昨年の暮れ、千葉港の夜カレイへ参戦するかどうか?非常に悩みました。
しかし忘年会が続いて、仕事終わりの12月26日も、ココロは千葉港なのに
カラダは牡蠣鍋をつついていて、ヤケクソでホッピー、芋焼酎お湯割り、熱燗、
・・・なんでもござれで・・・
こりゃダメだと諦めた瞬間、翌朝から喉が痛くなって、ティッシュと風邪薬を手放せない
状態になってしまって、とても竿を振れる状態ではなくなっておりました。
2017年は?と言うと、そうですねぇ、都内板橋区へ転居してきて、
どこへ出撃するのにもホント遠くなりましたね。小名浜へ行くにも片道200km、
鹿嶋へ行くにも130kmかかりますが、そんな不利な状況の中でも、
2017年も好きなものを追いかける情熱と気力で、出撃を続けて、
小名浜港で年明けから春までに40cm級マコガレイを累計3枚をゲットできた
ことは大変満足しています。
さて、2018年はどんな年になるでしょうか?
竿を出しているときに地震や雷だけは発生して欲しくないですね。
毎年の年頭に行う我が家の釣り初めの儀は、昨夜のことですが、今年も無事に
執り行うとができました。
3日の昼過ぎに、帰省先である西宮市の実家を出発した私は、福井県にある
三方五湖にある久々子湖を目指しました。
名神高速の彦根ICで降りて、湖周道路と国道8号線をのろのろ走って、
PM3:30敦賀にある魚流さんでアオイソメ2000円分を購入。
ちょっと迷いました。釣り初めの儀だけならエサ2000円も要らんやろ。
しかし、もしも釣れ続けたら、2000円でもエサ足らんやろ。
うーん、この天候やしなー。
余ったら塩イソメにしたらええやん。
ということで、エサを買ってから27号線を西進。
PM4:30 久々子湖に到着。
まずは釣りの神様に対して年頭の祈願をしました。
か~み~さ~ま~ぁぁあああああ、
今年も1年、無事故でよろしゅうお願いします。
たのんまっせぇ~、
おまえもな~、
いつものごとく、小学校のウラに陣地を敷いて、三脚ふたつ、竿4本を準備。
今回の狙いは大きなマハゼの記録更新だけで、根掛かりも無いので、
仕掛けのハリを2本に増やしてます。
匹数は要りません。
ここでの自己最高記録24.5cmを超えるハゼドンが釣れてくれればええのです。
ここは水深2mしかありません。鷺や鵜や鴨などの鳥類が多いので、
昼間はハゼは泥底に深い穴を掘って隠れています。
夜になると、目が効かない鳥に代わって、巣穴から這い出してきます。
明るいうちに釣りの準備だけしておいて、暗くなるまで待ちます。
この間にも雪や霰が頻繁に降ってきて、車で待機します。
周囲が暗くなってきたPM5:45 、
派手に穂先ライトを叩くように揺らして初アタリが出ました。
竿を手に持ってリールを巻くと、コンコンと抵抗が伝わり、なかなかのトルクでした。
掛かっている獲物はマハゼしか居ないと信じ切っていましたから、
コレ大きいわ。
こりゃ~春から縁起がええわい!!とニヤニヤしながら巻き寄せると・・・
ん?
なんやおまえ?
ここ汽水やろ?
なんでオマエがおるねん?
ガッカリ。
PM6:00 を過ぎると、派手さは無いものの、小さくチョン、チョン、
あるいはコツ、コツ、と
アタリが退屈無しに連発し始めました。
4本の竿をどこへ投げ込んでも、間違いなくマハゼが掛かってきます。
うーん、
なんぼでも釣れるけど、小さいなあ。
パッと見て大きいと思われるヤツでも20cmぐらい。
このバケツの中で一番大きそうなヤツを測っても20.5cm。
PM8:00を過ぎて20匹ほど釣れましたが、全て小さくて
次第にやる気が薄らいできました。
PM9:00になると、雲が切れて、正面からスーパームーンが現れました。
周囲も明るくなって、とっても穏やかです。
この明るさを嫌がったのか?
アタリが減りました。
しかも釣れてくるハゼのサイズがどんどん小さくなってきて、
PM9:30 まだエサはたっぷり残っていましたが、終了しました。
数えたら、35匹。全て15~20cmぐらい。
全て生きていたので、全数リリース。
この日の気温2℃でした。
水深2mもない浅い湖なので、水温もおそらく5~6℃ぐらいしかないと思いますが、
この湖は外海とつながっています。
なぜもっと外洋の深場へ移動しないのか?不思議なヤツらです。
とりあえず2018年の釣り始めの儀は無事に終了致しました。