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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月3日 蓄積堅裾 塵も積もれば山となる 江戸のレンタル・ブティック

2024-09-04 06:52:59 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月3日 蓄積堅裾 塵も積もれば山となる 江戸のレンタル・ブティック 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 スマホで電子決済があたり前のようになってきている昨今です。
 ところが、スマホがなくても「指認証」で決済ができるようになってきました。人によって指の静脈が異なることを利用して、本人確認や支払いなどを行うセルフレジの導入が、すでに実用化店で始まっています。
 飲食店やショッピングモール、家電量販店、東武鉄道のほか、全国のファミリーマートなどでの導入から拡大するそうです。将来は2000万人規模の利用を目指すとしています。

■【今日のおすすめ】

【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】2-08 蓄積堅裾 塵も積もれば山となる 蓄積を広い裾野にして内容を豊かにする

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/f21a53ea32f4b1c0fc8dae3dcf979669

 今日は、ゆったりとした時間を持つことができました。

 かねてより江戸っ子から学ぶことの多さを実感していましたので、紐解いてみました。

■ 江戸のレンタル・ブティック 31
 生地が貴重な時代ですので、褌をはけない人が多かったのです。銭湯での盗品のナンバーワンが褌でした。盗まれないように褌を頭の上に乗せて手ぬぐいで縛り付けている絵を見たことがおありでしょう。自衛策だったのですね。
 褌の普及率はどのくらいなのかはわかりませんが、上方よりも江戸の普及率の方が高かったようです。高級品ということからも、下着なしの男性が多かったことは推定できます。
 それに対して、女性の下着といえば「腰巻き」です。腰巻きに至ってはほぼ100%の女性が身にまとっていました。ここにも江戸の女性優位が現れているのでしょうか。
 きもの類だけではなく、リサイクルが一般的であった江戸では、揮や腰巻きですら古着屋に出すのです。
 古着屋では、それをリユースに回すこともありますが、古い腰巻きで頭巾にリフォームして販売することもあったようです。
 江戸の神田明神下というと銭形平次ですが、江戸のど真ん中を流れているのが、南こうせつさんで有名になった「神田川」です。
 古着屋というのは、神田川沿いの柳原土手に並んでいたようで、屋台形式の店舗から、キチンとした店舗まであったようです。屋台形式ですとすぐに畳めるというメリットがあり、商売に成功したり、逆にうまくいかないと店じまいをしたりしました。
 上方は、衣類の街でもあり、江戸に比べると品が豊富だったようです。古着のリユース需要は江戸ほどではなく、江戸の古着屋は上方から仕入れていました。
 古着が一般的であり、一生のうちに3~4着ほどしか消費しなかった江戸では、祝言など、ここ一番というときには「レンタル・ブティック」を利用していました。
「レンタル・ブティック」というのは、「損料屋」といいました。借りて使うことにより、品の価値が下がります。それが「損料」なのでしょう。
 損料屋では、着る物だけではなく、小物などの持ち物から履物まで、なんでも揃いました。
 利用者が多いことから損料屋は銭湯と同様にあちらこちらにたくさんあったようで、気軽に利用していました。
 江戸の女性が何をしなくても済む例として、子育てがあります。江戸では子供は「共有財産」ですから、街ぐるみで育てるために、子育てに煩わされることも少なかったのです。
 とにかく、江戸の女性は何もしなくても済むようにサービス産業ができていたのです。

■【今日は何の日】
  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 9月4日 ■ クラシック音楽の日 高い敷居を超える法 ■ 串の日 ブランディング戦略

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆時系列で見ると見えなかったものが見えてくる 903
 昨今のように、時代の変化が激しく、多様性の時代には、これからどの様な時代が来るのかを予測することは大変困難です。
 一方で、それだからといって、なにもしないのでは、時代遅れになってしまいます。
 時代に取り残されないためには、現状をキチンと把握しておく必要があります。
 そのために、ブログやサイトで、時代の読み方という、独断と偏見で選んだテーマについてお届けしています。
 少しでも現状がどのような状況なのかを皆様にお届けしたくて、おせっかいやき精神が燃えています。

 現状を時系列的に把握してゆきますと、そのトレンドを予測できるようになります。
 予測ですので、外れることもあります。
 でも、外れても良いのではないですか!!
 中には、予測が当たり、それがビジネスに活かされることもあります。

 経営コンサルタントになりたての若き頃、予測が外れて失敗することが当然のような日々でした。
 まだ、パソコンがおもちゃといわれる時代の1970年代は、オフコン全盛の時代でした。
 中小企業にパソコンを使って頂こうとベーシック言語でアプリケーションを開発しはじめました。
 ところが漢字を使えず、カタカナとアルファベットの時代でした。
 少々時代を先走り、結局、どこの会社でも使ってくれませんでした。
  でも、これがソフトバンクに認められ、出版にまで繋がったのです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 


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