昨夜、家に帰ってTVをつけると、WBCまだやってるじゃありませんか
それも、負けちゃってるじゃありませんか
マー君が泣きそうなお顔で、食い入るように仲間のプレーを見ているじゃありませんか
夫も帰宅し「これは大変」としばしWBCの応援
二次予選でこれほど、WBCに燃えると思わなかったよ~。
「ねえ、ねえ、ねえこれ負けちゃったらサンフランシスコ行けないの?」
「いや、まだキューバ戦で勝てば行ける」
とは言っても勝つ保証はないもんね~。
そこに鳥谷!さすがデキる男は違います。オーラがデキ男そのもの。
よくぞ二塁に進んだ
などと大興奮し、サムライジャパンの勝利を祝ったのでした。
予選でこれだからどーしよ?決勝戦
さて日本橋の辺鄙な所に伝説の蕎麦打ち名人、料理人と言われる
「仁行」という蕎麦屋があると知ったのは昨年も終に近い頃。
ミュシュランの星も貰っている十割蕎麦の店だと・・・
「ふ~ん・・・このオレ様の舌を満足させられるかね、石井君」
とばかり、出かけてみた。
石井君とはこの伝説の店主様のお名前でございます
お店は人形町と三越前の中間くらい、昭和通りに近いところにありました。
あまり飲食店などなさそうな路地の目立たないビルの4Fにあります。
このあたりのビルはどれも特徴がないもんね。
わざわざ銀座のお店をたたんで、なぜにこんな場所に
4Fまであがりエレベーターの扉が開くと、お香のほのかな香りが・・
戸を開け中に入ると、このビルからは想像できない高級店の雰囲気を
醸し出している、それでいて温かみのあるインテリア。
これは料理に使う陶器を見えるように配しているからだろう。
個室二つほどと、立派なカウンターがあります。
ここはお料理も美味しいという事で星を戴いているようですが、
蕎麦屋というからには、初見はシンプルな「もり」で。
1,680円という一見お高い設定ですが、実はリーズナブルなんですな~
冷たい主役の「もりそば」の前に暖かい「きつね」が出てきました。
これは日によって内容は変わるものの汁蕎麦という点は変わりません。
どれどれ・・・お汁を一口・・・あら(゜Д゜)ノ特段、カツオも香らない。
お蕎麦は確かに十割とは思えぬなめらかさ。
お揚げさんも、どこで食べてもこんなものでしょう・・・可もなく不可もない一杯。
さあ、伝説の十割にして細さを極めた「もり」登場
器はさすがにセンスを感じさせます。
ほんとーに細いんだ~
しかしこの時点でのビジュアルに少々の不安が・・・
どうも水切りがあまいように思える感じ。
汁につけずに麺を頂いてみる・・・うーん十割にしてこの細さにして
コシもしっかりある。これはなかなかの腕とみた←偉そうだよ
でつけ汁・・・こちらはまあ好みがあるからね、中途半端な東京風と感じた。
麺はね、最初の不安的中で何とも細い分、水分の絡みが多く、
麺と麺がくっついちゃうんだよね・・・これはアカン
水分の多さで蕎麦の風味が感じられない。
口の中でどうしても水分が全ての味を台無しにしてしまう。
細ければ良いというものじゃないのだな~・・・
なんとも期待値が高かった分、ガッカリ感が拭えない。
最後はミカンゼリーいやりんごだったか記憶が・・・
手作りとはわかるけれど、まあこんなもの。
お料理はきっと美味しいのね?
しかし蕎麦屋は蕎麦で勝負だよね・・・その日の出来というものもあるだろうから
もう一度リベンジし評価を決めようと思ったそんなお蕎麦でした。