のこの感覚は特別なのかもしれない。
畳が腐り床が抜けている所でも、なんとか凌ぐことができれば、それで良いから。
またボロを着ることで40年生きてきたから。
死に装束などの選定等は想像もつかない。人はいろいろだ。
よく乗る地下鉄で公益社(葬儀社)の宣伝が放送されるようになった。はじめはなんと嫌な放送日と気も悪くしていたが、 1年経った今では特別何とも思わなくなった。慣れ親しんでしまったのだろう。
先日テレビで棺桶と死装束の展示会の様子が放映されていた。年配の女性がお棺に入るときの装束の色を白にするか、ピンクにするか、目を輝かしていた。
白く薄い布で作ったドレスはワンピースで、死んで何も分からない状態の時でさえも、せめて生前には好みの衣装を、という女心には、そこまで衣装にこだわりがあるのかと感心した。どうせ燃やしてしまうのだから、何でも良いと思うけど。
僕のこの感覚は特別なのかもしれない。
畳が腐り床が抜けている所でも、なんとか凌ぐことができれば、それで良いから。
またボロを着ることで40年生きてきたから。
死に装束などの選定等は想像もつかない。人はいろいろだ。