産卵を終えてペラペラに薄くなったカレイも、3月に入って体力回復のために
荒食いするはず・・・投げ釣り師なら誰でも期待しているのですが。
この冬は北陸地方も雪が多くて、2017年になって、石川県能登島の情報が
ほとんど入ってきません。
私も昨年の夏の遠征以来、北陸地方はご無沙汰で、果たしてどうなるかと
判らないまま出撃しました。
釣れても釣れなくても、鹿島、大洗、小名浜 などの漁港とは違って、
誰に遠慮することもなく、のびのび自由に竿を振ることができる能登島は
釣り人にとって夢の場所です。
能登島へ募る思いは日増しに膨らんで、金曜日に仕事を終えた後に、
自然とカラダが北陸地方へ向かっておりました。
まずは自宅から国道17号線に沿って、のろのろ北上して、上州屋浦和店に
立ち寄り、アオイソメを3000円分購入。もっと買いたかったが、店の在庫が
これだけしかなく、しょーがない。もしも使い切れば、持参の塩イソメに
切り替えて使用する予定。
上州屋を出た後は、外環道に乗り込み、関越道練馬ジャンクションへ乗り継いで
北上。
さらに上信越道、→ 上越ジャンクションから北陸道 →小矢部ジャンクションから
能越道 → 七尾 → 能登島
能登島まで徹夜の運転です。
土曜日AM3:30に到着しました。片道約530kmを7時間かけて走破してきました。
能登島へは21番目に入島です。
「なにぃ?オレの前に20人もの釣り人がすでにやって来ているのか?」
↑↑ 勘違いもはなはだしい。
いつもの釣り座である、南の関白にやって来ましたが、まだ誰も先行者はおらず、
休憩する間もなく、場所取りのために、三脚3個、竿6本をセッティングしました。
暗闇の中で、準備のためにゴソゴソやっていると、ギラッと光る目に驚きました。
タヌキ? アライグマ? ハクビシン?
仕掛けは各竿1本バリで、多少の効果を期待して、赤色のビラビラを付けてます。
ここまで準備して、約2時間ほど仮眠して、夜が明けてきました。
釣り座に置いてきたクーラーボックス、三脚、竿 みんな白く凍り付いていました。
気温マイナス3℃、無風で快晴。
カラダのあちこちにホカロンを貼り付けて、頑張りましょう。
エサのアオイソメをたっぷり付けて、フルキャストで投げ込んでゆきます。
すぐに、富山から来たという釣り人が、私の左側に入りました。
竿の数、私6本、隣の釣り人5本、計11本の竿を立ててアタリを待ちました。
じつは先週、ヤフオクで、中古品ですが竿を2本買いました。
6本のうちこの2本をいちばん左に配置しました。
なんとかこの2本を「魚の付く竿」にしたいです。
いくら高級な竿でも、釣れない竿ってあります。
いくらボロい竿でも、よくアタる「魚の付く竿」ってのがあります。
しかし、この日の潮はとても渋かったです。
なんのアタリもありませんでした。
開始早々、隣の釣り人が約30cmイシガレイを1枚釣り上げただけで、沈黙。
フグやケムシも居ません。
この日、唯一掛かってきたケムシ↓↓
そしてたまーにヒトデ↓↓
ヒマなので、足元にころがっているクルミの実を拾ったりして、↓↓
能登の水はこんなに綺麗なのに・・・なぜ釣れん?
AM9:30 右側の岬から、なまこ船が姿を見せて、ゆっくり近寄ってきました。
船が海の底をかき回したり、海水を動かしたりすると、魚の食い気が立つことが
あります。
今回もその効果が出たのでしょうか?
船に近く、いちばん右に投げ込んでいた竿の穂先が、ゴンゴンゴンゴン
揺れました。暫らく待って、再びゴンゴンゴンゴン・・・
「絶対に飲み込んでる」と確信したところで、竿を持って大アワセして、ゴリ巻き
高速で浮かしにかかりました。
重い手応えを感じながら、「そうそう、コレコレ、この充実感」に満足して
寄せてきました。
やっとこさカレイを1枚釣り上げました。
おっ、こいつマコガレイやわ。
27cm でしたが、けっこう肉厚でした。
しかし、後が続きません。
またずっと沈黙です。
AM11:00 お隣の釣り人が、また30cm程のイシガレイを追加。お隣、計2枚。
しかし、あまりにも釣れないので、AM11:30 お隣の釣り人が撤収。
お隣の釣り人から、その2枚を戴きました。
お隣の釣り人が撤収された後も、独りで頑張りましたが、花粉がひどい。
目が痒くて、こすってたら腫れてきました。
鼻水がポタポタ、とっても息苦しいです。
なんとか新しい竿に、魚を掛けさせたくて、その後もPM2:00まで頑張りましたが、
実現しませんでした。
昼過ぎから突然曇り空になり、天候が崩れ、PM2:00雨が降りだしました。
もはやこれまで。
仕舞い支度をして、帰りに島の太公望や鴫島の様子を見ながら、島をあとに。
どこもパッとしませんな。
日曜日の未明に板橋区の自宅へ戻ってきました。
私の釣り上げた唯一の1枚であるマコガレイが左。↓↓
お隣の釣り人から戴いた2枚のイシガレイが真ん中と右。↓↓
2人で出した竿の数は11本・・・なのに釣れたのはたったの3枚かい。
高速代 15,000円
ガソリン代 10,000円
エサ代 3,000円
走行距離 1,067km
バカと言ったらバカ。
趣味だからと言ったら、たしかに趣味だろう。
しかしココロの満足度は?と言ったら、充実感100%
漁師じゃないんだからね。
荒食いするはず・・・投げ釣り師なら誰でも期待しているのですが。
この冬は北陸地方も雪が多くて、2017年になって、石川県能登島の情報が
ほとんど入ってきません。
私も昨年の夏の遠征以来、北陸地方はご無沙汰で、果たしてどうなるかと
判らないまま出撃しました。
釣れても釣れなくても、鹿島、大洗、小名浜 などの漁港とは違って、
誰に遠慮することもなく、のびのび自由に竿を振ることができる能登島は
釣り人にとって夢の場所です。
能登島へ募る思いは日増しに膨らんで、金曜日に仕事を終えた後に、
自然とカラダが北陸地方へ向かっておりました。
まずは自宅から国道17号線に沿って、のろのろ北上して、上州屋浦和店に
立ち寄り、アオイソメを3000円分購入。もっと買いたかったが、店の在庫が
これだけしかなく、しょーがない。もしも使い切れば、持参の塩イソメに
切り替えて使用する予定。
上州屋を出た後は、外環道に乗り込み、関越道練馬ジャンクションへ乗り継いで
北上。
さらに上信越道、→ 上越ジャンクションから北陸道 →小矢部ジャンクションから
能越道 → 七尾 → 能登島
能登島まで徹夜の運転です。
土曜日AM3:30に到着しました。片道約530kmを7時間かけて走破してきました。
能登島へは21番目に入島です。
「なにぃ?オレの前に20人もの釣り人がすでにやって来ているのか?」
↑↑ 勘違いもはなはだしい。
いつもの釣り座である、南の関白にやって来ましたが、まだ誰も先行者はおらず、
休憩する間もなく、場所取りのために、三脚3個、竿6本をセッティングしました。
暗闇の中で、準備のためにゴソゴソやっていると、ギラッと光る目に驚きました。
タヌキ? アライグマ? ハクビシン?
仕掛けは各竿1本バリで、多少の効果を期待して、赤色のビラビラを付けてます。
ここまで準備して、約2時間ほど仮眠して、夜が明けてきました。
釣り座に置いてきたクーラーボックス、三脚、竿 みんな白く凍り付いていました。
気温マイナス3℃、無風で快晴。
カラダのあちこちにホカロンを貼り付けて、頑張りましょう。
エサのアオイソメをたっぷり付けて、フルキャストで投げ込んでゆきます。
すぐに、富山から来たという釣り人が、私の左側に入りました。
竿の数、私6本、隣の釣り人5本、計11本の竿を立ててアタリを待ちました。
じつは先週、ヤフオクで、中古品ですが竿を2本買いました。
6本のうちこの2本をいちばん左に配置しました。
なんとかこの2本を「魚の付く竿」にしたいです。
いくら高級な竿でも、釣れない竿ってあります。
いくらボロい竿でも、よくアタる「魚の付く竿」ってのがあります。
しかし、この日の潮はとても渋かったです。
なんのアタリもありませんでした。
開始早々、隣の釣り人が約30cmイシガレイを1枚釣り上げただけで、沈黙。
フグやケムシも居ません。
この日、唯一掛かってきたケムシ↓↓
そしてたまーにヒトデ↓↓
ヒマなので、足元にころがっているクルミの実を拾ったりして、↓↓
能登の水はこんなに綺麗なのに・・・なぜ釣れん?
AM9:30 右側の岬から、なまこ船が姿を見せて、ゆっくり近寄ってきました。
船が海の底をかき回したり、海水を動かしたりすると、魚の食い気が立つことが
あります。
今回もその効果が出たのでしょうか?
船に近く、いちばん右に投げ込んでいた竿の穂先が、ゴンゴンゴンゴン
揺れました。暫らく待って、再びゴンゴンゴンゴン・・・
「絶対に飲み込んでる」と確信したところで、竿を持って大アワセして、ゴリ巻き
高速で浮かしにかかりました。
重い手応えを感じながら、「そうそう、コレコレ、この充実感」に満足して
寄せてきました。
やっとこさカレイを1枚釣り上げました。
おっ、こいつマコガレイやわ。
27cm でしたが、けっこう肉厚でした。
しかし、後が続きません。
またずっと沈黙です。
AM11:00 お隣の釣り人が、また30cm程のイシガレイを追加。お隣、計2枚。
しかし、あまりにも釣れないので、AM11:30 お隣の釣り人が撤収。
お隣の釣り人から、その2枚を戴きました。
お隣の釣り人が撤収された後も、独りで頑張りましたが、花粉がひどい。
目が痒くて、こすってたら腫れてきました。
鼻水がポタポタ、とっても息苦しいです。
なんとか新しい竿に、魚を掛けさせたくて、その後もPM2:00まで頑張りましたが、
実現しませんでした。
昼過ぎから突然曇り空になり、天候が崩れ、PM2:00雨が降りだしました。
もはやこれまで。
仕舞い支度をして、帰りに島の太公望や鴫島の様子を見ながら、島をあとに。
どこもパッとしませんな。
日曜日の未明に板橋区の自宅へ戻ってきました。
私の釣り上げた唯一の1枚であるマコガレイが左。↓↓
お隣の釣り人から戴いた2枚のイシガレイが真ん中と右。↓↓
2人で出した竿の数は11本・・・なのに釣れたのはたったの3枚かい。
高速代 15,000円
ガソリン代 10,000円
エサ代 3,000円
走行距離 1,067km
バカと言ったらバカ。
趣味だからと言ったら、たしかに趣味だろう。
しかしココロの満足度は?と言ったら、充実感100%
漁師じゃないんだからね。