続投！？ですか．．．．．

　参院選も決着が着き、国政においては今後の議会運営についての与野党の協議が始まっている。それ自体は当たり前の流れである。


　
　びっくりはここから！！

　菅直人内閣総理大臣を始め９月の代表選まで内閣改造はないとのことであり、民主党内部から


　「首相がすぐに変わるのはいかがなものか」


　という意見があるらしい．．．．．確かにおっしゃる通りで、首相がころころ変わるなんて、特に外交的にも印象が良いものではない。
　我が党は、小泉首相以降は変化が激しく、同じ党の人間でさえ「いい加減にしてくれ」と思ったものである。

　しかし、しかしである！！！
　何かあるごとに我が党の首相に対して辞任要求、解散要求をしつこいほど突きつけてきたのは、あなたたち『民主党』ではないのですか

　国のトップがこんなにも自分たちのことを棚に上げて（ずい分と高い棚だ！）良いのか
　まさか予算委員会さえ逃げる気ではあるまいか！？とすら心配になってしまう。一国民として！



　そして、そして一番びっくりしたのは、千葉景子法務大臣の続投である。

　
　そもそも、
　
　テロリストや不法入国などのブラックリストに符号した外国人を強制退去させる法案に反対した人物が！
　法的に死刑制度のある日本において死刑制度に反対の人物が！（千葉法務大臣になってから死刑の執行は一度も行われていない）
　「子どもは国の宝」という言葉を批判した人物が！（だったら子ども手当で国民にゴマをするな）

　が、法務大臣に就任した時点で民主党の良識と常識を疑ったが．．．．．


　話は戻り、今回千葉景子氏は参議選の選挙区で落選したわけである。
　ということは、候補者として国民にＮＯを突き付けられたわけで、もちろん現職の法務大臣の肩書きで選挙を戦ったわけだからそちらもセットでＮＯなのだ。

　確かに制度的には、民間からの起用は許可されている。
　しかし今回は、任期で引退したが優秀だから是非とも続投を！というわけではなく、あくまで『落選』である。落選後の就職先ですか？と聞きたい。


　ちなみに小泉内閣においては、竹中大臣は民間から起用され「バッジもないくせに」と言われ、民間から参議院議員になり、内閣が終わった時にバッジも外した。



　とにかく、一議員としても一国民として全く納得がいかない皆さんはどうお思いでしょうか？