新潟まで0泊2日の弾丸ツアーを決行して、ちょっと疲れましたが、
待てよ・・・クーラーボックスの中に未着手のアオイソメが1000円分
残ってる。
いつもは塩イソメにするのですが、新鮮だし、時間が余っているので、
何処かで、このまま消費することにして、再度出撃することにしました。
じつは、釣り人としてではなく、サラリーマンとして毎朝、新橋駅から
勤務先へ向かう途中で、カラスがゴミ袋を突いて、残飯を撒き散らして
いる光景を目にします。毎日です。
最近カラスが増えましたなあ。忌々しいカラスめ、なんとかならんのか?
苦々しく思っていると、ふと、あるネット記事に目が留まりました。
「カラスはヒトデを怖がる」
ええー?ほんまかあ?
本当らしいです。ヒトデの体にあるサポニンという成分が紫外線に反射
して変な反射光を放つそうで、カラスはその光を怖がるそうです。
「へえ、あんなもん鹿嶋港になんぼでもおるで」
「オレもカラス撃退薬を作ったろか」
というわけで、青イソメ1000円分を持って鹿嶋港へ出撃しました。
6月18日AM11:00 板橋の自宅を出て、すぐに首都高速へ。
都心を通過して、湾岸線へ
さらに東関道へ
東関道の終点の潮来ICで降りて、鹿嶋港へ向ったのですが、
やはり車横付けできる公共埠頭を目指しました。
自宅からの距離が130kmなので、午後イチPM13:00には鹿嶋港に到着。
平日なのに釣り人が多いですねぇ。
私の左側には青物狙いの釣り人、私の右側にはサルベージ船が係留。
「ヒトデなんぞ自分で釣らんでも、他人様が釣り上げたヤツがなんぼでも
捨ててあるやろ」
と思って、周辺の岸壁を見て歩きますが、なかなかどうしてヒトデが転がっ
てません。カレイ釣りの冬季より奇麗な岸壁です。
そうか、今の季節は皆さん、アジ、サバなどの青物ばかり釣ってますから、
誰も海底の魚を釣ってないんだ。
うーん、やはり自分で釣らなアカンのか。
暑いし、もう少し涼しくなってからでも・・・
私の後ろには低周波を撒き散らして風力発電が回っています。
天気が良過ぎたのでカーエアコンを付けながら、ちょっといっぷく。
どうせ深夜まで粘るから、アルコールも少々。
投げ込んで20分後に仕掛けを回収すると、まずは先取点、1匹? 1枚ゲット。
釣れたんじゃない。釣ったんだ。
今日はヒトデを目的に釣りに来てんだから、釣ったんだ。
瞬く間に、・・・と言っても2時間ぐらい経過しましたが、
けっこう釣れました。
これぐらいあればカラス撃退薬が作れるかな?
夕方になって、夜釣りの準備をします。
ヒトデはアタリが出ないのに、なぜに竿先にケミホタルを付けるのか?
じつは、エサはアオイソメなので日が暮れるとアナゴも狙うのです。
車の中では、スマホでYouTube 番組で阪神×巨人、ラジオの実況中継で
プロ野球を楽しんでおりましたが、
ときたま、竿先を叩くようなアタリが出るので、竿先から目が離せません。
↓ ↓ 太々しく、ご立派な体格で・・・デカいアタリを出してくれて有難う!!
暗くなってきたPM19:30ごろから頻繁にアタリが続きました。
ほとんどフグのアタリでしたが、期待のアナゴもチビアナゴですけど
掛かってきました。
ハリが丸セイゴ16号なので、小さいヤツは掛かり難いですが
それなりに楽しい釣りです。
PM22:00 野球中継も終わり、ラジオを聴いている最中で、迂闊にも居眠り
してしまい、三脚に付けた鈴の音で目が覚めました。
竿が50cmほど引きずられて前の海に落ちかけているところでした。
慌てて車から飛び出して、竿を持って空アワセをしましたが、
すっぽ抜けしたようで、この日の唯一の大アタリを逃してしまいました。
日付が変わって19日AM2:00 まで続けて、アオイソメが無くなったので
終了。
撤収しました。
帰りは、だーれも走っていない深夜の東関道、そして首都高速を
独り占めです。
深夜のドライブを堪能しながら、AM4:30 無事に帰還しました。
さてと、持ち帰ってきたヒトデですが、独特の臭気・・・磯臭い?
酷い臭気だったので、ベランダで日干しにしてみます。
そして、釣ったアナゴですが、25~35cmぐらいの4匹を、
実山椒を加えて、佃煮を作りました。( 仕上がりはとっても少ないです。)
日曜日の「阪神×巨人」戦を観るときの、酒のアテにしようと思います。