昨日は東京マラソンが開催され、
午前中は応援に駆り出された。
名前を書いた大きな紙持ち係
近場で一番空いていそうな蔵前で応援
夜はNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」を見る
官兵衛自体に興味があったけれど、どうもこのドラマは脚本が悪いよ~
百花繚乱というか、盛り込み過ぎて官兵衛のスマートさが弱い。
信長も、秀吉も毛利も描きながら官兵衛も描かなくてはいけないので
大変なのかも
でも、歴史ドラマってそういうもんだよね
そして昨日、気付いたのは主役の岡田君が小柄なので、
なおさら、際立たないのではないのかと。
インサイド・ストーリー的な部分も弱いし・・・
「次はどういう手で来るの?どうでるの?」というワクワクコースターに
乗せてはくれないのだ・・
この脚本家は歴史物に向いていないのかもしれないな。
事実は小説より奇なりという言葉があるけれど、
小説や映画の中で起こる様な事が実際に起こっていた。
週末、ネットで気になるニュースが目に留まった。
男子大学生がラインで心無い言葉を交際相手の同じ大学の
女の子に送り、その女の子が投身自殺した・・・
自殺ほう助の疑いがあったが釈放されたとの事だった。
その記事を読み、男子学生のした事に愕然とし、でもなぜ
釈放されたのかが不思議だった。
コメント欄にはいろいろな意見がありその中に
「メンヘラ」という言葉があった。
なーんとなく想像はついたけれど、正確な所は知らなかったので、
調べて見ると、メンタルヘルスがいっちゃってる人というネット用語らしい。
そして女子大生のブログやツイッターなどが存在し、自動的に辿り着くという
ネット社会ならでは合理性。
そのブログを読んでみると思わず、何日も遡って読んでしまった。
文学部に在籍していた子なので、文才はある程度はあるとしても、
そこには豊か過ぎる感受性と、その手の才能があるように感じられる文章。
リアルな世界にその様な感受性を持ち、表現しうる存在があったという事に
ショックを受けた。
小6か中学の1年くらいの時に、年の離れた従姉が「二十歳の原点」に
感激し、私に読むように勧められ読んだけれど、
まったく共感を得られず、なんだかずいぶん勝手な人の様に子供の私には
思えたのだった。
今読めば違うのかな
なんだかその女子大生のブログはその「二十歳の原点現代版」のような、
いや、それはもっと危うい精神の中で実社会とかい離している自己を
才能豊かに書き綴っていた。
ラインで心無い言葉を投げ続けた男子学生・・
単純にこれだけの事実で彼を裁く事は可哀そう過ぎると思ったのだ。
しかし、順調な人生だったかもしれない彼は、偶然に関わってしまった
人間関係のいたずらに影を投げつけられてしまったのだな~
ひどく、心が重くなった。闇、闇、闇そこにはそれしか読みとれなかったのだから。