コンサルタントバンク コンサルタント(プロ・希望者)+ 士業の異業種交流会

コンサルタントバンクは、コンサルタントや士業の先生方の異業種交流会で、無料で登録できる組織です。関連情報をお届けします。

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月14日 ◇菜根譚 平時の備え ◇元気な会社 オートミール人気支える開拓者精神 2817-4314

2025-03-15 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月14日 ◇菜根譚 平時の備え ◇元気な会社 オートミール人気支える開拓者精神 2817-4314  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 3月14日

 暖かい朝が多くなってきました。

 陽が昇る時間も早くなってきているのを実感します。

 早朝ウォーキング塗中の小学校のハクモクレンが咲き始めました。

 朝日に朱く萌えているので、思わず【カシャリ!ひとり旅】

 

 

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 

 竹根の部下が紹介してくれた企業は遠方のため、ネットを使ってインタビューと社内見学をさせていただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 オートミール人気支える開拓者精神 2817-4314

 コロナ禍を契機に、オートミール人気が上がりました。タンパク質や食物繊維、ミネラルが豊富に含まれ、しかも、糖質はご飯やパンに比べて少なめ。ダイエット効果も高い。外出控えで、運動不足による体重の増加やストレスによる美容への影響を気にする人たちが増え、この需要を牽引している。

 オートミールは燕麦(オーツ麦)を蒸して、ひき割りして、ローラーで平たく伸ばすなど加工した食材。水や牛乳を入れてレンジでチン。もっちりとしたおかゆができあがる。ごはんを炊くよりもスピーディーで、食べ応えもある。お好みでドライフルーツやナッツを入れたり、味付けを和風や中華風にしたりとアレンジも豊富だ。

 最近になって注目された感もあるが、日本でのオートミールの歴史は意外なほど長い。札幌市に本社があるN社が1929年(昭和4年)に日本で製造したのが始まりだ。オートミールのほか、コーンフレークやスイートコーン缶詰の製造も日本で初めて手掛けたパイオニア企業だ。「創業者である祖父が北海道の農業の発展を目指して欧米を視察し、オートミールやコーンフレークの製造技術を学び、日本に持ち込んだ」とT社長。オートミールの原材料である燕麦も当時、北海道内で盛んに栽培されていたそうだ。

 欧米では朝食の定番であるオートミールだが、日本ではなかなか定着しなかった。それでも地道に販売を継続したことが今の需要につながっている。「100年売れないものを売り続けてきたのは、いつか日本の皆さんのプラスになると考えていたから。われわれのような中小企業だからこそできた」とT社長は胸を張った。

 売り上げは好調に推移するものの、T社長は「浮かれてはいられない」と気を引き締めている。大手企業が相次いで市場に参入し、以前にも増して競争が激しくなってしまったからだ。緊迫化する国際情勢で原材料価格が高騰し、調達コストはアップしている。「本来であれば、値上げも検討しないといけないのだが、逆に値下げを考えなくてはならない状況だ」と頭を痛めていた。

 オートミール人気はブームというような一過性のものではなく、定着しつつあるようにも感じる。T社長によると、日本でのオートミールの喫食率は15%ほどだそうで、市場拡大の余地はまだまた大きい。その中で今後、重点投入する新製品シリアルに期待している。

 オートミールの原料である燕麦にドライフルーツやナッツ類を加えた食材。グラノーラのように糖分が加わっておらず、日本人の味覚にピッタリだという。「常に大手企業が当社の真似をするような立ち位置で、老舗企業ではなくベンチャー企業として市場をリードしていきたい」と語るT社長。祖父の開拓者精神をしっかりと引き継いでいる。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 ■【日本庭園を知って楽しむ】5-06自然風景式庭園 船着(き) (ふなつき)

 日本庭園には、池泉があるところが多いです。

 池に船を浮かべて優雅な一時を楽しむことがなされていた時代があります。

 その船に乗るところ、船を係留しておくところなども設置されています。

 修学院離宮で、それらを見てみましょう。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇再掲《公募》令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」公募
 令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」は、中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う、研究開発及びその事業化に向けた取組を最大3年間支援するものです。
 https://www.chusho.meti.go.jp/support/innovation/2025/250217kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  ■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業8章 3 早朝時間帯の残業

【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 平時の備えあれば、憂いなし 314


   間中に放過せざれば、忙処に受用あり。
   静中に落空せざれば、動処受用あり。
    暗中に欺隠せざれば、明処に受用あり。


 『菜根譚』前集85条にある名言です。

 「閑中不放過」 閑中(かんちゅう)に放過(ほうか)せざれば

   ひまな時にも、

   ぼんやりと無為に過ごさないようにすることによって

 「忙処有受用」 忙処(ぼうしょ)に受用(じゅよう)有り

   多忙な時に、その経験が役に立つことがある

 「静中不落空」 静中(せいちゅう)に落空(らっくう)せざれば

  静かなところにあっても、

  気を抜かず、心をゆるめることがなければ

 「動処有受用」 動処(どうしょ)に受用有り

   いざ動こうとするときになって、その経験が役に立つことがある

 「暗中不欺隠」 暗中(あんちゅう)に欺隠(ぎいん)せざれば

   人が見ていないようなところにあっても、

   他の人を欺いて自分の悪事を隠すようなことを

   しないように努力をすれば、

 「明処有受用」 明処(めいしょ)に受用有り

   たくさんの人がいるような公の場で

   その経験が役に立つことがある

 

 このことは、「ひまな時でも、ただぼんやりと無期(むご)に時を浪費しないようにすることは、いざ多忙な時になっても、その経験・努力が役に立つのである」、という意味と解釈できます。

 裏表ない生活を日常行うことの大切さが、人間性を高めることに繋がるともいえます。

 人の品性というのは、包容力の大きさとなって表れてくるのでしょう。
 

 わかっているつもりですが、実行できないでいる自分を恥ずかしいと思いつつも、いまだ実現できていません。

 

【菜根譚】

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/41a595597fde1786734c5e87ee5efb8a

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  

 
© copyrighit  N. Imai  All rights reserved
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月13日 ◇書話力「美しい日本語」 ◇紙が薄くなったことによる功罪 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」 自社に即した経営コンサルタントに出遭うには

2025-03-14 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月13日 ◇書話力「美しい日本語」 ◇紙が薄くなったことによる功罪 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-20 自社に即した経営コンサルタントに出遭うには 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

3月13日

 『「老いぼれコンサルタントの日記」拝見していますが、参考となる情報がコンパクトに詰まっていて、これからも何が出てくるか楽しみです。』というようなコメントを時々いただけるようになりました。

 毎日、情報収集・整理・活用をしている努力が無駄ではないことを嬉しく思っています。

 「老いぼれコンサルタントの日記」を書き続けてきて良かったと励みになっています。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編】 2 信頼できる経営コンサルタントの見分け方

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思うコンテンツでした。

 ここ第2章は「信頼できる経営コンサルタントの見分け方」というテーマでお話します。

 残念ながら、世の中には、悪徳コンサルタントといわれる人もいます。

 また、この人を信頼してよいのだろうかどうかの判定も難しいことです。

 そのような経営者・管理職の皆様に、少しでも参考となればと考えてお届けします。

 コンサルタント・士業の先生方は、それを裏返して、自分は経営関連の専門家として如何にあるべきかを考えていただきたいと思います。

 すなわち、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部2章 20 自社に即した経営コンサルタントに出遭うには

 

 経営コンサルタントを利用する目的も決まり、活用法を理解できても、自社に最適な系コンサルタントに出すのは、そう簡単に実現できるわけではありません。
 既述の通り、経営コンサルタントと言いましても、残念ながらピンからキリまで、いろいろな先生がいらっしゃいます。中には、コンサルタントといいながら、その実績もない先生もいますし、中には信頼できない「自称コンサルタント」という偽コンサルタントもいます。
 日本には、何万人にもコンサルタントがいる中で、どのように自社に最適な経営コンサルタントを探したらよいでしょうか、そのポイントを整理しました。

 一般の企業で「経営コンサルタントが自分の会社に入ってきた」というときに、役員や上級管理職、時には労働組合なども、ある種の不安感を抱くようです。
 「これから何が起こるのだろうか」「自分は外部の人にどのように評価をされるのだろうか。追い出されたり、降格になったりすることはないのだろうか」「仕事がやりづらくはならないだろうか」など否定的な感じを持ち、経営コンサルタントに対して警戒感を持つことがしばしばあります。
 筆者は、新しい顧問先で初めて挨拶をするときに「経営コンサルタントは、社長のためだけにあるのではなく、皆様の会社を皆様と一緒によくしていくためにいるのです。皆さんの会社や業界のことは、私より皆さんの方がよく知っています。一方で、私はいろいろな企業の、いろいろな問題にぶつかってきましたので、それを皆さんの会社で活用していただきながら、皆さんと一緒にやって行きます」と言うようにしています。
 経営コンサルタントは、経営者におもね、経営者の提灯持ちに成り下がってはいけないのです。企業全体が良くなるためには、時として経営者の考え方を否定することもあります。
 自分の考え方を押しつけるだけでは、経営者からだけではなく多くの管理職や社員からも反感を買いかねません。
 信頼できる経営コンサルタントは、まず、経営者がなぜ仕事を依頼してきたのか、目的と意図を充分に理解し、それをベースにしますがそれをそのまま鵜呑みにはしません。経営判断の基本となる経営理念や社是・社訓などとその背景を充分理解しようとします。
 どんなに業績の良い企業でも、必ず問題点や課題を抱えています。顕在的な問題・課題だけではなく潜在的なものも明確にし、企業として不足している部分をどのように補っていくかの方針を明確に立てます。
 短所だけで長所が全然ない企業もないでしょう。長所・強みをどちらの方向に、どのように伸ばして行ったら良いのかも明確にし、それを実現していく手伝いをしてくれるのです。
 

<次号に続く>

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

■【今日のおすすめ】

 多くのビジネスパーソンが、書く力・話す力の不足を実感しているようです。
 書く能力と話す能力とは異なります。
 しかし、両者に共通している何かがあるように思えるのです。
 両者に共通している能力、異なる能力、思い立つままに書き綴っています。
 これが「美しい日本語」に通じると考えます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇再掲《公募》ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(19次締切)は、令和7年4月25日(金)まで公募されています。
 お申し込み・詳細等は下記URLからどうぞ。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250217kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 紙が薄くなったことによる功罪 313

 最近ティッシュの箱が小さくなったことに気づいていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。そのために輸送コストを削減することができているそうです。

 なぜ、コンパクトにすることができたのかはあまり話題になりませんが、紙を薄くしても強度にあまり影響しないことが理由のひとつです。薄くても強度を保てる技術の向上に追うところが大きいのでしょう。

 ところが、2枚一組が薄くなったこともあり、たとえば水をこぼしてしまったようなときに、緊急で拭おうとしますと、以前よりたくさんのティッシュを必要とするようになりました。鼻をかむなど、用途によっては複数組を要すようになってしまったのです。

 また、あまり気づいていないのがティッシュのサイズです。これが小さくなったのです。

 ティッシュのサイズは、かつてはJIS規格で決められていましたが、許容範囲が広く、メーカーにより差異がありました。また、サイズが大まかに2種、ボックス型とポケットティッシュとがありました。

 昨今では、旧JIS規格の下限サイズを基準にメーカー同士で歩調を合わせているようで、かつてのサイズより一回り小さくなっています。


 トイレットペーパーも、多くの市販品の厚さが薄くなっています。こちらは紙すきの技術に負うところが大きそうです。

 髪を薄くするだけではなく、伸張度が強化されているので引っ張る力に強くなりました。その特性を利用して、固く巻くことにより、1ロールにたくさんの紙を巻いても、最終商品としての直径は変わらないことから、最近は長尺巻のトイレットペーパーも出てきました。従来の1.5倍の長さを巻くことができるようになりました。

 中には4倍巻というトイレットペーパーもあります。交換の回数が少なくなりますので、とりわけ業務用としては、利用するメリットが大きいと言えます。

 トイレットペーパーと技術的にはロール状するという共通点のある製紙法の新聞用紙も紙を薄くすることができるようになりました。輸送コスト軽減だけではなく、軽量化、コンパクト化されますので、新聞配達をする人の負荷も減るというメリットがあります。

 一方で、高齢化しますと手指に脂が少なくなるために、新聞紙を確実にめくることが困難になってきました。指を舌で舐めてページをめくる人が増えてきているのではないでしょうか。<笑い>

 同じようなことが牛乳のカートン容器でもいえます。高齢者は握力、とりわけ指先の力が弱くなっていますので、落とさないように必要以上に力を入れて、牛乳容器をギュッと持ってしまいます。そのために容器が潰れ、中味が飛び出してしまうことがあります。

 経済化や効率化も良いのですが、高齢者のことも考慮に入れて欲しいと願っています。

【経営コンサルタントのひとり言】

 先日、日本経営士協会事務所を訪れたときのことです。

 協会の役員のひとりが、来客とM&A関連の話で応対していました。

 中小企業のM&Aの多くは、後継者問題であるので、問題は深刻ですね。

 われわれコンサルタント・士業は、経営に直結するコンサルティング支援だけではなく、後継者育成を並行してやらなければならないということを再認識しました。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 
© copyrighit  N. Imai  All rights reserved
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【心 de 経営】『書話力』を高める ストーリー作り 7201 準備なくして〃話〃は成り立たない

2025-03-13 11:16:47 | 【専門業】 プロの表現力

  ■【心 de 経営】『書話力』を高める ストーリー作り  7201 準備なくして〃話〃は成り立たない 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
■3-720 ストーリー作り
 〃話のネタ〃が決まったら、どの様な主旨で、何を目的とした文書作成なのかを明確にし、それを、どの様な流れで記述していくのかを決めます。
 この〃話の流れ〃を〃ストーリー作り〃といいます。

  ■7201 準備なくして〃話〃は成り立たない
 製造現場では、「段取り」ということの重要性が繰り返し叫ばれます。
 段取りとは、物事を行う際の順序や手順をあらかじめ再確認し、その手順に従って作業がスムーズに運ぶように準備することを指します。これは、製造現場だけではなく、日常生活におきましても、何かをスムーズにスムーズに進めるためには、事前の段取りが肝要です。
 段取りの良し悪しは、生産性に大きな影響を及ぼします。これから進める作業は、品質や納期、日常生活であれば仕上がり具合やスケジュールなどに影響します。企業の場合であれば、信頼度の向上や競争力強化にもつながります。
 製造業では、「段取り八分、仕事二分」といわれますが、物事がスムーズに運び、良い結果に結びつくかどうかは、段取りで80%が決まるとさえいわれているのです。

 有名な話ですので、ご存知の方も多いと思いますが、能弁家でも知られるイギリスの故チャーチル首相は、自分の演説の準備を大切にした人として知られています。彼は、演説が予定されますと、数力月も前から準備を始めたといわれています。
 しかも、演説の前には、家族を前にして、リハーサルを行ったそうです。その上、家族からの辛口のコメントを求めたといいます。あのような偉人であり、能弁家であっても、このような人間くさいことをしたのかと思いますと、何か感じるところがあります。
 それを考えますと、私のような凡人には、能弁なチャーチル首相以上に事前準備が必要なことであるわけです。別項にも記述していますが、たとえばパワーポイントを使う場合には、できる限りアニメーション機能を使います。それが、私のような話し下手の者に取っては大きな手助けになるからです。それを確認しながら、リハーサルを繰り返します。本番を「1」としたら準備が3くらいになるでしょうか。

 どんなに小さな家でありましても、メーカーが作る簡単な機器でありましても、設計図を書くことが一般的でしょう。書いたり、話したりするのも、これと通じるものがあり、そのためには、まえもって、話の〃設計図〃を用意すべきでしょう。
 私も何十冊もの本を書いてきていますので、その経験では、設計図ができていますと、原稿がスムーズに書けます。また、書いているうちに〃設計図〃の問題点が見つかったり、変更したりすることもありますが、その時に、全体を俯瞰的に見ることがあります。その時に、どこで、どの様な影響が出て来るのか、全体が見えますので、その予測も付きます。それにより全体の品質向上にも繋げられるのです。
 たとえば、何に重点をおくのか、全体の中で、その重点に関する事項は、どのくらいの比率で盛り込んだら全体のバランスが崩れないかなどがわかります。
 書いている途中で、順序を変更することにより、訴求効果を高めることができることを、〃設計図〃を俯瞰的に見ることによって発見することもあります。本を一冊書き上げるには、数か月かかるのが一般的で、その間には、思考が途切れて、全体の流れが掴みきれなくなることがあります。その時には、同じ内容を重複して、別項で書いてしまったりすることもあります。〃設計図〃を見ることにより、重複であることに気がつきます。
 時には、論点がずれたり、矛盾したりすることも起こりかねません。話の流れが、当初の計画とは異なる方向に流されていることもあります。これらの問題に気づきをあたえてくれるのが〃設計図〃なのです。書話では、設計図を書くことを「ストーリー作り」と私はいっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月12日 ◇奈良二月堂お水取り ◇長崎・壱岐で小さなバス旅 

2025-03-13 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月12日 ◇奈良二月堂お水取り ◇長崎・壱岐で小さなバス旅   

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

3月12日

 所用があって基礎の方に行く機会がありました。

 ついでに、何十年かぶりの妻籠宿・馬籠宿に寄ってきました。

 以前と大きくは変わっていないのでしょうが、初めてのような気がしました。

 カシャリと撮った写真は、いつになったらアップロードできるやら・・・<笑い>

 

 移動途中の時間があるときに、福岡に行ったときの写真を見たりしました。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 
 長崎県・壱岐 小さなバス旅で船に乗る    

 

 壱岐島(いきのしま)は、九州北方の玄界灘にある南北17km・東西14kmの島である。九州と対馬の中間に位置する。

 周囲には21の属島(有人島4・無人島17)が存在し、まとめて壱岐諸島と呼ぶ。ただし、俗にこの属島をも含めて壱岐島と呼び、壱岐島を壱岐本島と呼ぶこともある。官公庁の定義では「壱岐島」と呼ぶ場合、周囲の属島は含めない。

 現在は長崎県壱岐市の1市体制で、長崎県では島内に壱岐振興局(旧・壱岐支庁、壱岐地方局)を置いている。また、全域が壱岐対馬国定公園に指定されている。 (出典:【Wikipedia】)

  平成25(2013)年6月に、西鉄旅行社のバスハイクで一人旅をしてきました。

 午前9時30分集合ですので、博多駅・福岡銀行前のバス停Eから、博多港第2ターミナルに向かいました。バスは、埠頭近くまで行くルートが、一時間に数本出ているし、埠頭近くまでならさらに本数が多くあります。地下鉄の駅からですと15分くらい歩くのでしょうか。

 あいにくの雨模様でしたが、郷の浦港まで約2時間半の船旅は大きく揺れることもなく、まずまずでした。

 壱岐島は、佐賀県の北にあるのですが、長崎県に属します。島民は、福岡との馴染みが深いそうです。

 

 壱岐島旅行 スナップ写真

  


■【今日のおすすめ】

 プロは、それがコンサルタント・士業であれ、経営者・管理職であり、経営やコンサルティングに関する知識・情報だけが豊かであっても充分とはいえません。
 話し上手な人というのは、情報通です。広い知識・情報の必要性を、経営コンサルタント歴半世紀の経験から痛感しています。お節介焼き精神から、お薦めしたい情報をお届けしています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】

 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》中小企業省力化投資補助事業(一般型)
 中小企業省力化投資補助事業(一般型)の第1回公募の申請様式が公開されました。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250221shoryokuka_kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  二月堂のお水取りの日に偶然奈良に 312

「お水取り」の「おたいまつ」は、写真でご覧になられた方も多いと思います。
 偶然にもお水取りの日に奈良を訪れました。
 雨が降る中、2時間ほど待ちましたが、おたいまつを見ることができました。
 何と幸運なことでしょう。
 しかし、二月堂は、東大寺にある古い建物ですので、火をたくさん使って大丈夫なのかとハラハラしました。 

 

 

 お水取り(おみずとり)は、東大寺二月堂で行われる、修二会という法会の中の行事のひとつです。3月12日深夜に、二月堂前に立つ閼加井屋(あかいや)に、お水を汲みに行くことからこの通称で呼ばれるようになりました。
 仏様の前で罪過を懺悔すること(悔過)であり、キリスト教の「懺悔」に似たところがあるのでしょうか。

 修二会は、3月1日から14日までおこなわれます。その間、心身を清めた僧(練行衆)が、二月堂の本尊・十一面観音の前で宝号を唱え、荒行(あらぎょう)によって懺悔し、あわせて天下安穏などを祈願してくれます。

 「お水取り」は、修二会の行中の一部に過ぎませんが、印象的ですので「修二会=お水取り」と誤解している人も多いのではないでしょうか。ちなみに「修二会」の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)法要」というそうです。

   カシャリ!一人旅 奈良 東大寺 二月堂 写真 旅 旅行 写真 ぶらり旅 (glomaconj.com)

   http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/nara/nara-toudaiji4.htm

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月13日 ◇書話力「美しい日本語」 ◇紙が薄くなったことによる功罪 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」 自社に即した経営コンサルタントに出遭うには

2025-03-13 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月13日 ◇書話力「美しい日本語」 ◇紙が薄くなったことによる功罪 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-20 自社に即した経営コンサルタントに出遭うには 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 最近『「老いぼれコンサルタントの日記」拝見していますが、先生の博識に改めて驚いています。これからも何が出てくるか楽しみです。』というようなコメントを時々いただけるようになりました。

 目を通してくださるだけでもありがたいのですが、その上、お褒めの言葉までいただけるなんて、たとえそれがリップサービスであっても、「老いぼれコンサルタントの日記」を書き続けてきて良かったと思っています。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編】 2 信頼できる経営コンサルタントの見分け方

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思うコンテンツでした。

 ここ第2章は「信頼できる経営コンサルタントの見分け方」というテーマでお話します。

 残念ながら、世の中には、悪徳コンサルタントといわれる人もいます。

 また、この人を信頼してよいのだろうかどうかの判定も難しいことです。

 そのような経営者・管理職の皆様に、少しでも参考となればと考えてお届けします。

 コンサルタント・士業の先生方は、それを裏返して、自分は経営関連の専門家として如何にあるべきかを考えていただきたいと思います。

 すなわち、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部2章 20 自社に即した経営コンサルタントに出遭うには

 

 経営コンサルタントを利用する目的も決まり、活用法を理解できても、自社に最適な系コンサルタントに出すのは、そう簡単に実現できるわけではありません。
 既述の通り、経営コンサルタントと言いましても、残念ながらピンからキリまで、いろいろな先生がいらっしゃいます。中には、コンサルタントといいながら、その実績もない先生もいますし、中には信頼できない「自称コンサルタント」という偽コンサルタントもいます。
 日本には、何万人にもコンサルタントがいる中で、どのように自社に最適な経営コンサルタントを探したらよいでしょうか、そのポイントを整理しました。

 一般の企業で「経営コンサルタントが自分の会社に入ってきた」というときに、役員や上級管理職、時には労働組合なども、ある種の不安感を抱くようです。
 「これから何が起こるのだろうか」「自分は外部の人にどのように評価をされるのだろうか。追い出されたり、降格になったりすることはないのだろうか」「仕事がやりづらくはならないだろうか」など否定的な感じを持ち、経営コンサルタントに対して警戒感を持つことがしばしばあります。
 筆者は、新しい顧問先で初めて挨拶をするときに「経営コンサルタントは、社長のためだけにあるのではなく、皆様の会社を皆様と一緒によくしていくためにいるのです。皆さんの会社や業界のことは、私より皆さんの方がよく知っています。一方で、私はいろいろな企業の、いろいろな問題にぶつかってきましたので、それを皆さんの会社で活用していただきながら、皆さんと一緒にやって行きます」と言うようにしています。
 経営コンサルタントは、経営者におもね、経営者の提灯持ちに成り下がってはいけないのです。企業全体が良くなるためには、時として経営者の考え方を否定することもあります。
 自分の考え方を押しつけるだけでは、経営者からだけではなく多くの管理職や社員からも反感を買いかねません。
 信頼できる経営コンサルタントは、まず、経営者がなぜ仕事を依頼してきたのか、目的と意図を充分に理解し、それをベースにしますがそれをそのまま鵜呑みにはしません。経営判断の基本となる経営理念や社是・社訓などとその背景を充分理解しようとします。
 どんなに業績の良い企業でも、必ず問題点や課題を抱えています。顕在的な問題・課題だけではなく潜在的なものも明確にし、企業として不足している部分をどのように補っていくかの方針を明確に立てます。
 短所だけで長所が全然ない企業もないでしょう。長所・強みをどちらの方向に、どのように伸ばして行ったら良いのかも明確にし、それを実現していく手伝いをしてくれるのです。
 

<次号に続く>

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

■【今日のおすすめ】

 多くのビジネスパーソンが、書く力・話す力の不足を実感しているようです。
 書く能力と話す能力とは異なります。
 しかし、両者に共通している何かがあるように思えるのです。
 両者に共通している能力、異なる能力、思い立つままに書き綴っています。
 これが「美しい日本語」に通じると考えます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 3月14日 ■ ホワイトデー■ 計画停電 【今日の写真】早春の京都 詩仙堂  一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。


   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 紙が薄くなったことによる功罪 313

 

 最近ティッシュの箱が小さくなったことに気づいていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。そのために輸送コストを削減することができているそうです。

 なぜ、コンパクトにすることができたのかはあまり話題になりませんが、紙を薄くしても強度にあまり影響しないことが理由のひとつです。薄くても強度を保てる技術の向上に追うところが大きいのでしょう。

 ところが、2枚一組が薄くなったこともあり、たとえば水をこぼしてしまったようなときに、緊急で拭おうとしますと、以前よりたくさんのティッシュを必要とするようになりました。鼻をかむなど、用途によっては複数組を要すようになってしまったのです。

 また、あまり気づいていないのがティッシュのサイズです。これが小さくなったのです。

 ティッシュのサイズは、かつてはJIS規格で決められていましたが、許容範囲が広く、メーカーにより差異がありました。また、サイズが大まかに2種、ボックス型とポケットティッシュとがありました。

 昨今では、旧JIS規格の下限サイズを基準にメーカー同士で歩調を合わせているようで、かつてのサイズより一回り小さくなっています。


 トイレットペーパーも、多くの市販品の厚さが薄くなっています。こちらは紙すきの技術に負うところが大きそうです。

 髪を薄くするだけではなく、伸張度が強化されているので引っ張る力に強くなりました。その特性を利用して、固く巻くことにより、1ロールにたくさんの紙を巻いても、最終商品としての直径は変わらないことから、最近は長尺巻のトイレットペーパーも出てきました。従来の1.5倍の長さを巻くことができるようになりました。

 中には4倍巻というトイレットペーパーもあります。交換の回数が少なくなりますので、とりわけ業務用としては、利用するメリットが大きいと言えます。

 トイレットペーパーと技術的にはロール状するという共通点のある製紙法の新聞用紙も紙を薄くすることができるようになりました。輸送コスト軽減だけではなく、軽量化、コンパクト化されますので、新聞配達をする人の負荷も減るというメリットがあります。

 一方で、高齢化しますと手指に脂が少なくなるために、新聞紙を確実にめくることが困難になってきました。指を舌で舐めてページをめくる人が増えてきているのではないでしょうか。<笑い>

 同じようなことが牛乳のカートン容器でもいえます。高齢者は握力、とりわけ指先の力が弱くなっていますので、落とさないように必要以上に力を入れて、牛乳容器をギュッと持ってしまいます。そのために容器が潰れ、中味が飛び出してしまうことがあります。

 経済化や効率化も良いのですが、高齢者のことも考慮に入れて欲しいと願っています。

【経営コンサルタントのひとり言】

 日本経営士協会事務所を訪れたときのことです。

 協会の役員のひとりが、来客とM&A関連の話で応対していました。

 中小企業のM&Aの多くは、後継者問題であるので、問題は深刻ですね。

 われわれコンサルタント・士業は、経営に直結するコンサルティング支援だけではなく、後継者育成を並行してやらなければならないということを再認識しました。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

  

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 家康のおひざ元で、半導体検査市場の天下取り 3927-3312

2025-03-12 12:21:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 家康のおひざ元で、半導体検査市場の天下取り 3927-3312   

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ 家康のおひざ元で、半導体検査市場の天下取り 3927-3312
 愛知県岡崎市は、徳川家康の生誕地として知られる。NHKの大河ドラマ 『どうする家康』が放送されました。JR岡崎駅を降り立つと、家康ゆかりの地を紹介 するコーナーが設置されているなど、市を挙げて家康ブームを盛り上げていました。近年、岡崎城などを巡る家康ファンの姿がよく見られるという。
 この岡崎の地で、世界の半導体市場に挑戦しているのが、A社。創業者であるM社長が、大手自動車部品メーカーに 在職中に研究した技術をもとに開発した商品は、 非破壊・非接触で半導体製造の後工程の接合状態を瞬時に検査するという 業界初の検査装置。それまでの半導体検査は、抜き取りによる破壊検査か画像 処理による外観検査が主流で、良品を破壊するムダや、接合状態を直接検査 できないことによる不良品の発生といった課題があった。
 M社長が同社を創業したのは2018年。大手自動車部品メーカーを定年退職 した60歳の時。在職していたメーカーで事業化しない方針が決まり、「それなら 自分でやってみよう」と決意しての起業だった。開業資金は日本政策金融公庫 の創業融資でまかなった。この商品は1台2,500万円程度という高額商品。しかし、 半導体の歩留まり改善に寄与する検査装置として、半導体メーカーから注目 されている。
 M社長が心掛けているのは、社員のワークライフバランス。残業ゼロを 掲げている。「私の若いころは会社に寝泊まりしてでもやれという時代だったが、 実際は疲れていい力はでない。短時間に集中して仕事してもらった方がいい」 と長時間労働には否定的だ。また、社員の給料は毎年社長との相対交渉で決める ことにしており「中には私より高給な社員もいる」と報酬面でも配慮している。 「日本は技術者のステータスが低い。私も若いころから発明をしていたが、 報われなかった。だから優秀な人が海外に流れてしまう」と自身の経験から、 技術者・社員を大切にする経営を心掛けている。
 この商品は国内外の半導体メーカーからの要望が相次ぎ、受注を待ってもらっている状況。「まずは国内の半導体メーカーからの発注に対応し、来年には台湾 など海外メーカーからの需要にも応じていく」という。同社は早期に年間売上高 20億円を達成し、さらに成長を目指している。徳川家康が関ケ原の合戦に勝利し、 天下統一を果たしたのは59歳、徳川幕府の基盤を築いたのは60歳代でのこと。 60歳で起業したM社長の世界市場を見据えた天下取りもこれからが本番だ。

【 コメント 】
 半導体産業といえば、今後も成長を続ける分野の一つです。そこで困っている問題の一つが、検査工程の精度アップという課題があります。成長産業であっても、その位置部分の工程用途ですから、市場は限られています。
 大手企業に在席していたときに、提案をしたものの受け入れられず、「それなら自分で作ってやる」という気持ちで独立起業して着手したそうです。
 成長産業の中のニッチ部分というのは、必要性が高くても大手企業が手を出さない、ニッチ市場なのです。「困っている」「大手が手を出さない」というニッチ産業こそが中堅・中小企業の出番です。その分野でナンバーワンになることは、問題の難しさ、開発費用・期間を勘案しますと大変なことでしょう。
 そのような状況下では、開発者等は寝食を惜しまず仕事をしがちですが、M社はワーク・ライフ・バランスを重視するという、一見矛盾をはらんだことをやり遂げているのです。
 このような矛盾を解決するには、熱意・意気込み・使命感などが高くなければできないことです。
 中堅・中小企業成功の鍵が、ここM社にも潜んでいますね。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

■ バックナンバー ←クリック 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月11日 ◇東日本大震災 ◇宝永火山・大地震 ◇徒然なるままに日暮パソコンに向ひて

2025-03-12 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月11日 ◇東日本大震災 ◇宝永火山・大地震 ◇徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 毎年のこととはいえ、終日、3.11に関する報道が続きました。

 改めて当時の映像を見たり、経験者の話を聞きますと、当時のことが思い出されます。

 東京にいても大きな揺れでしたので、さぞ、経験された方々は怖かったのではないでしょうか。

 改めてご冥福を申し上げます。

 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて、戯言をつぶやいています。
 徒然草から、学び取ることがあるような気がして、高校生であった頃以来ですが、再び紐解いています。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b
 

 

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。

 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。

 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。

 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。

 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

 

■ 吉田兼好 三大随筆「徒然草」の作者


 よしだけんこう
 弘安6年(1283年)頃?-文和元年/正平7年(1352年)以後?


 鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての官人・遁世者・歌人・随筆家です。卜部氏は、神職の家柄で、父治部少輔・卜部兼顕も吉田神社の神職でした。本名は「卜部兼好(うらべ かねよし/うらべ の かねよし)」といいます。江戸時代以降は、吉田兼好と通称されるようになりました。

 出家しましたので「兼好法師(けんこうほうし)」とも呼ばれ、単に「兼好」と呼ばれることも多いです。

 清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび、日本三大随筆の一つとされる「徒然草」の作者であることはよく知られています。


 後二条天皇の生母である西華門院が、兼好が仕える堀川家の娘であったことから、兼好も六位蔵人という役人に任じられました。すなわち、兼好は、30歳前後で出家遁世するまでは、お役人だったのです。

 出家した後、修学院や比叡山横川などに籠って仏道修行に励んだり、和歌に精進したりしました。鎌倉にも二度ほど訪れたという記述もあります。

 軍記物『太平記』巻二十一の中で、艶書(ラブレター)を代筆したという逸話はよく知られています。

 

 

【Wikipedia】より

 

■【今日のおすすめ】

 経営士・行政書士としてマルチライセンスで活躍していらっしゃる、日本経営士協会会員の若狭晃司先生が、2025年1月から、毎月第二火曜日正午頃の発信でブログを投稿してくださることになりました。
 先生らしく、実体験や博識から、謙虚に、しかも大胆に、辛口も含めてお感じになっていることを皆様にお届けして参ります。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
   この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《イベント》経営支援の最前線in東京
  ~我が社の将来を専門家と紐解く~
 中小企業庁では、東京在住の自社事業に不安をお持ちの経営者の方、将来の承継候補として将来経営を担えるか不安な方を対象に、経営で困ったときの相談先や経営改善・企業成長のヒントをプロから学べるイベントを開催します。
[日 時] 3/10(月)14:00~17:00
[場 所] 会場:TKPガーデンシティPREMIUM京橋(東京都中央区)
      オンライン:配信URLは後日事務局よりメール送信
[申 込] 3/5(水)まで
[参加費] 無料
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/saisei/2025/250205event.html#tokyo
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/saisei/2025/250205event/tokyo.pdf
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆  宝永大地震は関東から九州まで 311

 江戸中期、約300年前の宝永4年(1707年)に宝永大地震が発生しました。
 阪神淡路大震災、東日本大震災や能登半島地震までは、日本史上最大の地震といわれていました。
 M8.7の津波は関東から九州まで及び、太平洋側はもちろん、瀬戸内海沿岸まで大きな被害が出ました。
 また、大地震の49日後には富士山が噴火。江戸まで火山灰が降り積もりました。
 江戸時代は、それまで土地をどんどん増やし、収穫を得る成長社会でしたが、それが転換され、品種改良や新しい肥料の開発で、限られた土地から多くの収穫を得るようになりました。
 日本は、いろいろな自然災害を経験してきています。
 しかし、災害にも負けず、復興を果たしてきています。
 一方で、その陰でいまだに苦しんでいる方も多数いらっしゃいます。
 宝永大地震では瀬戸内海まで津波に襲われたと言われていますので、もし東南海地震などが発生したら、現代の日本の被害は宝永大地震のそれとは比較にならない大きさではないでしょうか。

 

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

 

>> もっと見る

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月12日 ◇奈良二月堂お水取り ◇長崎・壱岐で小さなバス旅

2025-03-12 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月12日 ◇奈良二月堂お水取り ◇長崎・壱岐で小さなバス旅 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 
 長崎県・壱岐 小さなバス旅で船に乗る    

 

 壱岐島(いきのしま)は、九州北方の玄界灘にある南北17km・東西14kmの島である。九州と対馬の中間に位置する。

 周囲には21の属島(有人島4・無人島17)が存在し、まとめて壱岐諸島と呼ぶ。ただし、俗にこの属島をも含めて壱岐島と呼び、壱岐島を壱岐本島と呼ぶこともある。官公庁の定義では「壱岐島」と呼ぶ場合、周囲の属島は含めない。

 現在は長崎県壱岐市の1市体制で、長崎県では島内に壱岐振興局(旧・壱岐支庁、壱岐地方局)を置いている。また、全域が壱岐対馬国定公園に指定されている。 (出典:【Wikipedia】)

  平成25(2013)年6月に、西鉄旅行社のバスハイクで一人旅をしてきました。

 午前9時30分集合ですので、博多駅・福岡銀行前のバス停Eから、博多港第2ターミナルに向かいました。バスは、埠頭近くまで行くルートが、一時間に数本出ているし、埠頭近くまでならさらに本数が多くあります。地下鉄の駅からですと15分くらい歩くのでしょうか。

 あいにくの雨模様でしたが、郷の浦港まで約2時間半の船旅は大きく揺れることもなく、まずまずでした。

 壱岐島は、佐賀県の北にあるのですが、長崎県に属します。島民は、福岡との馴染みが深いそうです。

 

 壱岐島旅行 スナップ写真

  


■【今日のおすすめ】

 プロは、それがコンサルタント・士業であれ、経営者・管理職であり、経営やコンサルティングに関する知識・情報だけが豊かであっても充分とはいえません。
 話し上手な人というのは、情報通です。広い知識・情報の必要性を、経営コンサルタント歴半世紀の経験から痛感しています。お節介焼き精神から、お薦めしたい情報をお届けしています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 3月13日 奈良春日大社春日祭 青函トンネル開業記念日 早春の京都「詩仙堂」でカシャリ!一人旅  一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】

 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。


   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  二月堂のお水取りの日に偶然奈良に 312

「お水取り」の「おたいまつ」は、写真でご覧になられた方も多いと思います。
 偶然にもお水取りの日に奈良を訪れました。
 雨が降る中、2時間ほど待ちましたが、おたいまつを見ることができました。
 何と幸運なことでしょう。
 しかし、二月堂は、東大寺にある古い建物ですので、火をたくさん使って大丈夫なのかとハラハラしました。 

 

 

 お水取り(おみずとり)は、東大寺二月堂で行われる、修二会という法会の中の行事のひとつです。3月12日深夜に、二月堂前に立つ閼加井屋(あかいや)に、お水を汲みに行くことからこの通称で呼ばれるようになりました。
 仏様の前で罪過を懺悔すること(悔過)であり、キリスト教の「懺悔」に似たところがあるのでしょうか。

 修二会は、3月1日から14日までおこなわれます。その間、心身を清めた僧(練行衆)が、二月堂の本尊・十一面観音の前で宝号を唱え、荒行(あらぎょう)によって懺悔し、あわせて天下安穏などを祈願してくれます。

 「お水取り」は、修二会の行中の一部に過ぎませんが、印象的ですので「修二会=お水取り」と誤解している人も多いのではないでしょうか。ちなみに「修二会」の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)法要」というそうです。

   カシャリ!一人旅 奈良 東大寺 二月堂 写真 旅 旅行 写真 ぶらり旅 (glomaconj.com)

   http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/nara/nara-toudaiji4.htm

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

  


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【若狹の生意気言ってすみません!】3 「あたり前経営」で注意したいことの一つは、・・・

2025-03-11 12:21:00 | 【経営コンサルタントのひとり言】

本  ■【若狹の生意気言ってすみません!】3 「あたり前経営」で注意したいことの一つは、・・・  

 日本で最初にできた経営コンサルタント団体である「日本経営士協会」は、戦後復興期に当時の通商産業省(現在の経済産業省)や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくして誕生しました。
 「専門業の異業種交流会」の異名を持つ、この団体ですので、いろいろな分野の専門家が集まる組織です。
 この度、同協会の会員で経営士であり、行政書士としてもご活躍の若狭晃司先生にもご執筆をお願いできることになりました。令和7年1月より、毎月第二火曜日正午の発信で皆様のところにお届けします。

 筆者挨拶

 特定非営利活動法人「日本経営士協会」首都圏支部の経営士 若狹晃司です。

 当ブログに、私の経営士として日常考えたこと、感じていることをラフなスタイルで掲載させて頂きます。「生意気なヤツ!」と言われるのを覚悟で出来る限り本音のお話をしていますので、よろしくお願いします。

■【若狹の生意気言ってすみません!】 No.

 ~~~ 「あたり前経営」で注意したいことの一つは、・・・。 ~~~


 第三回目の「生意気」コーナーです。いつも私は「あたり前経営はこんなに素晴らしい!これぞ日本経営士協会の核となるものだ!」と喧伝しておりますが、注意点も少々ございます。その一つを今回は申し上げたいと思います。

 

<言いたい事>
 「あたり前」にやるべきこと、やらなければいけないこと、というのは人それぞれ個人差があります。また、あたり前と思っている物事の裏に隠れて見えていない事や本当に見えないこともあります。また、あたり前であっても重要な本質の部分を適当に扱ったり、表層的に扱ったりして、重要な本質が忘れられていたりすることもあります。更には、大半の人が気づいていない重要な事を一部の者だけが独占し何も表に出さないこともあります。実際の問題として、「あたり前のことをあたり前にやる」ということは、実に様々な状況があると思います。

 強みとの関連を言うならば、「あたり前」をやり続けながらも心の底で「もっともっと良くして行こう!」というマインドを持って努力し、たとえ一つ一つが地味であっても世の中の流行に流されず、「あたり前」の中に新たな発見や新たな気づきを見い出し、自分の強みに気づいたり、強みを獲得したり、新たな強みに仕上げたり、強みを増強することになると考えています。

 よって、ただ単に「あたり前」をあたり前にやり続ければ良いということを私は主張しているのではございません。マインド、心の持ち様が大切です。組織全体に行き渡らせるには経営理念や企業文化をも変えて行く姿勢が大事です。その意味では、非常に泥臭いものかもしれません。

 

<営業という世界のちょっと泥臭い話>

営業を例に取ってみます。優秀な営業マンが「これをやっていれば自ずと営業成績が上

がります。」と方法を開示したとします。それを部下や新人営業マンに命じて営業活動をかけた場合、全ての新人営業マンや部下が大きな成績を出して成功しました!ということは稀です。方法マニュアルがいつどのような状況下で渡されているのかにより効果は変りますし、そのマニュアルがどのような営業マンにとっても万能な方策であるとは限らないからです。また、優秀な営業マンは自分の武器をそう容易く他人に渡すことはなく、十分吟味しないといけないと思います。個人差のある「あたり前」事項や隠された有効策があるのに表面的な手法だけを命じられた場合でも、言われた内容だけで成果を出せる人は確かに一部にはいると思います。しかし大半の人にとっては何らかの不具合があるものと思います。この中で成果を上げるには、自分に合った有効策を独自に作り上げることではないでしょうか。一方的に自分に不似合いの策を強制され且つ独自路線を否定された世界では、成果を思う様に出せない人が出て来てもおかしくはないと思います。左記の状況が続き、上司や組織が結果について更なる追求をすれば、次第にその部下や新人営業マン等(該当部署や組織体)は疲弊していくのではないでしょうか。

 よって、時と場合によっては「あたり前の事項」について中身を十分吟味し、その運用についても柔軟対応なのか固持対応なのかなど、状況の把握と適切な対応も気をつけていきたいと考えます。


<あたり前の吟味>
 「あたり前の事項」でまだやっていないことはないか?見過ごしたり忘れている「あたり前の事項」はないか?「あたり前の事項」は出来ているとは思われるがそれで十分なのか?まだ改善できることはないか?自分のみならず組織全体でも十分行き亘っているのか?他人・他社の「あたり前の事項」と比べて問題はないか?いつもやりながら惰性で緩慢になっていないか?出来ていることに対して傲慢になっていないか?あたり前をやっていて、ちょっと変だなと思うことはないか?その際見過ごさずに立ち止まって考えないのか?・・・左記のマインドを常に以って毎日の活動をしなければ「あたり前」経営の良さが発揮されないと思います。

<自分が過去経験したお恥ずかしい事例・話。少し長いです。>
 私の銀行員の新人時代の話を恥ずかしながらお話し致します。私は大学時代あまりアルバイトをしておらず、日中は大学の講義をフルに受講し、夜間はDISCOだの居酒屋だのと遊び呆けていました(経験したアルバイトといえば、見本市の絨毯引き、ゴキブリ退治、家庭教師、百貨店の裏方、工務店のお手伝い、実家紳士服店の朝晩の商品出し・店舗掃除など)。日々遊んだだけの大学生活で「営業」というものがそもそもわからず、社会人の新人時代のみならず自営業をしている今においても「営業」というものは本当に苦手だと感じています。今から35年超前の入行1・2年目のこと、夏・冬のボーナス時期は全店挙げての預金獲得シーズンでした。リスト(一定時期の普通預金残高が掲載)を渡され、「これで電話工作しろ。とにかく達成だ。100%と勘違いするな。皆、目標の2倍・3倍取って来るぞ。」と言われました。日中はグループ大企業の各種工場や大規模学校法人・地元商店等の集配金に追われ、夕方に支店に戻って現物(通帳・現金手形小切手)を金庫に格納します。午後6~7時半ころに電話工作して夜間外訪、預金獲得という形の預金獲得営業しておりました。・・・勿論現在はこのようなことは厳禁です。一方諸先輩達は大口取引先を担当しており、いろんな形で億単位の預金を獲得します(詳細は問題があるのでここでは割愛)。私はいつも目標が未達で「営業会議」で絞られました。「おまえは訪問件数が少ない。」「常に材料先(実績に結びつくお客様)の発掘をしていない。」「リストを片っ端から電話しているのか?」「営業トークが駄目だろ。」「やる気あるのか?」などなど叱られました。営業のイロハを教えているハズだと上司や先輩は思っています。しかし、ハテ?と私は思いました。

 リストに電話する・担当顧客にセールスする(但し私の顧客の主担当は先輩)・商品を学ぶ・・・、確かにこの程度は教えてもらいました。これだけをひたすらやっていても成績は上がりません。セールスのイロハではありません。データの深堀りもしておらず、お客様分析もしておらず、セールス話法と顧客の落としどころの攻め方や効果的な時間差工作、誘導方法など全く知りませんでした。売れるハズがありません。そもそも営業マニュアルというものがありませんでした(Mバンク)。Sバンクは、A3版の紙で100ページ近いマニュアルがありました。とある機会で入手して驚愕しました。営業マニュアルは、剣道・柔道・空手など武道でいう「形(型)」にあたります。マニュアル至上主義は駄目ですが、形(型)を身に着け、更に努力をした先で革新的な工夫や改善が出来ます。マニュアルがいかに大事かご理解されている方が多いと思います。その後の地主新規工作においても2年間実績ゼロという悲惨なことがありました。しかしながらなんとか独自のツールを自分で開発して乗り切りました。融資提案の型(あたり前の型)が自分なりに出来たからです。
 結局、これが営業の「あたり前」というあたり前なのか、本当の意味で励行する「あたり前」なのかよくよく考えないといけないと今更ながら思います。

<銀行員時代の「あたり前」がその後、あまりに良かったことは?>

 私がかつて勤務していた銀行では三唱という言葉を課毎に行う朝礼や支店全体の朝礼がありました。その締めくくりに、「三唱」を全員で唱和します。「いらっしゃいませ。」「お待たせいたしました。」「ありがとうございました。」が三唱です。これを今迄何回唱和したか。数え切れません。しかしながら、その結果、自然とどんな繁忙時でも「いらっしゃいませ。」と難なく言えるようになります。他の業種の仕事をするようになってもサラッと口から言葉が出てきます。これは財産です。私の妻も元銀行員ですが、他業種の仕事をしていても「いらっしゃいませ」「お待たせ致しました」「ありがとうございました」を難なく、心を込めてサラッと大きな声で言えるのには職場の同僚の方から驚かれる様です。

 

<銀行員時代の「あたり前」が、今ではちょっと問題かと思うこと>

 それは、銀行員のものの見方・考え方の習性・習癖です。常に物事に対して、リスクは?問題点は?とネガティブな発想を「自然と」してしまうことです。始めから駄目な状態や最悪の結果になった場合を想定して考えるという習癖が未だに抜けません。しかも自分が社長だったらどうするかというシュミレーションを勝手にします。これは第三者から見れば【要らぬお世話】です。もっと視野を広くして、Good Job!を見るようにしないと見誤ります。

 

<脱線した話を元に戻します>

 今井先生のお言葉に「あたり前は創るもの」というお言葉があります。「あたり前に行うべきもの」を自分で設定し、その「あたり前」を「あたり前」に出来るように自身を創っていくということだと思います。私は、この理論に「常に自分(自社)を見つめ直し、もっとよりよい未来にするために、やるべきこと、やっていないことを確認して、極くあたり前に出来るようにあたり前を励行する」のが「あたり前」経営だと付け加えさせて頂きたいです。

 

 以上で第3回を終了します。

本
【経営士 若狹晃司先生 プロフィール】
 メガバンク21年勤務(個人富裕層担当・新規開拓班)後、行政書士として独立し、難案件(公益財団移行に伴う組織改革、55年に亘る8行とのバンクミーティング、数年難航の生産緑地解除など)の変わった実績も有り。
 コア・イデオロギー:組織関係無し、世の為、人の為に貢献する。
 
【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。
本
■■ 経営コンサルタントへの道 ←クリック
 経営コンサルタントを目指す人の多くが見るというサイトです。経営コンサルタント歴半世紀の経験から、経営コンサルタントのプロにも役に立つ情報を提供しています。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月10日 ◇東京壊滅 ◇江戸時代の食事は一日に6回?

2025-03-11 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月10日 ◇東京壊滅 ◇江戸時代の食事は一日に6回? 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

3月10日

 天気も良かったこともあり、久しぶりに小石川後楽園に行ってきました。
 梅まつりが開催されていることもあり、想定以上の人出でした。
 早咲きの梅は、もう「おしまい」という感じでしたが、まだ立派に咲いている梅も結構ありました。

 品種により、これほど違うのかというのを実感しました。
 庭園の東側部分にある茶店屋台は、長い行列でした。

 かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々気分転換に、江戸に関する書籍を手に取ります。
 とりわけ故杉浦日向子女史の本は、江戸風物詩を手に取るように語ってくれます。

 

◆ 江戸時代の食事は一日に6回?

 

 江戸っ子は、銀しゃりを毎日食べていました。地方の庶民は玄米を食べるのが普通な時代ですので、江戸庶民は贅沢をしていたといえます。玄米をつくことにより、「二分搗き」とか「五分搗き」というように玄米にランクがあります。最終的には白米になります。

 白米、すなわち銀しゃりを毎日食べていたので、江戸っ子には脚気が多かったと言われています。そのために脚気のことを「江戸患い」といいました。

 ただし、三色銀しゃりを食べていたわけではなく、朝ご飯を炊いて、昼はメシ、夕食にはお茶漬けを食べていました。一日三食というのは江戸中期以降のことで、それまでは二食で足らしていました。江戸中期以降も二食ですごしている家庭もあり、一日何度食べるかは、その家の風習といえそうです。すなわち、一日に5~6回も食事をする家もあれば、一日一回だけのどか食いの家もあります。

 三食のうち、昼飯が最も豪華で、すなわち昼飯は英語で言うとLunch ではなく Dinnerというべきです。ご存知のように夕食とはdinnerとsupper とふたつの単語がありますが、前者は「晩餐」と訳されることが多いように、一日のうちで最も豪華な食事のことです。すなわち江戸っ子の晩餐は昼なのです。

 では、江戸っ子の晩餐(昼食)は、どのようなモノだったのでしょうか。晩餐といわれるゆえんは、昼食には焼き魚が付くので、たとえ冷めた飯ではありますが、時間をたっぷりかけて食事をします。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

■【今日のおすすめ】

 ■【カシャリ! ひとり旅】 京都嵯峨野の入口「嵐山」

 人の多い嵯峨野の入り口のひとつが嵐山鉄道の嵐山駅です。

 駅も「観光地」にしている努力は、見落とせませんね。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇再掲《公募》中小企業省力化投資補助事業(一般型公募
 中小企業省力化投資補助事業(一般型)の第1回公募要領が公開されました。
 下記URLより詳細をご覧いただけます。
  https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250130shoryokuka_kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  明治以降東京は二度の壊滅を経験している 310
 近年だけでも、阪神・淡路大震災、東日本大震災、能登半島地震、大船渡山林火災と、わが国は大きな災害に見舞われてきています。

 南海トラフを始め東京直下型地震なども懸念されています。

 後者が発生しますと、首都圏は、相当なるダメージがあるのでしょう。

 

 江戸時代、何度も大火に見舞われている東京ですが、明治以降は神戸や東北の各地に近い被災を二度経験しています。
 一度は関東大震災、二度目は第二次大戦・太平洋戦争です。
 私の家族は都心から30㎞近くも離れている東京の西の方に住んでいました。
 東京大空襲のあった3月10日の夜は、東の空が真っ赤に見えたと言いますので、その凄まじさは言語に尽くせないものであったのではないでしょうか。

 戦争を知らない人が多い日本ですが、有り難いことですね。
 終戦後20年経過した時には東海道新幹線がはしり、その十年後の1975年には、東海道新幹線は全線開通した山陽新幹線と繋がりました。

 それがあたりまえに感じていますが、地球上、どこかで戦争・内戦が起こっています。
 平和ボケをしているという私達ですが、いつまでもこの平和が続いて欲しいですね。

 

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする