元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

前練馬区議会議員小川けいこのホームページはこちら

動物も命 大切な命

2013年08月28日 11時55分31秒 | 練馬区について
 以前から改善を働きかけてきましたが、今年こそ結果を出さなければならないことがあります。


 「学校飼育動物の治療費」についてです。


 皆様方は学校の校庭の一角にある動物の飼育小屋を、当然のことながらご覧になったことはあるでしょうし、子どもの頃の思い出をお持ちの方も多いことと存じます。


 我が家は、犬2匹も住人ですが、言葉を話せない動物相手ですから、体調についてはこちらが気にかけなければいけませんし、必要とあらば獣医さんに連れて行きます。
 それは、飼っている者の義務であり、家庭のペットであっても学校の飼育動物であっても同じことです。


 本題に入りますが、現在、練馬区の学校において、飼育動物が病気になった際の治療費は、学校予算の中の「役務費」から出しています。


 学校における役務費は、どのようなことに使っているのか!?
 例えば、教室のカーテンのクリーニング代とか、ガラスの修繕などです。


 先ずこの時点で、絶対的にだと思いませんか?
 
 学校における飼育動物の存在は、「命」の大切さを教えることにあります。その命に対して役務費というのは、全くなじまないと思います。


 実際にこのようなことがあったと聞きました。

 具合が悪くなった飼育動物を心配した担当の教職員が、

「獣医に連れて行きたい」と、申し出をしたところ、

 副校長から

「今年は、ガラスの修理をしたので、予算がない」

 という返答であったと.....

 私は、呆れたのを越えて怒りさえ感じ、「その人の名前を教えて下さい」とまで言ったほどです。

 教える立場の人間の言うべきことではないし、人として間違っていると思います。

 また、夏休みや冬休みの間、面倒を見てもらえずに休み明けに死んでしまった動物もいるとのことです。
 学校によっては、教職員や生徒たちが連れて帰って面倒をみている学校もあり、学校によって対応に差があるのが実状です。


 今後は、そのようなことがないように

 ①学校飼育動物の治療費の予算は、早急に役務費からはずし、単独にするかもしくは、別の予算枠に入れて、使いやすいものとするべき

 ②校長会を始めとして、教職員に学校における飼育動物の存在の意味と意義を周知徹底するべき

 以上2点についてを、早い段階で返答をくれるように担当の所管に伝えたところであります。
 結果については、後日、報告させていただきます。