漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2021.6.18 ちょっと息抜き  茨城県鹿嶋港公共埠頭

2021-06-19 21:46:43 | 海釣り

新潟まで0泊2日の弾丸ツアーを決行して、ちょっと疲れましたが、

待てよ・・・クーラーボックスの中に未着手のアオイソメが1000円分

残ってる。

 

 

いつもは塩イソメにするのですが、新鮮だし、時間が余っているので、

何処かで、このまま消費することにして、再度出撃することにしました。

 

じつは、釣り人としてではなく、サラリーマンとして毎朝、新橋駅から

勤務先へ向かう途中で、カラスがゴミ袋を突いて、残飯を撒き散らして

いる光景を目にします。毎日です。

最近カラスが増えましたなあ。忌々しいカラスめ、なんとかならんのか?

苦々しく思っていると、ふと、あるネット記事に目が留まりました。

「カラスはヒトデを怖がる」

ええー?ほんまかあ?

本当らしいです。ヒトデの体にあるサポニンという成分が紫外線に反射

して変な反射光を放つそうで、カラスはその光を怖がるそうです。

「へえ、あんなもん鹿嶋港になんぼでもおるで」

「オレもカラス撃退薬を作ったろか」

 

というわけで、青イソメ1000円分を持って鹿嶋港へ出撃しました。

6月18日AM11:00 板橋の自宅を出て、すぐに首都高速へ。

 

 

 

 

都心を通過して、湾岸線へ

 

 

さらに東関道へ

 

 

 

東関道の終点の潮来ICで降りて、鹿嶋港へ向ったのですが、

やはり車横付けできる公共埠頭を目指しました。

 

 

自宅からの距離が130kmなので、午後イチPM13:00には鹿嶋港に到着。

平日なのに釣り人が多いですねぇ。

私の左側には青物狙いの釣り人、私の右側にはサルベージ船が係留。

 

 

 

「ヒトデなんぞ自分で釣らんでも、他人様が釣り上げたヤツがなんぼでも

 捨ててあるやろ」

と思って、周辺の岸壁を見て歩きますが、なかなかどうしてヒトデが転がっ

てません。カレイ釣りの冬季より奇麗な岸壁です。

そうか、今の季節は皆さん、アジ、サバなどの青物ばかり釣ってますから、

誰も海底の魚を釣ってないんだ。

 

うーん、やはり自分で釣らなアカンのか。

暑いし、もう少し涼しくなってからでも・・・

 

 

 

私の後ろには低周波を撒き散らして風力発電が回っています。

 

 

天気が良過ぎたのでカーエアコンを付けながら、ちょっといっぷく。

どうせ深夜まで粘るから、アルコールも少々。

 

 

 

投げ込んで20分後に仕掛けを回収すると、まずは先取点、1匹? 1枚ゲット。

 

 

釣れたんじゃない。釣ったんだ。

今日はヒトデを目的に釣りに来てんだから、釣ったんだ。

 

 

瞬く間に、・・・と言っても2時間ぐらい経過しましたが、

けっこう釣れました。

これぐらいあればカラス撃退薬が作れるかな?

 

 

夕方になって、夜釣りの準備をします。

 

 

ヒトデはアタリが出ないのに、なぜに竿先にケミホタルを付けるのか?

じつは、エサはアオイソメなので日が暮れるとアナゴも狙うのです。

 

 

車の中では、スマホでYouTube 番組で阪神×巨人、ラジオの実況中継で

プロ野球を楽しんでおりましたが、

ときたま、竿先を叩くようなアタリが出るので、竿先から目が離せません。

 

 

↓ ↓ 太々しく、ご立派な体格で・・・デカいアタリを出してくれて有難う!!

 

暗くなってきたPM19:30ごろから頻繁にアタリが続きました。

ほとんどフグのアタリでしたが、期待のアナゴもチビアナゴですけど

掛かってきました。

ハリが丸セイゴ16号なので、小さいヤツは掛かり難いですが

それなりに楽しい釣りです。

 

 

PM22:00 野球中継も終わり、ラジオを聴いている最中で、迂闊にも居眠り

してしまい、三脚に付けた鈴の音で目が覚めました。

竿が50cmほど引きずられて前の海に落ちかけているところでした。

慌てて車から飛び出して、竿を持って空アワセをしましたが、

すっぽ抜けしたようで、この日の唯一の大アタリを逃してしまいました。

 

日付が変わって19日AM2:00 まで続けて、アオイソメが無くなったので

終了。

撤収しました。

 

帰りは、だーれも走っていない深夜の東関道、そして首都高速を

独り占めです。

深夜のドライブを堪能しながら、AM4:30 無事に帰還しました。

 

 

さてと、持ち帰ってきたヒトデですが、独特の臭気・・・磯臭い?

酷い臭気だったので、ベランダで日干しにしてみます。

 

 

 

そして、釣ったアナゴですが、25~35cmぐらいの4匹を、

実山椒を加えて、佃煮を作りました。( 仕上がりはとっても少ないです。)

 

 

 

 

 

日曜日の「阪神×巨人」戦を観るときの、酒のアテにしようと思います。

 


2021.6.17 あの場所はどうやって行くのだろう? 新潟県市振漁港

2021-06-19 20:03:15 | 海釣り

今年4月にいちど新潟方面へカレイを狙って新規開拓をしました。

しかしそのときはホタルイカのシーズン真っ最中で、ほとんど何も

情報を得ることができませんでした。

今回の狙いは真鯛なのですが、選択すべき条件はカレイとほぼ同様で

まずは水深のあるポイントが最優先です。

上越周辺で水深のあるポイントを検索してみると、

市振漁港(いちぶりぎょこう)の記事が何件かヒットします。

漁港の堤防の先端は水深があって、カレイや真鯛が狙えるそうですが、

4月に初めてここを訪れたときは、立ち入り禁止の柵が設置してあり

先端まで行けませんでした。

 

 

同じアングラーでもルアーや落とし込みのような、竿を1本だけ持って

軽装備で移動しやすい釣り人ならば、容易に柵を乗り越えられるのですが、

私のように竿4本、三脚2本、タモ、タックルケース、クーラーボックス

をキャリアカートでゴトゴト運ぶ釣り人は、この柵を超えるのはひと苦労

です。

あの柵はどうやって超えるのだろうか?・・・

いくら検索しても誰も記述してません。

グーグル地図の3D航空写真を睨んでも、なかなか解り難くくてはっきり

しません。

もう一度自分で行って、この目で確かめてみないことには、夜も眠れません。

なので、確かめに行くことにしました。実行するのみ。

6月17日、梅雨の合間で天気が良さそうだったので、AM11:00板橋の自宅を

出発して、首都高速→関越道→上信越道→北陸道 のルートで

PM16:20現地に到着しました。今回は明るいうちに調査したかったので、

高速道路をフル活用・・・平日の昼間なので出費が嵩んで、非常に痛い

のですが、夜も寝られないぐらいの私の悩みの大きさのほうが遥かに重症で

した。

 

 

 

 

北陸道の親不知ICで降りて、怖い国道8号線をチンタラ走ると、市振漁港に

到着します。前回と同じく漁港横の駐車場へやってきました。

前回は真夜中だったし、外の海が荒れていたので、漁港の中から堤防沿いに

調査してましたが、今回は明るく天気が良いので、堤防の外側の砂浜から

進んでゆきました。

 

 

 

 

 

砂浜の砂が堤防の先端へゆくほど堆積していて、

駐車場に近いところは堤防は私の背丈より高いのですが、

 

 

先端へ行くにつれ、堤防は低くなります。

↓↓ ここまで重たいキャリアカートを引っ張ってきたので疲れてます。

 

 

 

外の砂浜から柵まで歩いてきました。

 

 

 

堤防の上にあがり、実質的に柵を超えた位置におります。

 

 

堤防の上から漁港のほうを見ました。

 

 

なんだ外側の砂浜から簡単に入れるじゃないか!!

 

 

 

堤防の上から堤防の先端のほうへ進んでみました。

 

 

堤防の先端でルアーマンが良型のキジハタを釣り上げていました。

 

 

 

 

 

 

 

先端付近から、振り返って漁港奥のほうを見ました。

 

 

し、しかし、内側の岸壁の上に降りられません。

歩いてきた堤防が高すぎて、ルアーマンのところまで行けません。

ハシゴが必要です。

 

ということで、脚立を持ってきました。

 

 

 

 

 

皆さん、バカは私だけで十分です。

汗ダクになって、砂浜を、キャリアカートを引っ張って堤防まで来て、

脚立を立ててハシゴにして堤防に上がり、荷物を引き揚げて、

さらに漁港の内側へ荷物を下して、堤防の先端までやってきました。

体力使いましたわー。

今回はできるだけ荷物を少なくしたので、竿は2本だけにしました。

 

 

エサはユムシとアオイソメの豪華セットです。

丸セイゴ16号のハリを通してハリ先を出して、

出たハリ先にアオイソメ2匹をチョン掛けしたものを

海底にふわっと置くイメージです。

 

 

 

 

日本海に向けてフルキャストしました。

ポチャンと水面に付いてから、オモリがどんどん沈んでゆきます。

20カウントぐらいあります。

深いですねぇ。

 

 

1時間毎にエサチェックしましたが、ユムシとセットにしたアオイソメは

何者かに奇麗に齧り取られてますが、ユムシだけは無傷で戻ってきました。

くそーっ、鯛はおらんのか?

鯛が居たら一発で飲み込むやろ。

ここまで苦労して来たのに、全くアタリが出ませんでした。

PM23:30まで粘りましたが、私のやる気が失せてきたので、撤収することに。

帰りは、来た道を逆に進むだけですが、疲れているし、眠いし、

またあの堤防をハシゴを掛けて荷物を引き揚げると思うと、

ゾッとしました。

まっ、無事に帰ってきましたので・・・。