
9月28日(日)から、練馬区立美術館において
「見つめて、シェイクスピア!展 ~美しき装丁本と絵で見る愛の世界~」
が、スタートしました。(9月28日~11月30日)
この展覧会は、ウィリアム・シェイクスピアの生誕450年を記念して、開催される展覧会であります。
本展の見どころは、1階の展示室には、約80点にのぼる個性的な皮革装丁本、2階の展示室には、シェイクスピア作品に主題を得た絵画、版画作品や挿絵本、と大きく2コーナーに分かれています。
展示されている皮革装丁本は、ひとつひとつが、本当に美しいかったです。そのままインテリアにしたいくらいです。装丁本の展覧会は、日本では珍しいと思いますので、ぜひ、ご覧いただきたいと思います。
また、2階にはモノクロームではありますが、シャガールによる版画の挿絵本「テンペスト」が展示されており、見ごたえがあります。
今回は、ミレイの「オフィーリア」のような絵画の展示はありませんが、また違ったシェイクスピアが楽しめます。
さらに、今回のオープニングには、シェイクスピアの本国イギリスから、製本装丁家協会「デザイナー・ブックバインダーズ」から、正会員のデザイナーであるマーク・コックラム氏と、同じくその夫人である、國方コックラムみどりさんが来日され、式典にてご挨拶をされました。
練馬区立美術館も長い時間がかかりましたが、ついにというか、やっとインターナショナル、グローバルスタンダードになったんですね!と、感慨深い小川です。

マーク・コックラム氏とツーショット。ほんの少しお話しさせていただきましたが、とてもユーモアのある明朗な方でいらっしゃいました。

カメラマンの要望に応えて、ポーズを取るコックラム氏
また、会場では、練馬区在住で猫の彫刻で有名な彫刻家の、島田絋一呂先生ともお会いしました。ちょっとおどけてツーショット!

もう古希だからとおっしゃいますが、いつもお若い先生です。
ところで、この展覧会は、期間中に一部、作品の入れ替えがあるそうなので、会期中にもう一度足を運びたいと思います。