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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月10日 ◇「まねぶ」と「まなぶ」 ◇換骨奪胎 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 信頼できるコンサルタントを選ぶポイント 2 

2025-04-11 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月10日 ◇「まねぶ」と「まなぶ」 ◇換骨奪胎 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 信頼できるコンサルタントを選ぶポイント 2 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

4月10日

 「JALラウンジのカレー」が人気だということは聞いていました。それの家庭向けのレトルトが1000円ほどで売られているのは知りませんでした。それも累計で100万食を突破したといいます。
 大きめの牛肉がゴロゴロ入っているといいますから、人気が高くなるのも当然かも知れません。
 個人が自分で食べるためというより、実際に食べておいしいと感じたり、あるいはその噂もあって、親戚や友人・知人へのプレゼント購買が多かったりするのだそうです。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編】 2 信頼できる経営コンサルタントの見分け方

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思うコンテンツでした。

 ここ第2章は「信頼できる経営コンサルタントの見分け方」というテーマでお話します。

 残念ながら、世の中には、悪徳コンサルタントといわれる人もいます。

 また、この人を信頼してよいのだろうかどうかの判定も難しいことです。

 そのような経営者・管理職の皆様に、少しでも参考となればと考えてお届けします。

 コンサルタント・士業の先生方は、それを裏返して、自分は経営関連の専門家として如何にあるべきかを考えていただきたいと思います。

 すなわち、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部2章 24 【経営支援】 信頼できるコンサルタントを選ぶポイント 2

 信頼できるコンサルタントかどうかを見分けるポイントを、永い経営コンサルタント歴の視点から、経営者・管理職の皆さんにご紹介しています。ここでは、前項に続きまして、いくつかのポイントをご紹介します。

◇ 専門分野が明確

 かつては、経営コンサルタントといいいますとカリスマ的な先生が一人で何でもやってきましたし、それが「できる先生」としての評価のポイントでもありました。

 しかし、世の中が複雑になるに従って、昔のようにゼネラル・コンサルタントという一人の先生に何でもお任せできる時代ではなくなってきたのです。それぞれ目的に応じて、企業にとって最適なコンサルタントを選ぶことがますます重要になってきました。従って、経営コンサルタントとして受注をとりたいがために「私は、企業経営のことなら何でもお引き受けします」という姿勢は、逆に「私は専門分野を持たない、何もできないコンサルタントなのです」と自分で言っているようなものなのです。

 筆者の知っているある経営コンサルタントは、もともとの専門はマーケティングなのですが、「介護ビジネス専門コンサルタントです」と、自分が主に行っているコンサルティング分野を前面に出して自分のドメイン(領域)を明言しています。その結果、日本全国の自治体から介護保険関係のアドバイザーとして忙しくやっています。

 この経営コンサルタントのように、ここまで絞り込みますと、よほど実力がないと仕事を見つけることは難しいですので、逆にそれを逆手にとったこの経営コンサルタントは貴重な存在です。「私は営業・マーケティングを専門にしています」などと専門分野を中途半端に表現するよりは、依頼する側も見分けやすいです。この様にドメインを明確にしている経営コンサルタントは合格者の一人と言えます。

 某コンサルタントは「生産財製造業の営業・マーケティングに重点をおいたグローバル経営戦略」を標榜して活躍しています。しかし企業の立場では、コンサルティングの過程で他の部門も含めてアドバイスをして欲しいと考えても当然です。この経営コンサルタントは、この問題を解決するために、自分の専門分野とは異なる複数の経営コンサルタントと共に、グループで仕事をしています。

 大学の先生や研究者には多いのですが、経営コンサルタントは、専門莫迦であってはなりません。自分の専門外においても、経営に関わる基礎的な知識や情報を持ち合わせていて、他分野の経営コンサルタントがどのように仕事をしているのかを理解しています。

 多くの企業経営者・管理職は、経営コンサルタントというのは経営に関しては何でも知っていると思い込んでいるようです。

 経営コンサルタントに専門外のことを尋ねたり、仕事を依頼してきたりするときに中途半端な答えを返してくるようであれば信用できません。むしろ「それは自分の専門外のことですので、専門のコンサルタントをご紹介します」とか「今は不確かな情報しか持っていませんので調べてから回答します」というような潔い経営コンサルタントなら信用できるでしょう。

 コンサルティング・ファームであれば専門分野の異なる経営コンサルタントがチームで対応することは可能ですが、コンサルティング・フィーは高いのが一般的です。

 では、独立した経営コンサルタントではダメなのでしょうか?

 その様なことはありません。独立系の経営コンサルタントでも、その経営コンサルタントが所属している団体の仲間などとコラボレーションを組んで仕事をしていますので、相手次第という面はありますが、この点において心配しすぎる必要はないでしょう。
 

 

 

■【今日のおすすめ】

 ■【経営コンサルタントへの道】7 経営コンサルタントとしての成功のポイント 6 情報収集力

「ながら方式」でコンサルタントとしてテイクオフ
 「コンサルタント=中小企業診断士」と思い込んでいらっしゃって、中小企業診断士資格を取ってからでなければ、コンサルタントになれないと考えている人が多いです。
 私は、「ながら方式」をお薦めしています。「サラリーマンを続けながら」など「××をやりながら」コンサルタントとしての仕事を体得していく方法で、完全テイクオフまでの力をため込んでいけば、テイクオフ後がスムーズになると考えます。
 ただし、企業によっては副業を認めていないところが多いですので、その場合には、日本経営士協会のようなコンサルタント団体に入会して、プロと接しながら、準備を進めて行けばよろしいと考えます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
     https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》「小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>
 「小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>」の公募要領(暫定版)が公開されました。公募要領(確定版)については、改めて公知されます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2025/250331hanro.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業【予告】
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  本日正午頃発信いたします。
【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 換骨奪胎 ~「まねぶ」と「パクリ」 410
「換骨奪胎」という四字熟語があります。
 学ぶ者の基本姿勢を表す言葉と受け止めています。
まねぶ」は、、「まねる+まなぶ」という言葉からの合成語です。
 どなたの造語かわかりませんが、換骨奪胎を上手に表現していると感心しています。
 著作権が厳しく言われる昨今ですが「パクリ」と言われる著作権違反に遭遇することがあります。
 近年では、ネットの普及から著作権違反も多いようです。
 違反しないように気をつけているつもりですが、意図せずして違反してしまっていることもあるかもしれないと考えますと、怖くなってしまいます。
 だからと言って情報発信を止めてはならないと考えています。
 これが「お節介焼きコンサルタント」の性なのでしょうか。

   換骨奪胎

   http://www.glomaconj.com/joho/keieijoho.htm#02

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

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■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 
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■【心 de 経営】『書話力』を高める3-7052 ロジカル・ライティングとは

2025-04-10 12:21:00 | 【専門業】 プロの表現力

  ■【心 de 経営】『書話力』を高める3-7052 ロジカル・ライティングとは    


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのコンサルタント・士業、ビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
 しかし、このコーナーは、もともとはコンサルタント・士業などの経営の専門家向けに執筆したものですので、その論調になっています。ビジネスパーソンの皆様には、それを踏まえてお読みくださるようお願いします。
■3-7050 ロジカル・ライティングを知り、身につけて活用する
 コンサルタント・士業に限らず、文章を書いたり、人前で話をしたりする機会というのは訪れてくる可能性が高いです。
 そのためのスキルを養成するのが「ロジカル・ライティング」です。「ライティング」といいましても、書くだけのスキルではなく、表現力全般にわたりますので、応用力が高いです。
 ここでは、書話スキルの高揚を、ロジカル・ライティングを中心にお話します。

■7052 ロジカル・ライティングとは
 前項でロジカルライティングの必要性についてお話ししました。しかしロジカルライティングというのがどのようなものであるのかをご存知でなかったり、あまり馴染みでなかったりする方もいらっしゃると思います。
 ここでは、「ロジカル・ライティングとは何か」についてお話をしたいと思います。

◇論理的とは
 ロジカルライティングというのはロジカルシンキングと深い関係を持ち、論理思考に基づく文章の作成に関するスキルであり、また文章力を高めるためのトレーニング方法でもあります。
 ロジカル・ライティングについてお話しする前に、「ロジカル」すなわち「論理的」とは何かについて、まず、触れておきましょう。
 論理的であるためには、裏付けの取れた事実に立脚した根拠ある事柄が前提となります。それに加えて、当該事項が1回限りの減少ではなく、繰り返しあるいは継続的に発生するものでなければなりません。
 すなわち、論理的というのは、①事象として表出する現象、②根拠ある裏付けがとれている、③再現性があるという3要素を満たさなければ「論理的」とはいえないのです。
 まだ、ご記憶かと思いますが、STAP細胞が、IPS細胞と同様に再生利用に貢献できる研究論文が発表されました。その研究者は、実際に成功したのかどうかは本人以外には判りませんが、たとえ一度は成功したとしても、再現性がありませんので、その研究者の理論の論理性は認められないことになります。
 論理性の三要素を常に意識して、執筆等に取り組む必要があります。

◇論理的であることのメリット
 かつては、「論理的である」ということをあまり意識していませんでしたが、アメリカでビジネスをしているときに痛感して以来、論理思考力を身につける努力をしてきました。ロジカル・シンキングを続けていて、最大のメリットは、高白井が続いていることでしょうか。<笑い>
 冗談は、さておき、「論理的であるメリット」について、改めて考えてみました。
 経営コンサルタントという仕事をしてきていますので、文章を作成する機会は多いです。その文書により仕事がうまくいったり、逆にせっかく努力したにもかかわらずビジネスに結びつかなかったりとさまざまです。内容の信ぴょう性も含め、経営コンサルタントとしての信頼性に結びつくコンテンツであることが非常に重要です。すなわち「根拠のある事実をもとにしている」ということが信頼性を高めることにつながります。
 また事実をもとに、全体を構造化してみること、あるいは事実を体系化して整理をすること、その結果、できる限り単純化した果実、すなわち簡潔で理解しやすいものに仕上げられた文章にすることが肝要だと考えます。
 読み手としては、事実に基づいた文書であるだけに、その文章を信頼してくれることが多いです。一方、書き手としても、事実をもとに書いていますので自信を持って筆を進められます。
 単純化・構造化することによって、絡み合った事象の関係性が明確になります。文章を円滑に書いていくことにつながります。読み手にとっても、書き手の主張したいことや内容をイメージしやすくなり、理解度も高まります。

 読み手に論理的な文書であるということを理解していただくためにわ上述のように単純化・構造化ということが、論理性にも繋がるといえます。

◇ロジカル・ライティングとは
 それではロジカル・ライティングとは、どのようなものでしょうか。
 ロジカルライティングは、根拠が明確な事実に基づいて、書き手が主張したい事柄の一つ一つが、一つの流れとしての繋がりを持つ書き方です。体系化された構造に整理された文章となり、読み手にとって理解しやすくなり、コンテンツの信頼性が高く、かつ納得性があります。
 体系化されることにより、全体を俯瞰的に見ることもできます。それにより、書き手の 頭の中で具体的なイメージを浮かべやすくなります。それが、読み手の理解度を高めることにもつながります。
 ロジカルライティングは、書き手の意図を、筋道を立てて記述し、言いたいことを漏れなく、確実に文章にし、読み手に、その意図を、正確に理解していただけます。
 その結果、読み手と書き手の双方の目的を達成できるのです。ロジカル・ライティングというのは、理解できた内容をもとに、読み手が行動を起こし、好ましい結果を導き出せるように論述する技術のことといえます。

 「論理的」であるということは、相手を言い負かすというような攻撃的で、冷たいイメージをもたれることがありますが、相手の理解を得て、納得していただき、行動につなげ、好ましい結果につながることが望まれることなのです。すなわちロジカルライティングというのは根底に相手の思いやりが不可欠であると言えます。
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月9日 ◇映像で学ぶコンサルタント成功法  ◇ご利益 ◇ユーチューブで視る 岩手県遠野市 民話の里「遠野」1

2025-04-10 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月9日 ◇映像で学ぶコンサルタント成功法  ◇ご利益 ◇ユーチューブで視る 岩手県遠野市 民話の里「遠野」1 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

4月9日(火)

 「おむすび」と「おにぎり」は基本的に同じものですが、関東では「おにぎり」、関西では「おむすび」と呼ぶ人が多いようです。しかし、昨今では、東京でも、「おにぎり」なのか、「おむすび」なのか、その違いはあやふやになっているように思えます。
 「おにぎり」は、ご飯を「握る」ということから来ていると思います。単に、「手で握ったご飯」ということを直接的に表現しています。
 一方、「おむすび」は「結ぶ(むすぶ)」が、その言葉の由来でしょう。私には、「結ぶ」が神聖な響きに聞こえ、京の雅なニュアンスを感じます。
 形状も、コンビニでは、三角形をしているのが多いですが、それだけではなく、丸くなっているものもあります。俵状になっていて持ちやすくなっているものもあります。真偽の程は判りませんが、聞くところによりますと、「おむすび」は三角形が原則なのだそうです。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 岩手県遠野市 民話の里「遠野」1 
 

  

■■ 岩手県遠野市 民話の里「遠野」1 

  遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。

 東京からは、4時間ほどでたどり着ける、おもっていた以上に近いところにあります。

■ アクセス

 東京からは、新幹線で、盛岡経由でゆくか、花巻空港からバスでゆくのが時間的には早いです。

 

カッパの飲み会

JR遠野駅前広場

遠野市観光協会

 

柳田国男は遠野とは切っても切れない縁

遠野物語は、観光客必携のバイブル

 

民話の里 遠野 1 カッパや座敷童が
  古民家に出没


 遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。
 柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。
 遠野の概要を映像でご確認の上、これからの「遠野映像シリーズ」をお楽しみ下さい。


         遠野を映像で体感


    【 注 】 まだ準備中の映像もあり、順次公開します。

  

 

■【今日のおすすめ】

 ■【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】6-03 苦肉之計 なし崩しに物事に対処するなかれ~苦し紛れで考えついた方法で対峙する~

  四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。

 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と命名してます。

 ■【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】   京王百草園<改訂版> 東京都日野市 梅の名所 芭蕉の句碑や牧水の歌碑 侘び寂びを体現する庵、趣き深い池泉回遊式日本庭園

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》中小企業生産性革命推進事業「事業承継・M&A補助金」(十一次公募)
 事業承継・M&Aによる経営資源の引継ぎを行う中小企業者等を後押しするため、「事業承継・M&A補助金」による支援を実施します。申請は「電子申請」のみでの受付ですので、準備を進めておくとよろしいでしょう。
 https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2025/250331shoukei_kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  利益 「りえき」と読むのではありません 409
 4月9日は「開眼供養」は、「かいがん」ではなく「かいげん」と読み、仏像などに魂を入れる儀式です。
 漢字の読み方は難しいですね。

 お寺さんをお詣りしたときに、本堂の前にポールが立てられたりして五色の紐が下がっていることに気がつかれた方が多いと思います。
 ご本尊様は秘仏で直接拝めなくても、この五色の紐がご本尊様に繋がっています。
 この紐に触ることにより、直接参拝できたと同じ効果があると言われています。
 そのありがたい効果のことを「利益」といいます。
 これは「りえき」ではなく、「りやく」と読みます。
 われわれが、ときどき「御利益がありますように」といいますが、これはここからきているのですね。
「りえき」では、まだまだ煩悩から解脱できていないことになります。

 

【 コメント 】

 近年、日本語力の低下、語彙不足、語感の低下ということが、一部の人の間で懸念されています。
 多くの人が、日本語のアクセントの異変に気がついていません。
 気がつくと、間違えたアクセントに自分が染まってしまっているという人が多いのではないでしょうか。

 「暑い」と「厚い」の区別ができないどころか、その逆のアクセントで発音している人が大半といえるほど、多くなってしまっています。
 頼りにしたい、NHKのニュースのアナウンサーですら、間違えています。

 言語学の専門家は、「日本語の揺らぎ」という評論家的なコメントしか出しません。
 それどころか、その分野の専門家ですら、アクセントがおかしいのです。
 その代表的な事例が、源氏物語の「紫の上」の発音です。
 源氏物語についてのTV番組で、源氏物語研究者と言われる大学の先生が、「紫の上」を「の」にアクセントを置いて発音していました。
 これでは、日本語が乱れるのがあたり前です。

 専門家は、間違えをキチンとただすべきです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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◆【<映像で学ぶ>プロコンサルタント・士業成功のツボ】 信頼される経営コンサルタント コンサルタントとは 経営者・管理職に気づきを GPCS12-115305

2025-04-09 17:21:00 | 【専門業】 ユーチューブで学ぶコンサルタント成功法

◆【<映像で学ぶ>プロコンサルタント・士業成功のツボ】 信頼される経営コンサルタント  コンサルタントとは    経営者・管理職に気づきを GPCS12-115305

 多様化の時代になり、ホンモノの智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 基本を重視し、「あたり前のことが、あたり前にできる」ことを大切にする、地味な人が「“真”のプロ」であると信じています。

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

 経営者・管理職の方は、コンサルタント向けの情報を裏返してみてください。

 コンサルタント・士業の先生方は、経営者・管理職向けの知恵を裏返すと、コンサルティングのあり方が見えてくるでしょう。

 そのような欲張った考えで、経営の本質を捉えていただくために、老いぼれコンサルタントが自らに鞭を打ってお届けします。

メモ

■ プロコンサルタント・士業として成功するツボ

   ~ 信頼されるコンサルタント・士業とは ~

 すでにコンサルタント・士業として活躍していらっしゃる先生も、これから資格取得をしたり、独立起業したりしようとなさっている方も、ときには、謙虚な姿勢で、原点に戻って、自分自身を振り返ってみることも必要ではないでしょうか。

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、感じたり、学んだり、体験したりしたことが、もし、皆様のご参考になれば幸いと考え、ここにお届けいたします。

◆映像で学ぶ【信頼される経営コンサルタント】  コンサルタントとは    経営者・管理職に気づきを GPCS12-115305
 信頼される経営コンサルタントとして活躍するための要件は何でしょうか。原点に返って考えてみましょう。
 経営者・管理職から信頼されるコンサルタントとして基本の一つが、コンサルタントとしてどの様な姿勢で臨むのかということが重要です。経営における「新幹線理論」を熟知し、経営者・管理職に対してして「青い鳥」「セレンディピティ」の存在が重要です。
 半世紀にわたる経営コンサルティング経験をもとに、やさしくご紹介します。

 https://youtu.be/fNZHLSyFNkg

 GPCS12-1105経営者・管理職に気づきを 6.2分

■【プロコンサルタント成功への道】 バックナンバー

   映像で学ぶプロコンサルタント成功のツボ ←クリック

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

   プロとして、いかに思考すべきか ←クリック

 

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■【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 京王百草園<改訂版> 東京都日野市 梅の名所 芭蕉の句碑や牧水の歌碑 侘び寂びを体現する庵、趣き深い池泉回遊式日本庭園

2025-04-09 17:21:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 26東京都

■【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】   京王百草園<改訂版> 東京都日野市 梅の名所
     芭蕉の句碑や牧水の歌碑 侘び寂びを体現する庵、趣き深い池泉回遊式日本庭園

  

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

■【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】   京王百草園<改訂版> 東京都日野市 梅の名所

    芭蕉の句碑や牧水の歌碑 侘び寂びを体現する庵、趣き深い日本庭園

 百草園は、江戸の昔から語り継がれる名園で、正式名称を京王百草園といい、日野市指定史跡・名勝です。東京都日野市の多摩丘陵に所在する池泉回遊式庭園です。

 「百草」は「もぐさ」と読みます。このあたりでは、梅が咲いた、まだ咲かないなど地、春の話題になる場所です。

 

 

◇ 東京都内でも指折りの見事な梅林

 梅の名所として知られていますが、園内でもっとも有名な梅は「寿昌梅」です。昌梅は、小田原城主 大久保忠世の側室・寿昌院 慈岳元 長尾が、徳川家康の長男・岡崎三郎信康を追悼するために寿昌院自らが植樹したと伝えられています。

 園内中央付近には、心字池があります。

 園内には、若山牧水の歌碑、松尾芭蕉句碑などが点在しています。梅の木は約50 種、800本もあり観梅の名所として知られています。毎年2月から3月にかけて「梅まつり」が開催され、その時期にはとりわけ多くの人が訪れます。

 江戸時代の享保年間(1716年ころに)、小田原城主・大久保候の側室であった寿昌院・慈岳元長尼が、徳川家康の長男・信康追悼のために、この地に、黄檗宗・松連寺として再建しました。それに伴って百草園が造営されたのです。

 梅の花に加え、季節がめぐるごとに藤、あじさいなどと、庭園はおもむきを変えます。紅葉の季節には、多摩丘陵の木々と色彩を競いあうといわれます。

 

季節の花々と歌碑・句碑

 

わび・さびの建物と庭園

 

季節の行事

 

◇素晴らしい眺望

 多摩丘陵が半島のように多摩川に突き出す斜面にある百草園ですので、園内の見晴台からは、付近の自然が楽しめます。晴天であれば新宿新都心、東京スカイツリー、そして松連庵前広場からは筑波山も望めます。また野鳥も多く、春はウグイス、初夏はホトトギスの声もよく耳にします。

 江戸時代にも 、多くの文人、茶人などがこの地を訪れ句会や茶会を開いたといいます。

 侘び寂びを体現する庵、趣き深い日本庭園、四季折々の草花と、和の世界観に触れることができ、心を落ち着けることのできる庭園です。

 

◇アクセス

 新宿駅から京王線で百草園まで約30分、徒歩15分

 定休日 水曜日(祝日の場合は翌日、年末年始12 月30 日~ 1 月3 日)

  ※催事期間中は無休 開催期間 2月初旬~3月初旬(年により異なる)

 営業時間 午前9:00 ~午後5:00 (11 月・12 月は午後4:30 まで)

 入園料 大人/ 500 円 小人/ 100 円

 所在地 〒191-0033 日野市百草560

 電話番号   042(591)3478

 

 ナレーション付き映像で視る「百草園」  

 改訂版 https://youtu.be/dhqExJmulrM 20分 

 

 


■ カシャリ! ひとり旅

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◆【<映像で学ぶ>プロコンサルタント・士業成功のツボ】 信頼される経営コンサルタント コンサルタントとは 経営者・管理職に気づきを GPCS12-115305

2025-04-09 12:21:00 | 【専門業】 ユーチューブで学ぶコンサルタント成功法

◆【<映像で学ぶ>プロコンサルタント・士業成功のツボ】 信頼される経営コンサルタント  コンサルタントとは    経営者・管理職に気づきを GPCS12-115305

 多様化の時代になり、ホンモノの智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 基本を重視し、「あたり前のことが、あたり前にできる」ことを大切にする、地味な人が「“真”のプロ」であると信じています。

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

 経営者・管理職の方は、コンサルタント向けの情報を裏返してみてください。

 コンサルタント・士業の先生方は、経営者・管理職向けの知恵を裏返すと、コンサルティングのあり方が見えてくるでしょう。

 そのような欲張った考えで、経営の本質を捉えていただくために、老いぼれコンサルタントが自らに鞭を打ってお届けします。

メモ

■ プロコンサルタント・士業として成功するツボ

   ~ 信頼されるコンサルタント・士業とは ~

 すでにコンサルタント・士業として活躍していらっしゃる先生も、これから資格取得をしたり、独立起業したりしようとなさっている方も、ときには、謙虚な姿勢で、原点に戻って、自分自身を振り返ってみることも必要ではないでしょうか。

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、感じたり、学んだり、体験したりしたことが、もし、皆様のご参考になれば幸いと考え、ここにお届けいたします。

◆映像で学ぶ【信頼される経営コンサルタント】  コンサルタントとは    経営者・管理職に気づきを GPCS12-115305
 信頼される経営コンサルタントとして活躍するための要件は何でしょうか。原点に返って考えてみましょう。
 経営者・管理職から信頼されるコンサルタントとして基本の一つが、コンサルタントとしてどの様な姿勢で臨むのかということが重要です。経営における「新幹線理論」を熟知し、経営者・管理職に対してして「青い鳥」「セレンディピティ」の存在が重要です。
 半世紀にわたる経営コンサルティング経験をもとに、やさしくご紹介します。

 https://youtu.be/fNZHLSyFNkg

 GPCS12-1105経営者・管理職に気づきを 6.2分

■【プロコンサルタント成功への道】 バックナンバー

   映像で学ぶプロコンサルタント成功のツボ ←クリック

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

   プロとして、いかに思考すべきか ←クリック

 

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月8日 ◇スパーシタの一文 ◇徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第一段2 御門の御位はいともかしこし 

2025-04-09 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月8日 ◇スパーシタの一文 ◇徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第一段2 御門の御位はいともかしこし  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

4月8日

 【カシャリ! ひとり旅】で、昼食にコンビニおむすびを利用することが多いです。コメの価格が高騰する中で、食べ物の物価が上がっています。
 ところが、コンビニなどでは、高額品と低額品とに、“二極化”が進んでいるとTVで報道されていました。
 コシヒカリのこだわったおにぎりが450円、その反対に86円のおむすびも紹介されていました。食品衛生法などを含め、合法的であるなら、両者を試してみたいと思っています。
 一方、セブンイレブンでは、海苔の価格が上昇していることを受け、海苔を使用した一部のおにぎりを税込みで最大16円値上げすると発表しています。お米だけではなく、海苔も値上がりしているのでしょうか。

 このシリーズは、数年前に部分的に当ブログに投稿しました。

 その内容を追補したり、新規に加えたりしてご紹介して参ります。

 

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、老いぼれコンサルタントが、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

【 注 】 加筆等再編集して、再掲の原稿を含んでいます。

 

◆第一段その3 一の人の御ありさまはさらなり、ただ人も、舎人など賜るきははゆゆしと見ゆ。

 

 第一段を分けてご紹介しています。(下図は、前回に同じ)

 

 

◆03 一の人の御ありさまはさらなり、ただ人も、舎人など賜るきははゆゆしと見ゆ。

 

【語彙】

 一の人(いちのひと): 摂政・関白の別称
 ただ人(ひと): 摂政・関白以外の一般の貴族
 舎人(とねり): 高い位の人に朝廷が派遣する警護の役人
 きは: 身分、家柄
 ゆゆし: 素晴らしく立派である

 

【現代語訳】

 朝廷の儀式で第一の座に座する摂政や関白のありようはいうまでもなく、舎人の警護などを受けられる身分の高い人は、立派に見えます。

 

【ひと言】

 身分の高い人は、それなりの帰浜を持った立ち居振る舞いをされ、われわれ下船の庶民とはことなる雰囲気を醸し出しています。

 ところが、身分が高い人でも、所詮人間です。恋もすれば、デートもするでしょう。一方で、あまり俗世とかけ離れた生き方をしてきているでしょうから、上敷免でかけ離れたり、庶民の気持ちがわからなかったりするのではないでしょうか。

 庶民の外気に触れていないために、ある面では無垢で、それがために庶民からみれば顔をしかめたくなるようなことを、一途に思い込んでしまうこともあるでしょう。

 庶民でいて、よかった~~

 

 それにしても「ゆゆし」という言葉を「由々しい」と会すれば良いですが、「忌忌しい」という漢字を当てはめると大変な意味になってしまいます。

 ちなみに後者の「忌忌しい」は、辞典によりますと「そのままほうっておくと,とんでもない結果を引き起こすことになる。容易ならない。」という意味です。

 

■ 「日暮パソコンに向日て」 バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

 

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
    この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇再掲《法令》「下請代金支払遅延等防止法及び下請中小企業振興法の一部改正
 「下請代金支払遅延等防止法及び下請中小企業振興法の一部を改正する法律案」が閣議決定され、現在開会中である第217回通常国会に提出される予定です。
 https://www.meti.go.jp/press/2024/03/20250311002/20250311002.html

◇再掲「中小企業電話相談ナビダイヤル
 中小企業では、経営に関して、どこに相談したらよいか困っている方が多いでしょう。日本経営士協会(https://www.jmca.or.jp/)など、コンサルタントの団体が一つの効果的な方法です。
 公的な機関としては、下記もあります。
[相談電話] 0570-064-350(中小企業電話相談ナビダイヤル)
[受付時間] 平日9:00~12:00/13:00~17:00
 https://www.chusho.meti.go.jp/soudan/download/nav-dial_flier.pdf
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆  花祭りに思うスパーシタの一文 408

 4月8日は花祭りですが、子供の頃、お寺さんへ行って、あまりおいしくもない、薄められた甘茶を振る舞ってもらいました。
 われわれの生活というのは、直接間接を問わず、仏教徒の関連はいろいろあります。
 反省の契機となることもあり、多くの学びがあると考えています。

 仏教の名言集とも言えます「スパーシタ」の一文に次のようなことがあります。

  本の中にある知識は
  他人の手中にある財産と同じように
  いざというときに
  役に立たない

 近年、ネットで検索するとすぐにいろいろな情報を検索することができます。
 そのために、何か自分が物知りになったような錯覚をしているのは私だけでしょうか?

 上述の「スパーシタ」をキーワードにネットで検索したら、一件だけ引っかかってきました。
 ネット検索で一件だけというのは、異例中の異例ですね。

「開眼供養」は、「軽減法要」とか「入魂式」、「魂入れ」とも呼ばれます。
 仏像や仏画、われわれの身近なところでは仏壇とかお墓などができたときに、魂を入れる儀式です。
 有名なのは、聖武上皇による東大寺大仏殿の開眼供養です。
 天竺から唐を経て日本に来た僧侶「菩提僊那(ぼだいせんな)」が大仏の眼を入れたと伝わっています。
 五色の紐で集まった人々を繋げて、「ご利益(りやく)」が行き渡るようにする儀式は、今日でも行われます。

 

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

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■【若狹の生意気言ってすみません!】4 投資・スタートアップ・個人の資産運用の前に

2025-04-08 12:21:00 | 【経営コンサルタントのひとり言】

本  ■【若狹の生意気言ってすみません!】4 投資・スタートアップ・個人の資産運用の前に   

 日本で最初にできた経営コンサルタント団体である「日本経営士協会」は、戦後復興期に当時の通商産業省(現在の経済産業省)や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくして誕生しました。
 「専門業の異業種交流会」の異名を持つ、この団体ですので、いろいろな分野の専門家が集まる組織です。
 この度、同協会の会員で経営士であり、行政書士としてもご活躍の若狭晃司先生にもご執筆をお願いできることになりました。令和7年1月より、毎月第二火曜日正午の発信で皆様のところにお届けしています。

 筆者挨拶

 特定非営利活動法人「日本経営士協会」首都圏支部の経営士 若狹晃司です。

 当ブログに、私の経営士として日常考えたこと、感じていることをラフなスタイルで掲載させて頂きます。「生意気なヤツ!」と言われるのを覚悟で出来る限り本音のお話をしていますので、よろしくお願いします。

■【若狹の生意気言ってすみません!】 No.4

 ~~~ 投資・スタートアップ・個人の資産運用の前に ~~~

 若狹の「生意気言ってすみません」と言い訳しながら言いたい放題言うコーナーの第4回です。毎回皆様の御気分を悪くさせて本当にすみません。で、話に入ります。
 先日、当協会でスタートアップ研究会というものが立ち上がりました。若い方々にスタートアップのプレゼンテーションの表彰制度やスポンサー企業を募集したりする事業です。巷でよくある手法ではありますが、当協会の齋藤先生が緒方先生を「崖の上から落とす」くらいの【勢い】で説得し立ち上がったようです。私には真似ができません。敬服致します。この日本にスタートアップ企業、ユニコーン企業が多数輩出されるようにしたいというのが本研究会の目的と心得ております。陰ながら応援です。
 本事業ではプレゼンテーション表彰に向けて色々なイベントが開催されると思います。研究会の資料から政府が税制の他各種制度等で応援し官民挙げて動いているのがわかりました。事業が軌道に乗るまでのメンバーの奮闘、投資家ファンドの資金投入などごく「あたり前」のことかもしれませんが実に詳細に記載されていました。
 ここで個人的な話です。3月の中旬に尼崎へ行く用事があり、新幹線に乗りました。自由席1号車(1・2両しか自由席は通常月はありません)の2席側の窓際に座ったところ、後から外国人の若者が相席されました。Can I have some conversation ?と声を掛けた所、「いいっすよ!」と日本語で返されました。二十歳のカナダからの国費留学生でした。京都までアメリカ大陸英語とイギリス英語の違いや彼の海外経験など、楽しく過ごさせて頂きました。「あなたは将来何をしたいですか?」と質問したところ、彼から「日本で起業したい!」との答えでした。彼は心理学を日本で学んでいますが、これをビジネスで活かして起業するということでした。「君はきっと成功するよ!」と伝え別れました(特に名前住所などはメモしておりません)。
 何が言いたいかというと、このカナダの若者のチャレンジ精神、開拓精神、意気込み、生き様、そういうマインドが根底にあるべきで「これぞスタートアップ精神だ!」と私は言いたいです。彼が言うには「日本はチャレンジしがいのある機会が豊富な国だ」そうです。そうなのか!?!と多少ビックリしました。彼は高校時代に香港にも短期留学したり、外国に対する興味関心が強く、日本語を勉強した際に覚えた漢字でなんとか中国語でコミュニケーションを図る?という無謀なことをやったり、様々なチャレンジをしていました。(実際には中国語の四音というイントネーションが困難で結局英語で話したそうです。)
 欧米のスタートアップの業界は熾烈な競争がある一方で日本はそこまでではなく、生活面でも安全で人々は真面目な国民性で、こんなスタートアップに恵まれた環境は無いということでした。なるほど本や新聞ではわからないことが多いなと感じました。また、彼は人を引き付ける何かあるな、と感じました。私も何か引き出す力があるのかも?と思いました(自惚れです)。
 話が脱線しましたが、スタートアップがなぜ日本では育たないかという根本原因はこのマインドにあるのだろうというのがこの話の結論です。経済産業省等が進める手段・方法がどんなに多く施策されても、事業を起こす「ヒト」の心、心de経営、マインド、等々が
あまりに日本は出来ていないからこんな状況なのだと思いました。また、マインドのある日本の若者に必要なのは、先にスタートアップして成功したり、結果を残したりした先駆者との交流等を行って、マインドをさらに磨き、吸収し、突き進むという環境を提供することかもしれないと思いました。
 しかし、それでも何か違う感じがします。与えるのではなく、自分から獲得するのが事業家(起業家・企業家)ではないでしょうか。国家公務員エリートが設定した方程式が成功方程式とは思えません。そもそも彼らは受験戦争エリートであって起業戦争エリートではありません(今や受験戦争は死語であり中国・韓国の学生用語)。政府の施策で成功した人が多数いるわけでもなく、政府の施策でGAFA、マグニフィセントセブンが生まれる訳でもありません。あくまでインフラです。成功する者は自らチャンスを獲得します。人脈すらそうです。孫正義はシャープの有名副社長兼技術者「ロケット佐々木」(佐々木正氏)を自ら尋ねて翻訳機を買っていただき、その後の起業資金(当時1億円)にしたということです。これが本当の「起業家」であり、スタートアップです。
 企業家精神に溢れる人との交流や親交からマインドが触発されたり、同じマインドの人が集まって最初の企業の「核」となったりするのではと私は考えております。成功する手段や道筋ばかりを設定したところで、企業家精神そのものを育てなければ何も生じません。そこが国家公務員の方々はおわかりになっているのでしょうか。明治維新の官僚達がいかに優れていたかわかります。
 また、スタートアップやベンチャーに関する株式やネットによる資金調達の話が出てきますが金融機関も大事な関係と私は考えております。新興企業の事業が軌道にのり始めると様々な人が集まり、それがさらに銀行の有名支店長への紹介に繋がり、様々に成功していった例もあります(個別の会社は守秘義務があり言いません)。実際に自分の元上司の話では、「この会社の社長に会ってくれ。」という話が法人新規班のみならず地方財界の有力者等からも舞い込んだりしたそうです。そのくらいメガバンクのネットワークは凄いものがあります。信用金庫様のとある方から「ウチも上場支援している会社がいっぱいありますよ。」(裏には「信金も結構やってる!舐めるなよ!」というニュアンス)と言われたことがあります。預金総額の規模に係わらず上場を目指す世界では、金融機関同士凄まじい競争が繰り広げられているのでしょう。メガ銀行が本気で支援するとなると不動産・証券・海外展開、様々な関与があり、全国展開・海外も含めた全世界展開となっていきます。マネーパワーの力です。
 時価総額10億円超がユニコーンの定義らしいですが、時価総額の強調ばっかりのような印象がします。時価総額の金額のレベルというよりマネーワパーの本質がどうなっていうかが問われるべきだと思います。マネーパワーの本質は、ヒト・モノ・カネ・情報が多大に流入する効果のことで、だからこそ「時価総額が大きい!=凄い!」ということです。単純に株価を上げれば良いという問題では全くありません。上場を目指すことが社内で決定されると、「ヒト・モノ・カネ・情報」が流入し且つ各々が【良質化していくスパイラル】になり、企業が大きく成長していきます。上場をする会社の社員の方と何度か話をしたことがありますが、上場までの社内の雰囲気や動きなどほんの一部ですが成長の躍動を感じました。マネーに引き寄せられる様々な人が従来出来なかった部分をあっという間に補強していきます。大変な状況ですが、それに耐えないといけない。ここがポイントなのだろうと思います。これも起業家・社員のマインドの問題ではないでしょうか。
 言いたい放題言いましたが、日本経営士協会の取り組みが明日のスタートアップのみならず将来の日本の産業を強化することに貢献できれば幸いです。そういう方程式は存在せず、あくまでマインドを作らないと何も起きません。「心de スタートアップ」なのかもしれません。アイデア・思想発想を収益に変えることがスタートアップ起業ですから、「心(マインド)」が一番大事だと思います。
 スタートアップやユニコーンの件で、「銀行が当初から関与していると様々な点で金融機関が彼らの成長の芽を潰して台無しにする。金融機関ってとんでもない。」との話を聞いたことがあります。おっしゃる通り、よく「あるある」の話だと思いました。というのも金融機関はお金の出し手というだけで上から目線、資金管理目線が本能的にあります。それだけでなく、金融機関では毎日営業報告書をネット(以前は紙)で報告して、毎日何があったか、どういう成果(失敗も?私はしっかり報告しましたが)があったか、など報告と計数管理が凄かった記憶があります。そういう事に慣れていない方(含む公務員)から見れば、「アイツら銀行が成長の芽を潰してる!」となるでしょう。イチイチ細かいことまで報告を求め、いつまでに何をどうした・どうなった・どうする?と毎日聞かれます。こういう業界体質ですから金融機関がスタートアップ支援や企業支援をする際は相手に対する十分な配慮が必要と思います。実際失敗例や批判例が多々ある以上は。かといって金融機関は短期嗜好・目先思考ばかりでビジネスセンスはゼロだ!と徹底的に貶す人もビジネスマンとしてはいかがなものかと思います。
 銀行員の中にもスタートアップを上場させた人もいます。私の別の元上司が何某スタートアップ(ベンチャー企業)に副社長として招聘され、本当に睡眠時間や体力を削り、過激な業務にも耐え上場に成功させました。私が銀行の中でも最も尊敬する方のお一人です。新店舗開設の際の支店長としての最初のお言葉は「(この街の)街作りに貢献しましょう!」がスローガンでした。預金を集め貸出をしてNo.1にしましょう!ではありません。地域・お客様に貢献することが我々の使命だ!とおっしゃっていました。そういう優れた銀行マンもかつてはいました。金融機関の者がすべからく糞でゴミだというのには反論したくなります。公務員とて別の意味で職場文化バイアスで問題はあるぞと言いたいです。上記の元上司は上場の数年後病気になりお亡くなりになりました。このくらい頑張らないとユニコーンだのスタートアップだのは夢で終わってしまうのだろうと思います。身近な話だからそう思っているとしたら私の見当違いですが。
 いろんな話をしましたが、企業(起業・ビジネス)というのはマインドが極めて重要なファクターであることがお分かりいただけたかと思います。

 次の話に移ります。
 最近NISAだの、グロカン(グローバルカントリー)だの、(金融の)資産運用について政府自ら宣伝しており金融界・証券界は恩恵に預かっていると思います。小学生から金融リテラシーを学べというイベントも散見されます。金融界出身の自分としては、半分OK!でもう半分は「?」という気持ちです。
 ネットで伝説の投資家ウォーレンバッフェット氏のYouTube番組をたまたま発見し、視聴しました。とても参考になりました。一例として「投資は習慣である。投資の習慣が無い者はお金持ちになっても投資をしない。感情によるキャッシュコントロールが出来ない者はいくら収入を上げてもその分金を浪費してキャッシュは残らない。無駄を省き少額からでも始めない限り投資で成功は無い。」などなどです。よく世のFPは人生のライフ・サイクルを念頭に資産・資金の運用をしましょうと言っております。しかし、そのライフサイクル(人生の金融設計)の前の段階で、日々の生活における「感情によるキャッシュコントロール」ができるようになっていなければいけないのだと、あたり前のことが話されていました。
 また、投資は少額でも始めないといつまで経っても自分の投資スタイルが確立できません。これも大事なことです。一度やり始めると株価―為替―金利の三面バランス、日々の出来事などさまざまな事に注意や関心が生まれます。私自身は少額であれ自らの考えで積極的に投資をしようとしたことがなく(本当に少額しか運用経験は無し)、「先を読む習性・習慣」は身についていません。確かに貯金至上主義から抜け切れていない私には投資を語る資格もないでしょう。私の別の別の上司など資金運用専用PC2台を机に並べて運用で儲け、車を数台買い替え、家も1棟買い替える程です。私のFP1級の国家資格は何の意味があったのでしょうか。名刺に掲示するのがお恥ずかしいです。
 それでも言いたいことがあります。投資は貯金とのバランスが1丁目1番地だということです。住宅ローンの担当をしていた頃の話です。「住宅ローン借入のある家はそもそも貯金など無理ですね。」と私がローン課長に話をしたところ、「住宅ローンを返済しているからといって貯金を全くしない人はいないよ。返済額と同額とまでは言わないが必ず将来必要資金について貯金をしているのが大半だよ。見当違いだよ。」と諭されました。なるほどその通りです。ということは、投資というものも同じく、人それぞれの金融嗜好により違いはあるものの、返済(借入や家賃)・投資・貯金のバランスを調整しながら長期に亘って行うべきだということです。投資をするなら同額を貯金するという意味ではなく、生活プランに合わせて一定額を必ず投資だけでなく貯金もやって初めて生活が長期にわたり安定するということだと思います。「貯金が貯まったら運用するなんていつになったら投資できるの?運用に良好な時期を外してしまうよ!」と言われてしまいます。とはいえ、やはり、資産運用はあくまでバランスだと思います。家計も企業会計と同様に、PLとBS、CF計算書を念頭に入れ、キャッシュコントロールしながらBSも成長させるということだと思います。PLの最後に捻出される「利益(当期利益)」を全て有価証券等の投資に回す企業は存在しません。個人の家計も同じことではないかと思います。
 若い頃(地主新規工作班だった頃)、お客様から言われた言葉に「四・六(シブロク)」というのがあります。金融資産4割、土地建物6割の比率で保有・運用するのが鉄則だという意味の言葉です。経済環境の変動や現在及び将来の税金の発生を考慮して考えた配分割合だそうです。これが全ての人に合致するとは言えませんが、資産運用の堅い考え方として素晴らしいと思います。預貯金は安全資産に対する投資と考えるべきでポートフォリオの構成としても外せるはずがないです。政府がNISAで運用!運用!とばかり喧伝して国民に対して金融資産運用の一大キャンペーンを張るというのは役所としてどうなのだろうかと思います。預貯金も投資の一部として、毎月(年間)残るお金の半分なり3分の1なり(又は一定割合)を毎月(毎年)積み立てることをお勧めしたいです。―――割合はライフプランの上で毎年見直し、むしろ預貯金の積立てが金融資産運用の中心にすべきと考えています。ウォーレンバッフェット氏は私のようなことは言っておりません。上記はあくまで、私個人が主張するFP風運用指針です。お粗末で大変失礼致しました。
 いつもこのコーナーのネタをどうしたらいいか、ああしようか、こうしようかと直前まで悩んでおります。一旦PCを打ち始めてやっとネタを思い浮かべる有様です。できる限り、面白い話題や日常の出来事を絡めて皆様にお伝えしたいと考えております。次回も頑張りますので、今後共どうぞご贔屓下さいませ。

 以上で第4回を終了致します。

本
【経営士 若狹晃司先生 プロフィール】
 メガバンク21年勤務(個人富裕層担当・新規開拓班)後、行政書士として独立し、難案件(公益財団移行に伴う組織改革、55年に亘る8行とのバンクミーティング、数年難航の生産緑地解除など)の変わった実績も有り。
 コア・イデオロギー:組織関係無し、世の為、人の為に貢献する。
 
【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。
本
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月7日 ◇四字熟語で目から鱗が落ちる 天下布武   経営者は天下布武の視点で自省してはどうでしょうか ◇日本人と英語

2025-04-08 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月7日 ◇四字熟語で目から鱗が落ちる 天下布武   経営者は天下布武の視点で自省してはどうでしょうか ◇日本人と英語 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

4月7日

 最低賃金に関する日商の中小企業調査で、最低賃金が全国平均時給1500円になると多くの中小企業が廃業するという予測が発表されました。
 廃業や休業を検討する中小企業は、都市部で13.6%、政令指定以外の都市で16.3%という調査結果でした。このことから最低賃金の過度な引き上げは地方に大きな影響を与えることが予測できます。
 「賃上げ」というといいことのように思われがちですが、現実問題として中小企業には大きな負担です。廃業を視野に入れる企業があっても不思議ではありません。
 マイナス面を考慮にいれていなかったり、軽視したりする安易な政策に私達は迎合しない視線が必要です。例えば「高校授業料無償化」問題が挙げられます。少子化対策として、重点順位が低いことに気がつかないでいる国会議員の何と多いことでしょうか。

 経営コンサルタントという仕事をしてきましたが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「老いぼれコンサルタントの日記」で認めることにし、時間を取っては執筆してまいり、それをご紹介します。

 

◆【経営四字熟語】 第1章 心の経営と経営の心

 1970年代から半世紀もの永きにわたり経営コンサルタントとして、経営者・管理職の皆さんと接してきました。その間、経営コンサルタントの目から見ても素晴らしい経営者・管理職の方がたくさんいらっしゃることを発見しました。一方、そのような素晴らしい経営者・管理職でさえも類似している課題が存在することも感じてきました。
 他方、どちらかというと元気のない企業に、換言しますと「一般的な企業」といえますか、その経営者・管理職の方々に見られる問題点も目の当たりにしてきました。
 【心 de 経営】の「 de 」は、フランス語の前置詞です。「de」は、英語の「 of 」に相当する「~の」という所有を表す意味があります。すなわち「心 de 経営」というのは「経営の心」という意味で、上述前者の優良企業におけるコンピテンシーを中心に、経営のあり方を、四字熟語を通じてご紹介します。
 後者の、一般的に多く見られます中小企業で感じられるのが、経営のやり方に、もっと違うやり方や工夫があるのではないかと思うことが多々あります。社員の人間性を認めた上で、自発性を活かしている企業が多いのです。そこに欠けているのが「心で経営」ということです。
 本章では、経営者として、あるいは管理者としてのあり方を中心に四字熟語から選択して、私見をまとめてみました。ブルース・リーが主演した「燃えよドラゴン」の中で「Don't think! Feel!」という有名な台詞があります。「考えるな、感じろ」という言葉に通じるものを感じます。あなたに適した形で感じ取る契機となることを期待しています。

 

■ 天下布武    経営者は天下布武の視点で自省してはどうでしょうか
     ~ 民を豊にするものが天下を取る ~


「天下布武(てんかふぶ)」といいますと、「天下に武を布く」と訓読でき、国を治めるという織田信長の基本的な考えです。信長が美濃攻略をしたあとで、当時井ノ口と呼ばれていました地を「岐阜」と改名しました。その頃から「天下布武」の印章を用いていると言われています。
 一般的には、「武力を以て天下を取る」と解釈され、天下統一の意志を示すものとして理解されています。しかし、信長研究者の多くによりますと、信長の心は「暴力を抑え、戦いをやめ、全ての民を和ませ、物資を豊かにすることができる者が天下を治めるのにふさわしい」ということだそうです。日本史の授業で学んだことがあると思いますが、楽市楽座を積極的に推進したことからも、信長が意図した天下布武の一端を窺えるような気がします。
 信長の横暴さが目立つために・・・・・<全文は下記URLからどうぞ>

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/898a3ddb6238b7d0d96a5cac192fa3b0

 

【経営四字熟語】 バックナンバー

■【今日のおすすめ】

 【お節介焼き情報】 時間の効果的な使い方 

 一日は、万人に共通に24時間が与えられています。

 しかし、その24時間の長さというのは、人によって異なります。

 「そんな、莫迦な!」と言いたくなりますが・・・

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》「小規模事業者持続化補助金<創業型>
 「小規模事業者持続化補助金<創業型>(第1回)」の公募要領(暫定版)を公開しました。なお、公募要領(確定版)については、改めて公知されます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2025/250304jizoku_02.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  TOEIC(トーイック)は日本人の発案で実施され始めたのです 407
 1977年、アメリカのテスト開発機関であるEducational Testing Service (ETS、en:Educational Testing Service) に北岡靖男氏が開発を依頼したことにより始まりました。
 日本人が関与して始まったことを知っている人は意外と少ないのです。
 それほどグローバルなテストになってきていると言うことですね。
 日本だけでも受験者数は300万人といわれています。世界で見ますと150か国で実施され、800万人もが受験をしています。
 その背景には、入試や入社試験の一部として利用されるようになってきていることが上げられます。
 大学入試の共通試験にも使われるようになることが決定しましたのでますます注目度が高まりますね。
 それにしても複数の期間による、異なる試験で公平性は保たれるのでしょうか? 新たな疑問が湧きました。

 

【経営コンサルタントの独り言】

 英語を話せる人が多くなってきました。
 海外でインタビューを受ける人の多くは英語で話しています。
 英語の話せる人にインタビューをするから当然といえるかも知れませんが、やはり英語を話せる人がいるという証左です。

 日本語の文書を見ていても、カタカナが多いですね。
 平均的には15%といわれていますが、テレビのフリップを見ていますと、その数倍の比率になっているように思えます。

 

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

 

  

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

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■【心 de 経営 経営雑学】1-901 「お客様」とは

2025-04-07 12:21:00 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営の心>

【心 de 経営 経営雑学】  1-901 「お客様」とは 

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人も多いです。

 「あたり前のことしか指導できないコンサルタントなど、存在価値はない」というような叱責もしばしば受けます。
 コペルニクスではないですが、「それでも”あたり前”は重要です」と言い続けています。これが、半世紀の経営コンサルタントをしてきた”集大成”とさえ考えています。
 「その程度のコンサルタントなんですよ」と言われてしまうかも知れませんが、 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないという思いは変わりません。

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 この欄では、「コンサルタント・士業のひとり言」を中心にお届けします。

 半世紀の経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいりたいです。

メモ

■ 1-901【心 de 経営 経営雑学】 「お客様」とは
 私は自分の子供に「就職活動の前に会社員人生で一番大事なこととして次のことを話しました。
 「お客様は二つあり。一つは目の前にいる会社のお客様。もう一つが自分自身にお金(給料)を払ってくれる社長(含、課長や同僚を含めた組織全体)というお客様。」という話です。どこへ入社しようともこれが原理原則だと教えました。
 自分が個人事業主の子として育ち、親が言うお客様の概念しか知りませんでした。二つめのお客様の概念は一つ年上の先輩(大手銀行の副頭取の御子息)から教えてもらいました。また、私は商店街で育った為商店主の親からこう教えられました。「商店街のお店で買いものをする場合はよっぽどのことがない限り入ったそのお店で必ず買いなさい。買わずに店を出るな。極力地元の商店街で買いなさい。」と。商店街という同業者でありお客様であると。3つ目のお客様概念でしょうか。
 商店街の一つ一つの小さな購買でも集まれば一定の売上に繋がる、と。自ずと良いものを仕入れたり、作ったりするようになると思います。値下げをお願いしなくとも少し安くしてくれました。でも自分の店で商店街の人が必ず買ってくれるとは限りませんでした。
 高齢になると車で郊外の量販店に買いに行くことが出来ません。近くで消費します。でもその時はお店は廃業等で存在しません。長い目で商売のみならず経済を考えないといけないのかなと思いました。大規模量販店に反対し、時間が経過すれば大規模量販店の誘致に走り、そのスーパーや百貨店が無くなって、街全体がさびれていく昭和平成でした。お客様という言葉、概念を今一度考えていきたいです。お互いがお客様だったのではないでしょうか。
 「お客様」という言葉一つとってもいろんな捉え方が出来、マーケティングのような、経済学のような面白い言葉だと思います。
 長文お付き合いいただき、こんなところでも生意気発言して失礼致しました。(若狹晃司)

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