カレイにはまだ早い10月、この期間は積極的にブッコミ夜釣りで狙えるポイントを
新規開拓しておくことにしています。
夜釣りなので、夜の寒さに耐えられるよう、しかも重装備なので、なるべく車を
横付けできる場所を探して、日頃からグーグルマップの航空写真と睨めっこ、
・・・私にはそんな時期なのです。
先週の赤住の場所はかなり期待していた場所だけに、本当にがっかりでした。
今週出撃する場所は果たしてどんな結果になることやら・・・大して期待せずの
出撃でした。
出撃の場所はココ ↓↓
能登町の九里川尻河口です。
河口から沖へ砂地の底が拡がっており、ポツポツと適当に大きな岩が沈んでいて、
そこにデカいスズキが定位していて、小魚が流されてくるのを待ち伏せしていそうです。
車を横付けして、足場も良さそうです。
航空写真と違って、実際に現地へ行ってみると、川の流れが異なっていて、
水量も少なくて、単なる遠浅の入江のようでした。
私が投げ込んで届く範囲・・・せいぜい4色程度ですが・・・水深が無くて、投げ込んで
着水したオモリが砂地の底にめり込むようです。
PM16:00 まずはアオイソメの房掛けを投げ込んでスタートしましたが、エサ取りのフグが
濃いらしく、投げ込んですぐに竿先がジビジビ震えだし、投げ込んで10分で回収すると、
素バリで戻ってきました。5号フロロカーボンのハリスに噛み跡だらけ、ザラザラでした。
大型魚を狙っての大きなハリを用意しました。
管付き丸セイゴ18号にフロロカーボン5号を結びました。
管付きにしている理由は、ハリスの結び目の切片が上を向くからです。
イソメをこきあげたときにずり下がり難いからです。
アオイソメが瞬時に取られてしまうので、代わりにアサリ身の数珠掛け、
さらに身の硬い塩イソメも試してみました。
アサリと塩イソメの豪華セットも、エサ取り対策には効果が薄かったです。
刺身用のミズダコのスライスも試してみました。・・・これもダメでした。
刺身用のトリ貝も試してみました。・・・これは少しエサ持ちが良かったです。
完全に暗くなって、PM18:30 トリ貝を付けて正面に投げ込んだ竿が、とつぜん三脚の上で
跳ね上がりました。最初からリールのドラグを締めていたので、竿が引っ張られて、
三脚ごと倒されそうになり、慌てて竿を持って、リールを巻き上げようとすると、
かなり強く抵抗され、横に走り出しました。
「こ、これはデカいスズキだろ」と思いながら、慎重に寄せてくると・・・あれっ?
元気なクロダイでした。
カラダの大きさに似合わず、かなり強い引きでした。
クロダイ (メス) 40cm
その後PM22:00まで粘りましたが、アタリも無く、ひたすらエサ取りと闘って打ち返す
ばかりで、疲れがピークに達しました。
新月で、街灯も無く、真っ暗な世界でただ独り黙々と頑張る・・・この状態を自分で
望んでいたはずなのに、実際には寒さと眠さと疲労で、全く面白く感じられません。
そのうちポツリポツリと雨が降り始めたので、集中力も無くなって、退散しました。
オマケですが、
13日(金)のPM21:00に深谷の自宅を出発して、徹夜で運転して九里川尻に到着したのは
14日(土)AM5:30でした。土曜日の昼間の時間がまるまる余ってしまったので、
周辺地域の堤防テトラ帯を探して、キジハタ釣りをして時間を潰すことにしました。
オマケ① 赤崎釣り桟橋 ・・・ここでキジハタ2匹キープ
駐車した場所に野生のブドウが実を付けてました。
皆さん、沖に向けてエギングしているようです。
非常に歩きにくい広大な地磯を抜けて、堤防へ渡って、先端のテトラの隙間で
2匹のキジハタをゲットしました。
1匹目ゲット 丸飲みでした。
2匹目ゲット やはり白いソフトルアーは最強だと思うのです。
オマケ② 松波漁港 ・・・ここでキジハタ1匹キープ
三角のテトラって、堤防との隙間が無くて、期待外れ。
カサゴ君をゲットしましたが、キジハタと比べると食べる身が少ないのでリリース。
沈んでいるテトラの真ん中の穴に落とし込んで探っていたら・・・
キジハタ君ゲット。
おまけ③ 鵜飼漁港。
長大な堤防テトラを探ってみましたが、水深が無くて、アタリがありませんでした。
全体に浅くて、港内の底が見えます。
小型のチヌやアオリイカが泳いでいるのが見えましたが、ソフトルアーには無視でした。
アタリが出なくても、見附島を眺めながら、景色を満喫するだけでも、
得した気分になります。
ひなびた漁港・・・本当に異国の地のようです。
いかにも釣れそうな雰囲気なのですが・・・水深が無いのでとても残念です。
14日(土) PM23:30 秘密のアジトにて持ち帰ってきた魚の下処理をしました。
ハラワタ取り除いて、急速冷凍して、翌朝、凍らしたまま深谷の自宅へ戻りました。
ブッ込み新規開拓はまだまだ続きます。