一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

居住地校交流(3年生)

2021-11-18 14:21:00 | 日記



行く前からソワソワ。
口やひらがなで
「のんちゃんのがっこうにいきます」と
何度も説明はしていたけど、
なにをするのか、いつ行くのか、など
みーくんの中で
いまいちイメージがついてなかったようです。そりゃそうだよね。



居住地校の3年生のクラスで
図工の授業3、4時間目の2時間分、に
入らせてもらいました。



はじめに私から
ご挨拶とみーくんのことを紹介させてもらう時間を貰いました。



「みーくんのこと、知ってる〜!覚えてる〜!!っていう人〜???


(ほとんどの子どもが手をあげてくれました)


2年生のときは、
コロナで、直接交流できなかったけど、


写真や動画で交流させてもらって、
そのときに、みんながみーくんに書いてくれた
お手紙、


ひとりひとり大切に読ませてもらいました。ありがとう!!
大切におうちに保管しています。



みーくんは、みんなと同じ地域に住んでいて、みんなと同じ歳、だけど、


脳に障がいがあって、
みんなみたいに、
じっとしたり、座ってお勉強したり、
お話ししたりが出来ません。


なので、
バスに乗って、特別な学校に通っています。


みーくんの見た目は8歳だけど、
中身は
今、2歳くらいです。


今日は、大きな声を出したり、ジャンプしたり、
驚かせてしまうかもしれないけど、
このクラスの仲間に入れてね。


何か聞きたいこととかあったら、
『こんなこと言ったら失礼かな?』『こんなこと言ったらあかんかな?』って
思わなくていいから、
なんでも
聞いてくださいね」



という
感じの自己紹介をしました。
(だいたいの筋道は考えていきました)



授業内容は
あらかじめ聞いてはいたのですが。
両手にクレヨンを持ち、
同時に自由に形を書き、色を塗る、という
授業。





みーくんが支援学校で、練習してきたもの。




実際作る作品は
こういうもので、
左右かんぜんに対称にはならなくても
その形を楽しみつつ、色も塗る。。。
(居住地校から参考にお借りした資料。白黒ですが)というもの。


やることは分かってましたが、
みーくんにとっては、
難しすぎました。


説明もわからない。
そもそも30人以上、1クラス
人数が多すぎる中、


黒板で1人の先生が説明することを
みんなと一緒に
聞けるはずもない。


集中もできない。



ものの10分、15分ほどで、
その場にいることすら、
危ぶまれる事態になりました。




自由にクレヨンで
書かせたり、色を塗らせようとしても、
それすらも
しようともしてくれない。



泣いたり怒ったり、
必死に上着を着て、カバンを持って、
何度も、帰ろうとする。


無理矢理なんとか居させよう、座らせようとするけど、



もうやだー!!という感じ。



1時間目の5、10分ほどで、
コレは、
とてもじゃないけど、
2じかんも居れない。
このままでは、無理だ。。。。



もう、途中で諦めて帰るしかないと思いました、それくらいみーくんの様子は限界でした。



が、なんとか、
妖怪ウォッチに興味があることを、
付き添ってくれてた先生に伝えると。



お友達の中に、
妖怪ウォッチの筆箱をもっていた子が居て、



そこからです。
付き添ってくれた先生が
その筆箱に食いついたみーくんを見て、


妖怪の絵を画用紙に書いてくれました。
それを
みーくんが
塗り絵する。。。


みんなと同じ課題では
まったくないけど、
それで、なんとか2時間、


集中して、その場にいることが出来ました。














図工は専門の先生が授業をするようで、
みーくんに付き添ってくれた先生は、

このクラスの担任で、ずっとみーくんの担任と、今日まで
やり取りをして打ち合わせをしてくださっていた先生です。


全部で15枚も、
妖怪のキャラクターの似顔絵を


筆箱を見ながら
ひたすら書いてくれました。



みーくんは喜んで次々に塗り、
その名前をひらがな表で示して、
先生に、ペンで書くように指示してました。



ひらがなで書く部分と、カタカナで書く部分を分けることに厳しくて(笑)
先生に
怒ったりして指示しながら、



先生は
苦労しながら、


ずっと付き合ってくれてました。




休み時間には
みーくんの周りに
いーっぱい子どもたちが集まってきました。



みんなで記念撮影もしました。
(みーくんだけ
めっちゃ渋い顔!笑)



ひらがな表でコミュニケーション取るんだよー、と説明。


当の本人は塗り絵にすっかり没頭しています。




いろんな子どもたちと私がめっちゃ喋りました。



「家どこなん???私の家〇〇〜!!」


「私みーくん知ってるで、保育所一緒やった!」


筆箱を貸してくれた子は、
のんちゃんの同級生の弟で、
仲良しママ友のお子さん。


「え、僕のうち来たことあるん???」


あるでー!!笑




途中で
のんちゃんも現れて。


みんな急に6年生が教室に入ってきたからビックリ。


「え、お姉ちゃんおるん???」


「じゃぁ、なんで、この学校に(みーくんが)来てないん???」



だから、この学校で勉強するの、無理やろ???笑



「あ、そっか。笑」



なんでも聞いてくれていいよー、って
言ってたからか、
いっぱいいっぱい質問してくれて、


いっぱい話せて良かったです。



3年生、
十分すぎるくらい
会話が成り立つことに、
ただただビックリ。


授業中の態度や内容もね。




給食の話もして、



もう来年からは、
授業に入らせてもらうこと、無理になるかもー。


みんなはどんどん成長していくけど、
みーくんの成長は亀のあゆみやから、



どんどん差が開いて付いていけなくなるし、
来年来れたとしたら、
給食とか掃除の時間ーとかになるかもー。


って言いました。



居住地校の先生とも
そんな話をしました。



ちょっと今回の内容は
難しかった。



みーくんの興味を惹きつけることができなかった。



今後の課題点として、
両方の学校の先生と
今回の状況を共有しようと思います。




帰るときの挨拶は
みーくんもしっかりと
ぺこりんもバイバイも出来ました。




普段と違う環境のところに
急に連れてこられて、
訳のわからないまんま
無理矢理
その場に居させられた感じの




みーくんにとっては、
すごく
負担が重かっただろうなぁと


正直思います。



居住地校交流なんて、
私の
エゴなんかな。



みーくんにとっては、
迷惑や負担でしかないかな、というふうにも
思いましたが、




一方で、
普通学校の子の反応は、良かった。




みんなすごく優しくて純粋で。。。



1年生のときは、はじめはただただビックリしていたけど、



今回は、
みんな大人になって、
1年のときの様子や、
2年のとき動画でみたみーくんの様子も


きちんと覚えてくれていて、
はじめから
受け入れてくれているような
感じがしました。




レベルが違いすぎて、
交流も
ほんとに内容を考えないと
難しいけど、




違いすぎるからこそ、
交流する意味があり、


みーくんのことを
分かってもらう、ことは



必要なのかな、とも思います。




またこの後、
両方の学校の担任の先生に
お礼とご報告のお電話を
入れたいと思います。






静かな夜

2021-11-18 08:31:00 | 日記
◆睡眠記録◆
21時就寝
5時すぎ起床



気づいたら朝でした。
まだ暗かったけど。


静かな夜。
夫が出張でいない夜。


夫の生活音がなくて
超快適〜♫



子どもたちが小さいころは、
夜中に夫がいないことが
不安でしたが、



どのみち、夜遅くにしか帰ってこず、
とくに
顔を合わせたりも


朝5分程度で。



そのくせ、夜中に
自由きままに、いつお風呂やトイレに入るかわからず、


くしゃみや咳払い、鼻をすする、鳴らす癖もありーの、
足音や
ドアの音も
まったく静かに出来ず。。。


まー、うるさい、
かなりの確率で、
寝ているところを起こされ、


そのストレスがもう
半端ないのです。


起こされるかもしれない、、、って
思うだけで、ストレス。




みーくんが知的障害児じゃなかったら、
起こされても

そこまで
ダメージはないです。


起こされたくなかったら、耳栓して寝たらいいだけ。



みーくんが一度起こされたら、寝ない。
リズムが乱れる。



だからこっちはトイレ行くにも
寝返りうつにも



咳も我慢して、
戦々恐々としながら、緊張感のある夜を
毎日送っているのにね。




はい。
今日は
よく寝れました!!!みーんな。




のんちゃんもまた自分で起きて、
元気に登校していきました。




今日は
みーくんは
学校をお休みです。



居住地校交流の日だからです。



あとで、
居住地校(のんちゃんの学校)の、


3年2組に
一緒に混じっての
授業を受けさせてもらいにいきます。



また
後ほど、
報告させてもらいますね。



いつも
見にきてくださってありがとうございます。