◆【お節介焼き情報】 敬語は難しい ホテルオークラ「言葉遣いの基本」
ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。
日経電子版を読んでいましたら、ホテルオークラ東京の「言葉遣いの基本」という記事が出ていました。オークラと言えば、東京の老舗ホテルのひとつですが、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、2016年から急ピッチで建て替えをはじめています。
ホテルを始めとしますサービス業にとって、言葉遣いは大切です。
さすがオークラらしく、ポイントを突いているので、ご紹介しておきます。
■ ホテルオークラ「言葉遣いの基本」
サービス業にとって言葉遣いは大切です。さすがオークラらしく、ポイントを突いているので、ご紹介しておきます。
基本1 単語止めで話を終わらせない
「これ、会議の資料」などの乱暴な言い方は同僚でも避ける。「これは会議の資料です」と、「です・ます」で丁寧に。
基本2 「が」止めで話を終わらせない
「話し中でございますが」と、文が途切れたまま終えるのは×。続けて「ご伝言を承りましょうか」など自分の対応を加える。
基本3 安易にカタカナの言葉を使わない
「佐藤様、フルネームをお願いいたします」は×。安易にカタカナ言葉を使うと、相手を不快にさせることもある。
基本4 熟語はあまり使わず、平易な話し言葉を使う
「離席」「出張中」など、硬い印象の熟語は避ける。「席を外しています」「出張しております」と、話し言葉で分かりやすく。
基本5 相手の使った言葉は別の言葉に置き換えない
相手が「リザベーション」と言ったのに、「予約」と言い返すなど言葉を安易に置き換えると、不遜と受け取られかねない。
敬語は難しいですね。ただし、この中でちょっと気になったのは「単語止め」という表現です。私のつたない知識では「体言止め」と記憶しています。
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