コンサルタントバンク コンサルタント(プロ・希望者)+ 士業の異業種交流会

コンサルタントバンクは、コンサルタントや士業の先生方の異業種交流会で、無料で登録できる組織です。関連情報をお届けします。

【経営コンサルタントへの道】7 経営コンサルタントとしての成功のポイント 2 営業力を持つ

2025-02-09 12:21:00 | 【専門業】 経営コンサルタントへの道

  【経営コンサルタントへの道】7 経営コンサルタントとしての成功のポイント 2 営業力を持つ 

 私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。
7 経営コンサルタントとしての成功のポイント
 経営コンサルタントの中には著名な人もいる反面経営コンサルタントとしての収入が少なく他にアルバイト的に何かをしている人も結構います。では経営コンサルタントとして、成功するためのポイントというものがあるのでしょうか。成功している経営コンサルタントに共通することを列挙してみましょう。
 営業力を持つ 

 経営コンサルタントも顧問先がなければ職業として成り立ちません。顧問先や仕事の依頼主を見つけることは実は大変困難なことなのです。経営コンサルタントは、見えないものを売るのですから、受注をとるというのは大変なのです。

 ところがいったん「あの先生は若いけれど一所懸命やってくれる」「おかげで業績が伸びた」などと評判がたつと顧問先がコンスタントに見つかるようになります。そして、顧問先が顧問先を呼んでくれるのです。

 その状態になるまでは自分をいかに売り込むかです。ただし、嫌みを相手に感じさせず、さりげなく売り込むことが必要です自分自身を売り込めない経営コンサルタントが、顧問先の収支や業績の向上にアドバイスができるはずはありません。

 営業力の基本は、AIDMAの法則です。

■【経営コンサルタントへの道】 バックナンバー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月8日 ◇日米首脳会談は成功なのか? ◇元気な会社 産業を支える"ゴリラの手" ◇伝統行事:針供養 ◇経営四字熟語:名論卓説 ◇薫り・香り

2025-02-09 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月8日 ◇日米首脳会談は成功なのか? ◇元気な会社 産業を支える"ゴリラの手" ◇伝統行事:針供養 ◇経営四字熟語:名論卓説 ◇薫り・香り 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月8日 日米首脳会談は成功なのか?
 石破総理がトランプ米大統領と初めて対面で会談しました。大方の見方は好意的なようです。
 日本製鉄によるUSスチール問題は、「買収ではなく、投資である」という修正案を首相が示し、大統領が了承したといいます。
 詳細をチェックしていませんので、軽々にはいえませんが、私には懸念があります。議決権行使は、どこまで可能なのでしょうか、買収ではないですので、日鉄が今後、どこまで踏み込んだ形で経営、とりわけノウハウ開示をしてゆけるのか、問題が隠されていると考えます。
 1兆ドルの投資といえば150兆円です。それを約束するという大盤振る舞いは、日本にとって、どれだけのメリットがあるのでしょうか、それも不安材料です。
 これから詳細を見て行きたいと考えています。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 竹根の部下が紹介してくれた企業を訪れ、インタビューと社内見学をさせていただきました。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 産業を支える"ゴリラの手" 2706-4208
 ゴリラは最強の霊長類といわれる。オスの体長180センチ前後、体重は200キロにもなる。そんな巨体にもかかわらず走る速度は時速40~50キロ。ウサイン・ボルトの世界記録を上回るタイムで100メートルを走り抜けられる計算だ。握力は400~500キロもあるそうで、人間の成人男性の約10倍にも上る。想像もつかないパワーだ。襲われたらひとたまりもない。だが、性格は温厚で知能も高い。「気は優しくて、力持ち」。動物園で人気が高いのはそんなギャップが魅力になっている。
 重量物の搬送をアシストする機器を製造するM社(東京都八王子市)は、製品名に「ワイマン」という名前を付けている。社長のMさんによると、ゴリラの学名が由来で、「力持ち」という意味を込められているという。調べてみると、ゴリラの学名は、なんと「ゴリラゴリラ」。ニシローランドゴリラは「ゴリラゴリラゴリラ」だった。そこで日本哺乳類学会に「ワイマン」について聞いてみた。すると、ゴリラの学名の命名にかかわった人物の名前ということが分かった。命名者かどうかは諸説あるようだが、偉大な解剖学者だったそうだ。
 同製品は小さいものでは10キロほど、重いものでは1トンもする重量物を軽々持ち上げる。「持ち上げるというよりは、シーソーや天秤のように重いものをバランスさせているイメージ」とMさんは説明する。クレーンのようなアームで重量物を重さと同じ力で支え、重量物を無重力のような状態にする。複数の人員が必要だった搬送作業も少人数でできるようになる。重量物の搬送だけでなく、宙に吊り上げた作業にも便利。ものづくりや物流、サービスなど実に幅広い業種で利用され、大手企業も数多く名を連ねている。
 「ワイマン」はMさんの父が50年前に開発し、この製品を世に広めた。しかし、父が経営していた会社は事業の多角化に失敗し、2000年に経営破綻の憂き目にあった。すでに「ワイマン」を導入していたユーザーから事業継続を求める要請が根強く、ワイマン専業のメーカーとして再興したのが今のM社だ。50年にわたって培っていた技術と経験が礎となり、成長の原動力となっている。父から経営を引き継いだMさんは、東南アジアをターゲットに海外展開を進めている。日本の産業を支えてきた"ゴリラの手"が世界の産業を支える日もそう遠くないかもしれない。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。
 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。
 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名してご紹介しています。
 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/61712c48d4d523d0935f3067fbc1e8fa

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《公募情報》令和7年度情報バリアフリー役務提供事業推進助成金
 (国研)情報通信研究機構(NICT)では、身体障害者の利便増進に著しく寄与する情報通信技術(ICT)を利活用した役務の提供又は開発(役務提供のために必要な実証等)に必要な資金について助成します。
[申請期間] エントリー期間:1/20(月)~2/14(金)12:00
       申請受付期間 :2/17(月)~3/14(金)17:00
[申請方法] エントリー方法:電子メール
       申請方法   :電子メール・郵送・電子申請(Jグランツ)
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい。
 https://www.nict.go.jp/press/2025/01/16-1.html
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ 早朝ウォーキングと薫り・香り

 薫りは、色と共に、意識をしていなくても季節の変化を感じ取れます。

 今の時期は、梅や老梅の薫りを楽しめるようになり始めました。

 まだ、それほど多くはありませんが、コレから処々で楽しめそうです。

 早朝ウォーキングをしていますと、自然の薫り以外に生活を感じる臭いもあります。

 ある家の近くに行きますとトーストを焼いた臭いがします。

 朝食が早いのですね。

 その少し先のお宅では、コーヒーの香りをいつも漂わせてくれています。

 薫り・香りというのは、心を豊かにしてくれるようですね。

 

 「薫り」と「香り」はどちらも良い匂いを表す言葉ですが、微妙に異なるニュアンスがあります。(以下生成AIより)

  • 薫り(かおり): 「薫り」という漢字は、「薫る」という動詞から派生しています。自然の中で漂う、柔らかく心地良い匂いを表すことが多いです。例えば、花や草木の匂い、そして季節の移ろいと共に感じる匂いなどに使われます。

  • 香り(かおり): 「香り」という漢字は、「香」という字から派生しています。主に人工的に作られた匂い、例えば香水やお香、アロマオイルなどの匂いを指すことが多いです。もちろん、自然の匂いも「香り」と表現することができますが、人工的なニュアンスが強くなります。

◆ 針供養 伝統行事として何をするのでしょうか 208

 2月8日は「針供養(はりくよう)」でした。

 お世話になった折れた針を、豆腐やこんにゃくに刺して、感謝の気持ちを持って、供養するという伝統行事です。

 普段は厳しい仕事をさせられている「針」ですが、折れて、役目を終わるときにぽいと捨てられるのではなく、豆腐のような柔らかいものに刺してもらって、安らかにお眠りくださいという意を込める日本人の優しさを伝える伝統行事に改めて感動しました。


 私の中学時代の技術家庭科の先生は、学校一の怖い先生として知られていました。

 その先生は、柄にもなく「お道具」という言葉を使って、授業をしてくれました。

 例えば木工の時間には、木を切るのこぎりは、目立て師さんが精魂こめて作ってくれた道具であることを強調していました。

 その「お道具」は、愛情込めて手入れをすれば、いつまでも綺麗な切れ味を保ってくれる。

「お道具」がなければ、何をするにも、大変な苦労をしなければならないし、時には目的を達成することができない。


 昨今の私であれば、パソコンなしには仕事もできないだけではなく、生活もできないかもしれません。

 パソコンが次第に廃れてゆく中、私にとって、やはりパソコンは大事な「お道具」なのです。

 針供養の日に、「お道具」を大切にしようと、中学生時代の怖い先生を思い出し、心をあらたにしました。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/02601cce1024f355b65ffd9244b49d6c

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー07 瓜田李下 コミュニケーションの難しさを克服~ 誤解されそうな行為はやめる ~

2025-02-08 12:21:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

  ■【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー07 瓜田李下    コミュニケーションの難しさを克服~ 誤解されそうな行為はやめる ~   


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

第5章 表現上手で説得力を向上
 世の中には、作家でなくても美しい文章を書いて、読者を魅了できる人がいます。アナウンサーでなくても、話し上手な人もいます。プロのナレーターでありませんのに、聞いているだけでほれぼれするような声や話方の人もいます。パワーポイントを使って、難しいことをわかりやすく説明してくれる人もいます。
 「話し上手は、聞き上手」という言葉を良く聞きます。「一を聞いて十を知る」という理解力の高い人もたくさんいらっしゃいます。一方、相手の言うことを充分に理解できなかったり、誤解したり、時には曲解したりして人間関係をこじらせてしまう人もいます。
 情報提供側として、上手な文章を書いたり、話したり、パワーポイントなどの作図技術など表現力を豊にしたいと願う一方、それとは別の立場で聴取する側におかれたときに、傾聴力をフルに活用し、相手の言いたいことを正確に聞き取れることは、私たちの日常に不可欠です。コミュニケーション上達法を四字熟語から感じ取りましょう。
 5ー07 瓜田李下    コミュニケーションの難しさを克服
     ~ 誤解されそうな行為はやめる ~



「瓜田(かでん)」の「瓜」は、畑になる瓜(うり)のことで、瓜畑で靴をはき直したり、靴紐を締め直したりしますと、他の人から見ればあたかも瓜を盗もうとしているように見えるかもしれません。そのことから、「誤解されそうな行為は止めた方が良いですよ」という戒めを表しています。このことから同じ意味で「瓜田之靴(かでんのくつ)」という四字熟語もあります。
 「李下(りか)」の「李」は、スモモのことです。「李下」はスモモの木の下という意味です。すなわち、スモモの木の下で冠の紐を締め直したり、帽子をかぶり直したりする行為は、遠目には、あたかもスモモを盗んでいるようにも見えてしまい兼ねません。瓜田之靴と同様に、紛らわしい行為は止めた方が良いと教えてくれています。これに関連して「李下之冠(りかのかんむり)」という同じ意味の四字熟語があります。
 これらのことから「瓜田李下(かでんりか)」は、「人に疑われるような、紛らわしい行為はしないほうがよい」という教えとなります。日本では訓読みして「瓜田に履(くつ)を納(い)れず、李下に冠を正さず」とも言います。
「人間は感情の動物」ということも良く聞きます。ちょっとした表現で、気持ちが傷ついたり、誤解を呼んだりしがちです。昨今では、メールが不可欠と言われる時代になりましたが、フェース・ツー・フェースとは異なり、相手の表情や態度の変化を読み取れず、人間関係をこじらせてしまうこともあります。
 部下などに苦言を言わざるを得ない場合には、フェース・ツー・フェースで行うのが良いでしょう。しかし、フェース・ツー・フェースだと、イントロから始め、事細かに説明せざるを得なくなりますが、メールですと相手から直截的な質問を受けることなく、こちらの考えを済ますことができるような場合があります。そのようなときには、自分の失敗談をベースに記述し、相手に感じ取らせるという手法をとることがあります。
「メールというのは、表現力を問われる、難しいコミュニケーション・ツールである」ということを常に認識して書くことをお薦めします。それだけに、相手の立場を理解し、わかりやすいメールを書くことが求められます。では、どの様なメールが”良いメール”なのでしょうか。この問題を考えるときに、「どの様なメールが”悪いメール”なのか」という視点で考えてみますとわかりやすいです。
「瓜田李下」を心がけましょう。すなわち、紛らわしい表現を避けて、できるだけ固有名詞や数値、裏付けのとれている情報などを下に内容が正確に伝わるようにします。
 また、一つの文章を短くし、一つの内容的な括りで段落を区切ることにより、メリハリを付けます。
 メールは、相手の顔が見えないために、詰問的に厳しい表現になってしまいがちです。フェース・ツー・フェースで、言葉で伝える時のことを想定して、一旦書いた文章を見直します。もし、時間的な猶予があるのであれば、配信を翌日にし、時間をおくようにします。自分の気持ちも落ち着き、読み直してみますと、少々言い過ぎである、というような気づきを覚えることがしばしばあります。厳しい表現では相手の気分を害してしまいかねず、その状態で読んでもらっても、こちらの意図が正しく伝わりません。軟らかい表現でも、「このような厳しいことでも、やさしく書いてくれる○○さんに敬意を表したい」と逆に感謝される方が、良い結果に繋がるでしょう。
 人間関係を悪化させるのは、メールを書くときの姿勢に影響されます。上述の例は、「自己主張型」と言いますか、相手が見えないので表現がきつくなってしい、時には攻撃的になってしまうケースです。
 それに対して「受動型」は、自己主張型が相手の気持ちなどに対する新釈がないのですが、逆に相手のことを考えすぎて自分の気持ちを正確に伝えられないタイプです。一見するとトラブルにならないように見えますが、どうしても「八方美人」的な言動をとりがちで、その結果、信用を失って人間関係がこじれてしまうことがあるのです。
 三番目は「暗示型」と命名していますが、自分の言いたいことを直截的には言わないで、遠回しな言い方でありながらトゲのある表現の人です。少々陰湿的なやり方のように思えます。あるいは、自分が言いたいことを「第三者が言っている」ように表現して、自分が嫌われないようにする人です。しかし、それらはいずれ化けの皮がはげてしまいます。
 相手に気持ちよくメールを読んでいただくためには、三部構成にすると良いといわれています。
 ① 本件に繋がる導入部で何を言いたいかを伝えます
 ② 本文は、簡潔な表現で、導入部を受けて説明を記述し、要件の本質を伝えます
 ③ 締めは、お願いなのか、指示なのか、連絡などかなどがわかるように、」目的を意識して記述します
 書き終わったら、まずは、誤変換やテニオハなど、文書としてキチンとできているかどうかを確認します。その過程で、内容に問題がないかどうかを確認しながら読み、訂正します。その上で、再度読み直しをしますが、一度文書として確認していますので、内容に集中して推敲します。最後に全体的に見直しますが、その時に、5W1Hを強く意識するとよいでしょう。
 コミュニケーションは、相手にこちらの意図を正確にかつ確実に伝えることが重要ですので、瓜田李下のような誤解を生まないようにしたいですね。
*
 *
■ おすすめブログ  コンサルタント・士業に特化したブログ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月7日 ◇南樺太は日本領土!? ◇「あたりまえ経営のきょうか書」4-05  経営体別にみた経営コンサルタントの分類 1

2025-02-08 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月7日 ◇南樺太は日本領土!? ◇「あたりまえ経営のきょうか書」4-05  経営体別にみた経営コンサルタントの分類 1  

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 先週、某コンサルタントが、相談があるということでコンタクトをとってきてましたので、午後に某所へ出かけてゆきました。

 その先生のクライアントさんの一社が、社員研修をしたいが、どの様な提案をしたら良いのかという相談でした。

 そのクライアントさんの状況から、たたき台を持参されていたので拝見しましたが、率直な感想としては、実効に結びつくかどうかの懸念があったのです。

 その一番の理由が、社員研修企業がやるような研修で、クライアントとして何年かやってきた結果が、そこに注ぎ込まれていないように感じたのです。

 いろいろとアドバイスをし、それをもとに再検討して作り直すことになりました。

 経済環境の変化をいち早く感じ取って、社員研修に力を入れはじめる企業が出てきたことは嬉しいです。

 その切り口で、そのクライアントさんの社長さんに、お褒めの言葉をかけてはどうかと、お節介焼き精神から、余計なアドバイスを付加してしまいました。 

 その後、いつものコンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 コンサルタントの選び方・使い方という観点の一環として、下記のようなテーマでお話しました。

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 5 経営体別にみた経営コンサルタントの分類 1

 適切な経営コンサルタントを探し当てる方法の一環として、経営コンサルタントを目的に応じて選別する方法を知っておくと良いでしょう。

  前述のように経営コンサルタントの分類基準というのが明確になっているわけではありませんが、企業が経営コンサルタントに依頼をするときに知っておくとその判断の助けになります。

 どのような先生に頼んだらよいのかという観点から経営コンサルタントを分類しますと、経営体別に見て分類する場合と経営コンサルタントの業務推進法から分類する場合になります。

 


 ① 個人経営
 経営コンサルタントの多くは「個人経営」です。独立コンサルタントとも言いますが、町医者のように事務所を開いて、身近にいて経営相談に応じたり、顧問契約をして毎月企業を訪問したりする、小回りがきく相談相手です。

 一方で、一人で仕事をしているために専門外の問題には対応が不充分になることがあります。その場合には、その先生に適切なコンサルタントを紹介して欲しいとお願いするのもひとつの方法です。

 個人経営のコンサルタントは、何らかのコンサルタント団体に属している可能性がありますので、その人脈から、適切なコンサルタントを紹介していただける可能性があります。

②コンサルティング・ファーム
 コンサルティング・ファームとは、民間企業などがコンサルティングを目的として法人化した会社です。

 異なる分野の経営コンサルタントを組織化し、組織的なコンサルティング・サービスを提供しています。大手企業が利用することが多く、中堅・中小企業には適さないことがあります。外資系で、会計分野から拡大してきた企業が多く、コンピュータのシステムを利活用することを前面に出してくることがあります。
 日系企業の大手コンサルティング・ファームは、カリスマ的なコンサルタントが起業し、成長し、成功してきて、日本の代表的なコンサルティング・ファームにまでなり大活躍し、知名度も高くなっています。

 外資系コンサルティング・ファームがどちらかというとICTや財務会計とりわけシステム面を重視しているところが多いです。それに対して、日系のコンサルティング・ファームは、社員研修が中心であったり、総合的なコンサルティングをしたりしているところが多いようです。

 上述のような大手と中堅コンサルティング・ファームとの規模格差は結構あり、二極分化をしている傾向があります。

 中堅・中小のコンサルティング・ファームは特定の業界に特化して、その業界ではナンバーワンという企業もありますので、当該する業界に強い経営コンサルティング・ファームを選ぶのも一つの方法でしょう。

 ただし、担当するコンサルタントが正社員ではなく、独立コンサルタントと契約した「契約コンサルタント」が担当することが多々あります。この様な場合には担当コンサルタントがしばしば交代し、継続的なコンサルティングではないことがあることから、契約前に確認をするとよいでしょう。

 

<次号に続く>

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

■【今日のおすすめ】

 【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 36 自社の経営理念はこれで良いのかの検証 2

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募情報》TICAD Business Expo & Conference(Japan Fair)出展募集
 (独)日本貿易振興機構(ジェトロ)は、TICAD9(第9回アフリカ開発会議)の公式併催イベントで、日本企業等による製品、技術、サービスを展示紹介する「Japan Fair」エリアを設けますので、出展を募集しています。
[日 時] 8/20(水)~8/22(金)10:00~18:00
[場 所] パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)
[申 込] 1/14(火)~3/28(金)15:00まで
[参加費] 中小企業(標準ブース):150,000円(税込)
      一般料金(標準ブース):300,000円(税込)
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
  https://www.jetro.go.jp/events/ticad9-jf
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業7章 誘惑と模索 4 商社は変身しなければならない
【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 南樺太は日本の領土? 0207
 1854(安政元)年12月21日(新暦1855年2月7日)に、日露和親条約が締結され、北方領土が日本の領土として認められました。
 それを記念して2月7日は「北方領土の日」として制定されています。
 それにもかかわらず、ロシアは領土を主張しています。
 私が子供の頃、教室に貼ってあった地図には北方四島どころか、南樺太(サハリン)まで赤色で表示されていました。
 韓国の竹島、中国の尖閣諸島と、いずれも永年、日本の領土です。

 倭寇の時代に持ち去られた仏像だと、対馬から盗難に遭った仏像が、そのまま韓国が返還しないというニュースが流れたのは、まだ記憶に新しいことです。
 このような理不尽な、言いがかり的なことを認める、韓国政府の弱腰は、選挙を控えているからでしょうか。
 いずれ、キチンとした政府ができれば(できる国なのかどうかが試されています)、返還するでしょうが、一旦、返還を口にした政府が、一部の人間の声に負けてしまうようでは、国としての体をなしていませんね。

 尖閣に至っては、明治時代に日本人が居留している写真さえあります。
 永年、漁港として利用していたことに対して何も言わないできた中国です。
 天然資源がることがわかると、一方的な言いがかりを付けてくるやりかたは、ならず者国家と言われてもしかたがないのではないでしょうか。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/e0c58d246fdf1038a7482c7e50759c3b

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
 本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る


■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業7章 誘惑と模索 4 商社は変身しなければならない

2025-02-07 12:21:00 | 【小説風】竹根好助のコンサルタント起業

  【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業7章 誘惑と模索 4 商社は変身しなければならない 

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。慣れないニューヨークを中心としたアメリカでのビジネスですが、時として折れそうになってしまいます。そのようなときに、若い竹根の支えとなってくれたのが、本社で竹根をフォローしてくれるかほりでした。彼女の父親は地元の名士ということから、竹根などに娘をやるわけにはいかないと厳しかったのです。かほりと竹根の努力で、結局、父親は折れざるをえず、晴れて結婚が認められました。

◆7章 誘惑と模索
 1ドル360円時代の商社マンは、「企業戦士」と言われるほど海外赴任活動は、心身共に厳しいです。たった一人でニューヨークに乗り込んだ竹根好助(たけねよしすけ)も5年の任期を終え、東京に戻り、本社勤務に戻りました。
  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

◆7-4 商社は変身しなければならない

 その後、あちらこちらに散らばっている福田商事の子会社、関係会社を駆け足で廻った。その大半がアメリカ詣でで竹根の世話になり、一様に竹根の献身的なアテンドに感謝をしている。その彼らは、やはり北野原と同じように福田商事の悪口を竹根に浴びせかけた。
 竹根は、考えた、悩んだ。
 そして、彼らの言い分を箇条書きに整理してみた。お茶を運んできた妻のかほりにそれを見せた。「あなたが、ニューヨークにいた時に言っていたことと同じね」と一言が返ってきた。
 その言葉に、「このままでいいの?」という声が含まれているような気がした。
 それからの竹根は、福田商事の実状を知ってもらおうと、角菊の時間が取れる時に、いろいろな角度で話した。のれんに腕押しの状態が続いた。
 次に竹根がしたことは、箇条書きにしたメーカーの言い分は、福田商事のどの部門の担当かによって振り分け、その担当者に直接話をするようにした。しばらくは、竹根の様子を見ていた角菊であるが、ある時に堪忍袋の緒が切れたらしい。竹根を別の階にある会議室に呼んで、「いろいろな部署から、竹根が難問を振りかけている」と苦情が来ていることを、顔を真っ赤にして三十分にわたって、くどくどと繰り返した。
 その原因は福田商事の体質、商社としての見方しかしていないことに原因があるとの竹根の反撃に、角菊はますます逆上してきた。
 竹根は、この状況では言っても仕方がないとあきらめかけた。そこに福田社長が顔を出した。
「竹根君、社内あちこちに難癖をつけて歩いているそうだね」
「社長、耳が早いですね」
「一体、何を言い廻っているのかね」
 福田が、聴く耳を差し出してきた。
――福田商事は、自分が売りたい商品には力を入れるが、売れない商品は、商品のせいにしてなかなか売ろうとしない。商品知識が不十分でライバルの専門メーカーに売り負かされている。もっと、顧客のニーズを掴んだ売り込みをして欲しいのに、価格を下げろとか、こういう機能がないから売れないとか、自分たちの努力不足を棚に上げて、言いたいことを言っている。言い方にしても、自分たちを下に見た、見下した言い方や、命令口調であったり、攻撃的な言葉をぶつけてきたりする――
 竹根は、メーカーの言い分を、要領よくまとめて福田に話した。角菊は、憮然として黙りこくっている。
 黙って聞いていた福田は、「竹根君、君はどうしたらよいと考えているのかね」と質問で返した。
――さすが、社長はやり方がうまい。汚いと言いたいところだけど・・・――
 竹根は、痛いところを突かれた。これを頂門一針というのかと思った。
「私は、商社としての福田商事と、子会社や関連会社というメーカー双方が抽象的なことを言っているので、このままでは平行線だと思います。もっと、双方が、対等な立場で、コミュニケーションを取るというか、意見交換をするべきだと考えています」
「それがベストな方法かどうかはわからないが、君の言いたいことはわかった。君も言っているように、確かにメーカーと商社では立場が異なるので、相容れられないこともある。しかし、今のままではいけないこともわかった。君が満足できるようになるかどうかは別にして、私なりに努力をしてみようと思う」
 福田は、角菊の方に視線を向けて「今日のところは、こんなことで、私の顔に免じて、竹根君を解放してやってはどうかね」と諭すように言った。
「社長、ありがとうございます」
 角菊が、刀をさやに収めて、その日は終わった。
  <続く>

■ バックナンバー
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月6日 ◇経営コンサルタントへの道 ◇花巻温泉 賢治のイーハトーブ

2025-02-07 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月6日 ◇経営コンサルタントへの道 ◇花巻温泉 賢治のイーハトーブ 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月6日

 確定申告の開始が間近になり、少しづつ準備を始めることにしました。

 確定申告などしなくても済むようにはならないのかと毎年この時期になると思います。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 
 岩手・花巻  花巻温泉  

■ 花巻温泉
           https://www.hanamakionsen.co.jp/

 花巻温泉(はなまきおんせん)は、岩手県花巻市にあり、周辺の温泉と併せて花巻温泉郷と呼ばれます。

 花巻温泉は、花巻の市街から北西約8キロの段丘地に開け、西南を台川の清流が貫流しています。北上山系を望む風光雄大な景観の地です。

 桜並木や赤松林の落ち着いた雰囲気の中に、格調高い機能的な大規模ホテル4軒を含めて旅館等があります。

 宮沢賢治が設計した南斜花壇跡に立地する「花巻温泉バラ園」があります。
 


■ 宮沢賢治

 みやざわ けんじ、正字: 宮澤 賢治
 1896年(明治29年)8月27日-1933年(昭和8年)9月21日

 『雨ニモマケズ』で知られる詩人であり、『銀河鉄道の夜』や『風の又三郎』などの童話作家でもあります。

 仏教(法華経)信仰と農民生活に根ざした作品は、その中に登場する架空の理想郷に、郷里の岩手県をモチーフとしています。「イーハトーブ(Ihatov、イーハトヴあるいはイーハトーヴォ (Ihatovo) 等とも)」と名付けたことは広く知られています。

 彼の作品は生前ほとんど一般には知られない無名の作家といえます。没後、草野心平らの尽力により作品群が広く知らしめられ、国民的作家と世評が急速に高まり、広く愛好者が存在します。

 1896年(明治29年)、岩手県稗貫郡(現・花巻市豊沢町)にて、父政次郎、母イチの長男として生まれました。花巻川口尋常高等小学校、岩手県立盛岡中学校(現・盛岡第一高等学校)を経たのち、盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)に首席で進学、特待生に選ばれ、授業料免除など、優秀でありました。

 卒業後、研究生として、稗貫郡の土性調査を行うなど郷土へ貢献しました。

 1921年(大正10年)に上京し、働きながら多くの童話を執筆しました。しかし、妹が病気となり、故郷で教師として生計を立てました。詩人の草野心平の同人誌『銅鑼』に参加して、作品を発表したり、童話の執筆を続けたりしました。

 再び上京し、セロ、タイプライター、オルガンなどだけではなく、エスペラント語をも習いましたし、高村光太郎を訪問したりしたあと、帰郷しました。

 帰郷後、体調を崩したりし、1931年には、有名な『雨ニモマケズ』を手帳に書き記しました。翌々年、急性肺炎のため、享年37で死去しました。







 

【カシャリ! ひとり旅】 花巻・宮沢賢治の郷 写真集

 岩手・花巻1 宮沢賢治の郷 イーハトーブ館 
 岩手・花巻2 宮沢賢治童話村・記念館
 岩手・花巻3 花巻温泉 
 岩手・花巻4 花巻温泉 バラ園
 岩手・花巻5 花巻温泉 釜淵公園
 名所メニュー一覧

■【今日のおすすめ】

 ■【経営コンサルタントへの道】 5. 信頼できる経営コンサルタントとは 4 有能な経営コンサルタントは本を書いている?

 コンサルタント・士業として独立起業することは勇気が要ることです。
 どの様な資質を備えている人が、成功する確率が高いのでしょうか、経営コンサルタント歴半世紀の経験からお話しています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《連携》中小企業の事業承継・引継ぎ支援に向けた中小企業庁と日本弁護士
連合会の連携拡充
 中小企業庁と日本弁護士連合会は、中小・小規模事業者を当事者とするM&Aを中心に、中小企業の事業承継・引継ぎに対する支援について、連携を拡充し対応を進めています。
 https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2025/250109nichibenren.html
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  恒例の札幌雪祭り開催 206

 毎年、この時期になりますとテレビや新聞、各種報道で札幌雪祭りが紹介されます。
 札幌へは、仕事でずいぶんと通いましたが、雪祭りに行ったことは一度もないのです。
 昨年、孫達が雪を見たいというので家族で行ってきたようです。
 大きな雪像には圧倒されたようです。
 大通り会場だけでも約150基も並んでいるのですから、壮観でしょう。
 

 2025年の各会場の札幌雪まつり開催スケジュールは以下の通りです。

◇大通会場
開催期間:2025年2月4日(火)〜2月11日(火・祝)
開催場所:大通公園(大通西1丁目~西11丁目)
※スマイルリンクさっぽろは2月1日(土)~2月11日(火・祝)
◇すすきの会場
開催期間:2025年2月4日(火)〜2月11日(火・祝)
開催場所:札幌駅前通(南4条~南7条西3・4丁目)
◇つどーむ会場
開催期間:2025年2月4日(火)〜2月11日(火・祝)
開催場所:札幌市スポーツ交流施設 コミュニティドーム(愛称:つどーむ)
札幌市東区栄町885番地1

◆ 健康・環境思考で鶏肉人気が上昇

 毎年発表される総務省の家計調査によりますと「鶏肉人気上昇、牛肉離れが加速」という傾向になっているそうです。
 もちろん、牛肉の売り上げの方が鶏肉よりも多い状態は続いています。
 牛によるメタンガス発生が大気汚染に繋がるということで、ヨーロッパを中心に牛肉離れがしばらく前から報じられています。
 その影響もあるでしょうし、健康志向で鶏肉が見直されていることも、その傾向の要因になっているのでしょう。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月5日 ◇当日記のコンセプト ◇「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか? 

2025-02-06 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月5日 ◇当日記のコンセプト ◇「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか? 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月5日

 先般、日産-ホンダの経営統合を歓迎する旨をお届けしました。しかし、ホンダが日産を子会社化するという方針を打ち出し、破談になりそうだといいます。
 日産の経営が苦しいのは事実なのでしょうが、だからといって、現在二位の売り上げであるホンダが、ほぼ同等の売り上げを上げている日産を子会社にするというのは、ホンダの思い上がりのように見受けられます。
 ホンダに失望しました。宗一郎さんなら、そのようなことを言い出さないと思います。

 実に残念。

 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに,ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれています。

 

■ 05 「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか?

 日本の歌に「ぼろは着てても心は錦・・・」というくだりがあります。「清貧」ということを謳っているのですが、それをはき違えている人も多いようです。

 いかに着ている物は貧しくとも、清らかな心を持ち、一所懸命に生きている姿を謳っているのです。

 高価なものでなくても、清潔に洗われているものを著ていて、凜として、自信を持って自分の道を歩む姿は美しくさえあると思います。


 ところが、もし、経営コンサルタントが、刑事コロンボのように、よれよれのコートを着ていたとしたら、そのようなコンサルタントを積極的に迎え入れようという経営者は少ないのではないでしょうか。

「自分の生活が充分にできないような収入の少ないコンサルタントが、企業のコンサルティングをすることができるのだろうか?」と訝る人が大半でしょう。


「第一印象」というのは、重要です。

 第一印象を良くも悪くもすることのひとつが、姿勢です。背筋がピンと伸びて、サササッと歩く姿は、見ていて気持ちが良いです。背中を丸めて、猫背の人と比べると前者の方を好む人が圧倒的に多いのではないでしょうか。

 歩く姿と共に、座っている姿勢も他人からしばしば見られる状況です。

 イスに浅く腰をかけ、脚を組んでいる姿は、「無防備」に見えるだけではなく、だらしなく見えます。時には、「不遜」にさえ見えることがあります。

 机やPCに向かって仕事をするときには、背もたれに背を預けることなく、背筋を伸ばして仕事をするようにしています。

 椅子に座ってから仕事に入るときに、腕の両肘を身体に当てて前方に延ばし、掌を上に向けて、肘と同じ高さにします。この姿勢は、医者が登場するTVドラマなどで、手術に入る直前に医師がこの姿勢を取るシーンをよく見かけると思います。

 これは、「これから仕事に取りかかるぞ」という気持ちを高めることに繋がる、ある種の精神統一効果があることが解っています。この動作をすることにより、自ずと背筋が伸び、姿勢が正されます。

 椅子から立つときも、歩幅を心持ち拡げて、腹筋を使いながら、背筋を伸ばして、すっくと立つと、他から見て、とても健康的に見えます。これができるためには腹筋と背筋が弱いとできませんので、そのための筋トレも必要です。

 歩き出す前に、両足を揃えてから歩き出すと魅力的な姿勢で歩くことができます。膝頭と足を踏み出す方向を一致させると歩容が綺麗です。あまり小股になりすぎず、背筋を伸ばして歩くと、他の人から見て、気持ちよいほど凜として見えます。

 なにも意識しないでいますと、無防備に見えたり、だらしなく見えたりしますので、人の視線を意識することが、姿勢を良くし、健康につながり、評価も高くなります。この善循環を続けたいものです。

■【今日のおすすめ】

 【今日のおすすめ】 老いぼれコンサルタントの日記 このようなコンセプトで毎日お届けしています

 「老いぼれコンサルタントの日記」を2023年8月よりお届けしています。

 お陰様で好評です。

 どの様なコンセプトでお届けしているのか、改めましてご紹介していますので、念のため、ご確認の上、毎日のご愛読に結び付けて下さると幸いです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
    この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《調査》価格交渉促進月間の実施とフォローアップ調査結果
 エネルギー価格や原材料費、労務費などが上昇する中、中小企業が適切に価格転嫁をしやすい環境を作るため、毎年9月と3月を「価格交渉促進月間」と設定されました。業界団体を通じた価格転嫁の要請等が実施されます。(令和7年1月21日更新)
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/follow-up/index.html
  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 長崎二十六聖人殉教の日と邪宗門 205
 学生時代に、東京から車で西日本を一周したことがあります。
 その時に、長崎で二十六聖人殉教の碑を訪れました。
 何の知識もなく行ったのですが、秀吉はひどいことをする男だったのだ、という単純な思いをしました。
 白秋の邪宗門というのは、受験のための知識としては持っていましたが、書を紐解いたこともありませんでした。
 歴史的に見ますと、秀吉も、信長の比叡山焼き討ちほどはひどくなかったことがわかりました。
 ポルトガル商人が、日本人を侮辱的ビジネスに使ったことが秀吉の逆鱗に触れたようです。
 詳しくは、ブログでどうぞ
  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a92da0367acb2a8aefd9dd8b7c4f2c46

 

邪宗門(じゃしゅうもん)

 「邪な宗門」、つまり「邪悪な宗教」といった意味です。

 北原白秋や芥川龍之介が「邪宗門」と題した作品を発表しています。

 「邪宗門」は、権力者が、自分達にとって敵対していると感じられたり、都合が悪いとみなされたりした宗教に対して「邪」と言っているだけと言えます。

 豊臣秀吉や徳川家康によってキリスト教がやり玉に挙がったのがひとつの例です。豊臣・徳川らの命令への非服従を貫いた日蓮宗不受不施派が「邪宗門」とされたのが顕著な例です。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうのおすすめ】 連載小説のご紹介 独立起業をお考えの人に贈る    「竹根好助の経営コンサルタント起業」体験記

2025-02-05 12:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

■【きょうのおすすめ】 連載小説のご紹介 独立起業をお考えの人に贈る    「竹根好助の経営コンサルタント起業」体験記

 

 

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

いろいろなカテゴリーに及んでいますので、その中でも、とりわけお薦めのブログをご紹介します。

◇今日のおすすめ
  【連載小説 ご紹介】独立起業をお考えの人に贈る
   「竹根好助の経営コンサルタント起業」体験記

 これからコンサルタント・士業としてやってゆこう、すでに起業しているけれど、今ひとつうまく行っていない、と言うような人向けにお届けしています。
 竹根好助というベテランコンサルタントの回顧録のような内容を私の知人が小説風に書き下ろしてくれています。竹根の歩んできた道が、何らかの示唆となることを願ってお届けしています。

 コンサルタント・士業として成功することは、結構難しいことです。
 私が経営コンサルタントとして独立起業した前後というのは、先輩コンサルタントの話に耳を傾け、参考にしました。そのことを思いだしますと、先輩の体験談は大いに参考になったように思えます。

 私の後継者である竹根好助の独立起業体験を私の友人が小説風に書いてくれています。小説として楽しむこともできますが、独立起業やコンサルティングビジネスの一助にして下されば幸いです。

【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950




■【あたりまえ経営のきょうか書】

  https://blog.goo.ne.jp/konsarutanto

 

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき  

konsarutanto

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月4日 ◇会議での発言 ◇江戸の「四文屋」 ◇経営に王道なし

2025-02-05 07:26:34 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月4日 ◇会議での発言 ◇江戸の「四文屋」 ◇経営に王道なし 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月4日

 「トランプ関税」という言葉が飛び交っています。
 カナダやメキシコに日本の自動車関連企業が多く進出していますので、発動されれば影響は大きいという見方が多いです。
 一方で、メキシコやカナダとの協議で発動を1カ月延期することで合意したと発表されました。ウクライナ問題でも、発言が後退しているトランプ発言をみても、すべてにおいて自分が思うように行くわけではないということを認識し始めたのでしょうか。
 関税をあげれば、アメリカ国内の物価高に繋がることは、素人でも解ります。日本企業の自動車部品は機能部品で、すぐに他社への切り替えや開発は容易ではありません。その部品への依存度の高いアメリカ自動車メーカーも高い部品を買うことになります。
 トランプ大統領には、グローバル・サプライ・チェーンが定着していることが理解できているのでしょうか。トランプ関税は、天に向かってつばをするようなものです。

 かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々気分転換に、江戸に関する書籍を手に取ります。
 とりわけ故杉浦日向子女史の本は、江戸風物詩を手に取るように語ってくれます。

◆ 四文屋 7

 オリジンという総菜チェーン店をご存知の方も多いと思います。

 100グラム○円で、いろいろなおかずを買うことができます。

 江戸時代の「四文屋(しもんや)」は、さしずめ今日のオリジンのようなお店です。

 煮売り屋とも呼ばれていたようで、何でも四文で買えます。

 芋の煮っころがしから大根の煮つけ、麩を煮たものまで何でもあったようです。

 江戸っ子のたんぱく源は豆腐でした。

 豆腐は切り売りされているので、江戸っ子は、豆腐が崩れないような容器を持って買いにいくのです。

 私が子供の頃も豆腐屋さんに鍋を持って買いに行った記憶があります。

 「一里腐屋」という「振り売り」が街の中を売り歩きます。

 売り声を出して売り歩くのですが、豆腐屋さん独特の笛は時代がもっと下ってからのようです。

 豆腐屋さんの声が聞こえると「一丁おくれ」というふうに買っていました。

 合理性は、今日の商売人も顔負けで、月契約制度もありました。

「わが家には毎日○刻頃、一丁を届けてくれ」というような約束して、定時に届けてもらう方法です。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

■【今日のおすすめ】

 【お節介焼き情報】 会議で反対する場合の代案の考え方

 企業等における会議の進め方というのは、意外と難しいものです。

 一方、会議の席で発言する場合には、「出席者は感情を持つ人間である」ということを忘れてはなりません。

 私の失敗を含む体験からひと言。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 2月5日 長崎二十六聖人殉教の日 プロ野球の日 ふたごの日

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
  重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇《制度法令》NPEの第二種特定化学物質への指定について
 ~化審法におけるNPEの取扱方法が変わります!~
 界面活性剤等として幅広く使用されるNPE(ポリ(オキシエチレン)=ノニルフェニルエーテル)が化審法における第二種特定化学物質に指定されます。NPEを取り扱う事業者の皆様に新たな義務が生じますので、経済産業省より周知いたします。
 [日 時] 4/1(火)より施行
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/information/NPE_risk_assessment.html
https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/files/information/ra/pamph_npe.pdf

  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  経営に王道なし、されど成功の道はある 204

 私は、「経営に王道なし」「経営に秘策はない」と考えています。

 愛知県の某コンサルタントも同じようなことをおっしゃっています。

「それでは、経営コンサルタントなど不要ではないか」と言われてしまいそうですね。


 経営環境は日々変化しています。

 その中で、マイナーチェンジをしながら企業経営を行って行きます。

 しかし、全体ベクトルはかわりません。

 それがぶれてはダメなのです。

 そのためには、何を、どのようにしたら良いのか、経営コンサルタントはアドバイスをします。


 ところが、時には時代が大きく変化し、それに対応できない企業が出ることもあります。
 その時には、舵を大きく切る必要があります。

 これが全体ベクトルの切り替えです。

 生兵法は怪我のもと、ここで必要なのは、“真”のプロ経営コンサルタントです。

 では、そのようなプロフェッショナルは、どこに行けば見つかるのでしょうか・・・

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/e949f82f36d6a980e36728f806a4f760
  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/429df70ca17002fb14275749f31aefd4

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月3日 ◇経営四字熟語「起承転結」 ◇ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 11 股関節回しで脚力安定 ◇修二会

2025-02-04 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月3日 ◇経営四字熟語「起承転結」 ◇ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 11 股関節回しで脚力安定 ◇修二会 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月3日

 みかんが品薄、価格が高騰しているようです。
 和歌山県JAによりますと、去年の夏は猛暑でしたので、その影響のほか、カメムシなど害虫や鳥などの被害で例年より出荷量が13%ほど減少していることが原因のようです。夏の高温で日焼けをしてしまうと売り物にならなくなってしまうのですね。
 異常気象で、日本の亜熱帯かが北上していると考えますが、その対策が進んでいないのが現状なのでしょう。北海道には、まだまだ多くの原野が広がっていると思います。その活用を本格的に考える時期に来ているのではないのでしょうか。

 早朝ウォーキングの効果を持続または改善するために、今朝のウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

 

◆3章 ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う

 

 ウォーキングの効果は知られていますが、その効果をさらに高めたり、付帯的な効果を上げたりするという「ながらウォーキング」をしています。これは、ボケ防止になると痴呆を研究している人達が研究発表をしていますので、それを励行するようにしています。

「ながらウォーキング」も、ウォーキング・ミックス(いろいろな歩行法の組み合わせ)と同様に、いくつかの方法があります。それらを適宜組み合わせてウォーキングすると効果的ですので、その方法を紹介いたします。
【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。

11 股関節回しで脚力安定
 1970年代、まだ若かりし頃、ニューヨークに丸5年、勤務していました。その時に、「アメリカには、なぜ、足の悪い人が多いのだろう」というのが、渡米第一印象の一つです。
 その理由は、「車社会」にあるのだろうというのは、直ぐに思い当たりました。
「高齢化は、足から始まる」といわれますが、駅やビル内など、至る所にエスカレーターやエレベーターが設置された便利な社会。昨今の日本も、膝痛や腰痛など下半身の関節にトラブルを持つ人が多くなりました。

 股関節は、先天性で骨盤が変形していたり、大腿骨の付け根に異常があったりする変形性股関節症に悩まれている人は、人工股関節などに頼るなどの方法を採る人が多いでしょう。私の身近にも、手術をした人がいます。
 しかし、もともと、その様な障害がない人でも、股関節症や膝痛に悩む人が、上述のように多くなっていると思います。整形の知識や技術を持ち合わせていないド素人の私ですが、日常生活で、ある程度の予防ができるのではないかと、希望的観測ではありますが、そう”願って”、早朝ウォーキングやその時の体操を心がけています。
 ウォーキングやスクワットは、股関節にも効果があることは知られています。さらにそれだけに頼らず、早朝ウォーキングの途中で行う体操の時間に、「股関節回し」を行っています。
 早朝ウォーキングの途中で立ち寄る児童公園には、時計があり、子供達に時間を知らせるようになっているところが多いです。時計は、ポールの先端に付いています。
 そのポールを利用して、股関節回し運動を行います。ポールがない公園では、樹木の幹を利用します。
 両足のスタンスは、揃えるかやや拡げる程度、両掌でポールを左右から包み込むようにして軽く支えます。
 膝と股関節の高さが同じくらいになるように膝を上げ、一旦静止をします。足の下半部は、下に垂らした状態です。静止時間は0.5秒とか1秒と、短時間でよろしいでしょう。
 膝が円を描くように後方に回します。勢いを付ける必要はなく、むしろゆっくりと行う方が、太ももの筋肉(大腿四頭筋)の鍛えにも繋がります。できる限り大きく円を描き、元の位置に戻ったら反転します。前後6回ほど回したら、足を変えて他方の足でも同じことを行います。
 慣れてきたら、上記のセットを、2回、3回と行います。ある年配の女優さんは、これを毎日、全部で50回(セットではない)もやっていると言っていました。その女優さんは、年齢の割に若く見え、姿勢もスキッとしています。
 股関節など、関節に痛みがあると途端に老けてしまいますので、心して関節の衰えを抑えるようにしています。

■【今日のおすすめ】

 【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー02 起承転結 相手に応じた話方をする ~ 四部構成で相手の理解を得やすくする ~

 文章を書いたり、スピーチをしたりするときに、ストーリーづくりは重要です。

 その基本のひとつに「起承転結」があります。

 「美しい日本語」としての四字熟語については別項で記述しています。ここでは、経営四字熟語としての「起承転結」について、ご紹介しています。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄では、発信日の【今日は何の日】をご紹介します。

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。
◇《公募》事業再構築補助金の第13回公募を開始
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250110kobo.html
 新市場進出、事業・業種転換、事業再編、国内回帰、地域サプライチェーン維持・強靱化又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する、中小企業等の挑戦を支援するための公募です。

  出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  修二会といいましても奈良東大寺ではありません 203

 2月3日から7日までの期間、日本の仏教寺院で行われる法会のひとつが「修二会(しゅにえ)」です。

 その言葉の起源は定かではありません。修二月会とか修正会(しゅしょうえ)とも呼ばれています。

 有名なのは、奈良東大寺の二月堂で開かれる修二会ですが、ここだけは他と異なり3月1日から開催されます。

 年の初め(旧暦)に、神や祖霊の力でその年の豊作を祈る「祈年祭(としごいまつり)」という神事がおこなわれます。

 修二会は祈年祭に対応した仏教の行事として形成され定着した行事と見られています。

 海外の文献や慣習に修二会のようなことが見当たらないそうで、日本独自の風習です。

  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/nara/nara-toudaiji4.htm

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 下記の明細リストからではなく、総合URLよりご覧になることもできます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

  >> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする