元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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新型(豚)インフルエンザの対応

2009年04月28日 18時04分37秒 | 練馬区議会について
 ここ連日、新型(豚)インフルエンザのニュースが流れております。そこで、国・都・練馬区の対応についての情報提供をしておきたいと思います。


 <WHO> 4/27 パンデミックインフルエンザ警報フェーズ(警戒水準)3を4に引き上げ。4というレベルは、世界的な大流行に結びつく可能性と認定するもの。


 <国> 4/27 ・豚インフルエンザ対策に関する関係閣僚会合
          ・国民への情報提供
          ・水際対策の実施
       28 ・桝添厚生労働大臣「新型インフルエンザ発生を宣言」
          ・「新型インフルエンザ対策本部(本部長:麻生総理)」設置

 <都> 4/25 ・福祉保健局に「健康危機管理室」を設置
           電話相談窓口を都内全保健所に設置(9:00~17:00この時間以外は東京都保健医療情報センター「ひまわり」にて対応)
       27 ・「福祉保健局健康危機管理対策本部」設置
           各市町村の「危機管理連絡会」を開催し、情報の共有化と今後の対応の確認
          ・山口副知事が「メキシコ・米国で発生した豚インフルエンザに関する関係局長会議」を召集し、対応を指示
       28 ・福祉保健局「新型インフルエンザ対策本部」を設置し、会議開催       


 <練馬区> 4/28 ・「健康危機管理対策本部(本部長:副区長)」を設置
             練馬区相談窓口03(5984)1467(平日:8:30~17:15、休日:9:00~17:00)この時間帯以外は東京都保健医療情報センター「ひまわり」03(5272)0303まで 

  ※ちなみに、この相談窓口はゴールデンウィーク中も利用できます。


 ≪ミニ知識≫
   
  発生国は、メキシコ・アメリカ・カナダ・スペイン・イギリスです。日本での発生はありません。

  このインフルエンザは、豚肉やその加工品を食べて感染することはありません。

  潜伏期間は、発病後7日間は感染性があるといわれています。

  症状は、通常のインフルエンザ同様に、発熱・倦怠感・食欲不振・咳など。鼻水・のどの痛み・吐き気・嘔吐や下痢などの症状を伴うことあり。

  感染経路は、感染した豚との直接接触によるものですが、人から人への感染も認められたそうです。咳やくしゃみでの飛沫感染、ウィルスの付着したものに触れたり、その手で口や鼻に触れることでの接触感染があります。

  予防方法は、マスク着用・手洗い・うがいとごくごく当たり前のことしかありません。現在、有効なワクチンはなし。


 現在のところ、発生国への渡航禁止や国境を閉ざす勧告はされていませんが、ゴールデンウィークに旅行をされる方はご注意下さいませ!!