元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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浜田靖一防衛大臣へ要請活動

2009年04月23日 15時49分11秒 | 練馬区議会について
 私たち自民党都連青年部は、4月20日に「北朝鮮ミサイル問題について」の要請活動として、浜田靖一防衛大臣に面会をしてまいりました。
 我が練馬区からは、福澤剛議員、上野ひろみ議員と私の3名が出席しました。


 北朝鮮に対しての要請活動は大変に難しいところがあります。なぜならば、日朝の国交がないこと、大使館がないことがあり私たち地方議員が相手国に働きかけることは困難であります。
 従って、私たちとしては防衛大臣に我が国におけるさらなる組織の強化と安全対策の推進を要請することとなるわけです。


 今回は、誤報があったにせよ国の動きとしてはPAC3の配備をはじめとする防衛対策、また衆参における抗議の決議も早急に行われ、与党としては可能な限りの対策を早急に講じたわけです。


 PAC3については、その敷地の一部が練馬区である朝霞駐屯地(東部方面総監部庁舎及び正門部分)に配備されたということで、区議会レベルでも一部の野党からの批判はありましたが、じゃあ危機管理の観点から何もしなくて良いのか!?他に何をしろというのか!?
 また、批判する党から防衛策として他の提案があったのかといえば、代案は何もないわけで、ただ反対!イデオロギーに反するから反対!挙句のはてに、お花見している横にPAC3があるのはおかしい!!というあまりに低次元なのでは...としか思えない発言も飛び出しました。


 反対と言うだけなら誰でもできるわけで、国を守る責任がある以上、特にその管轄に携わる政府関係者や議員たちは策を講じ、決断をしなくてはならないわけです。


 本日、衆議院テロ防止特別委員会において、自・公の賛成多数により海賊対処法案が可決されて参議院に送られましたが、北朝鮮問題にしろソマリア海賊問題にしろ日本と日本人の生命と財産が脅かされているという事実に目を背けることはできません。
 そして、自民党としては「守る」という責任の基に、今後も新たな法案の提出や改正をしなくてはならないですし、防衛機器の拡大といったことも視野にいれなくてはならない事態もあり得るでしょう。

  
 また、私も含めてですが守られる側の国民としてもテロ問題についてもっと危機感と知識をもたなければならないならない時代であることも事実です。


 外交、テロ対策、安全保障などは国に任せる部分でありますが、区としても区民の声を国に伝えるという責務はありますし、自民党青年部の地方議員としては未来への責任を果たすべく、党内において国会議員に生の声を伝えなくてはなりません。今後とも可能な限り働きかけてまいります。


 明日は、長野市に視察にまいります。
 テロの話から一転し、世界平和の象徴である「オリンピック」についての見聞・長野オリンピックの跡地利用の視察と、町おこし・産業振興を視察目的に行ってまいります。また、ご報告いたします