全国の釣り人を代表して、その趣味の奥深さを心優しく演じてくれた
俳優の西田敏行さんがお亡くなりになりました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
今週末は西田さんを偲んで、全国の釣り人が竿を振るのではないでしょうか。
さて、今年2度目の出雲崎漁港。やはりぜんぜん釣れませんでした。
19日(土)未明から竿を出してましたが、全くアタリ無し。
景色はとても良いのに、見掛け倒しもいいとこ、です。
釣れない原因はズバリ、水深が無くて浅いからだと思います。
出雲崎漁港は深谷の自宅から距離にして片道約200kmで、小名浜や上越と
同じほどの距離で、比較的近いのですが、
周辺に釣エサ屋が無いので、柏崎で調達してから北上するか、または
寺泊で調達してから南下するか、けっこう面倒臭い場所です。
今回は自宅の冷凍庫の奥で眠っている塩イソメ、オキアミ、冷凍エビを持参して、
関越道の長岡ICから国道352号線に沿って、直接、出雲崎漁港へ向いました。
17日(金)PM22:00に出発して、現地には18日(土)AM1:45に到着。
AM2:00スタート。
あまり人気の無い漁協前岸壁の端が空いていたので、そこに陣取りました。
天気予報では朝から雨が降り始めるので、車を横付けできる場所を優先して
確保しました。
サーフリーダーBX-Tの赤竿2本で陣地を構えました。
仕掛けは夏の真鯛釣り仕掛けをさらに改良して、オモリ近くに喰い渋りイエロー集魚剤、
丸セイゴ15号にホンテロンGP5号を結んで、さらにフグ除け赤パイプを装着。
そしてエサは冷凍オキアミと塩イソメを付けて投げ込みました。
風は無く、10月の夜だというのに気温22℃もあり、異常に蒸し暑いです。
フリースを着用して竿を投げると汗ばんだので、車に戻ってエアコンをつけてました。
投げ込んで竿先のLEDランプを注視して睨んでましたが、ずっと待ちぼうけでした。
ずっと魚信は皆無。
港内はとても浅いですね。どこに投げてもオモリが着水してすぐに底に着きました。
水深4~5mぐらいしかないのでは? 何もない平坦な砂底でした。
しかし、15分間隔で仕掛けを回収すると素針で戻ってくるので、ステルスなフグだけは
居るのでしょう。
スーパームーンから2日経過したお月様が明るく照らしてくれました。
アタリが出ないまま、明るくなってきました。
私の横のほう、漁協前で夜間ずっとサビキ釣りしていた釣人たちには、
たまーに、良型アジが掛かっていたようです。
しかし一晩粘ってアジが1~2匹では・・・なんとも。
この日、唯一の獲物はアズキ色の貝でした。
昼間の気温は25℃まで上がって、しかも蒸し暑いですが、
季節は秋なんでしょうねぇ。
アタリが出ない竿先はアキアカネが安心して休める絶好の居場所ですか。
AM11:00 対岸に見える赤灯堤防のほうが釣れそうに見えたので、移動しました。
他の釣り人はどんどん帰ってしまって、漁港では私だけになってしまいました。
何処へ投げても水深は4~5mしかなく、海藻も無いベタ底の砂地です。
足元を覗くと、黒点のように見える無数のフグベイビーたち。
PM13:30 曇ってきて、雨が降り出したので、撤収しました。
やはり新潟県の上越から寺泊までのエリアは、どこも水深が無くて、
魚影がとても薄くて、投げブッ込み釣りには向いてないです。