( まず3連休のはじめ10月12日(土)AM7:30 )
今年の5月の始め、ゴールデンウィークのときに初めて生地漁港で竿を出しました。
黒部川の河口に位置して、さすがドン深の富山湾だなと感じた場所でした。
投げ込んで50~70m付近で急激に谷底へ落ちるように深くなっていて、オモリが着底
するまでに、ラインがスルスルとリールから送り出されます。
今度はリールで巻き取るときには必ず落ち込みの角で根掛かるように重たくなります。
それをクリアすると海岸まで平坦な棚になっているようです。
初めて竿を出したときには近投で平坦な砂底で37cmマコガレイをゲットしました。
私はブッ込み専門なので、底の状態をもっと詳しく知ろうと思ってますが、
私以外のほとんどの釣り人はルアーやカゴサビキなので、底にこだわらず
あまり構わずに釣っておられるようです。
60~70mぐらいまで青物が回遊して近寄ってくるらしく、皆さんよく飛ぶジグで
釣れているようです。
でもジグを沈めすぎたり、底を這わすと、根に掛かってロストするようです。
冬のカレイ釣りに向けて、この場所をもっと知っておきたいと思い、12日の朝に
5月と同じ場所に陣取って投げこんでみました。
私の右側はコンクリート護岸が連なっていて、そこに青物狙いのルアーマンが大勢
居ました。
ルアーマンたちは砂浜が嫌いなのかな。
私の左側、漁港の堤防まで砂利浜が拡がっています。
比較的空いていました。
この場所は、すぐ後ろに車を駐車できるので、ものすごく距離が近くて便利です。
しかも夜中は等間隔で常夜灯が点いていて、防犯的にも安心です。
海は凪いでいて、透明な水で、自然を感じます。
アオイソメを付けて投げ込んで、すぐにコツンとした小さなアタリがでて、
チャーリーが釣れてきました。
しかし、アタリはそれっきりで、仕掛けを回収するたびに何者かに齧られて素バリで
戻ってきました。
うーん、犯人はフグなのかなぁ。
2時間ほどやってましたが、1度だけ何の前触れも無く、いきなり右側の竿が引っ張り
込まれて、竿尻が浮いて、三脚の上で水平になりました。
あわてて竿の尻を掴んで、竿を立ててリールを巻きましたが、抵抗も無く回収すると、
針の結び目が切られていました。
これって本当のフグの仕業なのか?フグが竿尻を浮かすのか?
AM8:30になるとほとんどのルアーマンが撤収して居なくなりました。
AM10:00 私も撤収。
しかし頭の中は、いきなり引っ張り込まれた大アタリのことが忘れられなくて、ずっと
気になったままでした。
( 3連休の帰り10月13日(日)PM23:15 ふたたび犯人捜し )
あきらめきれずに再び生地漁港の砂利浜へ戻ってきました。
PM20:00ごろ、氷見周辺では強風が吹いていたので、心配しましたが、黒部川河口の
生地漁港は、なんと無風。波も無かったです。氷見では気温15℃だったのに
ここ生地漁港ではなぜか22℃で、暑いぐらいでした。
開発品の集魚剤を投げ仕掛けに取り付けることも試してみました。
洗濯バサミのストッパーも取り付けました。
ユムシ弾が8発残ってましたし・・・
アオイソメも1,000円分ぐらい残ってましたし・・・
あと2時間ほどで、月が富山湾へ沈んでゆくので、竿先に付けたLEDランプと月を同時に
眺めながら、夜景を楽しんでました。
さて、投げ込んで15分間隔で投げ直してましたが、アタリが皆無なのに、
仕掛けを回収すると、素バリどころかハリスがスバッと切られて戻ってくることが
多発しました。
硬いホンテロンGP5号のハリスがスバッと切られるなんて。
犯人はたぶんフグやろ、と思いますが、実体がないのでなんとも・・・。
そこで、ホンテロンGPの上からフグ除けの赤パイプを被せて、投げ込むことにしました。
ビニルパイプがずれないように結び目を付けます。
この場所ではユムシ弾も齧られてどんどん減りました。
すると、・・・ ・・・
すぐに竿先に付けたLEDランプがコツコツと揺れて、アタリが明確になりました。
巻き取ると、やはりフグでした。
1匹目は15cmほどのショウサイフグ
2匹目も10cmほどのミニフグがユムシを咥えてる。
コイツ何フグやろ? とにかくフグ。
こんな小さいヤツらにホンテロンGP5号が噛み切られているのか?
70cmの大アナゴでも切れないハリスがこんな小さなフグにスパッと切られているのか?
・・・
・・・
ほんと信じられん。
硬いモノフィラメントのほうが切り易いのかな。
フニャフニャのPEラインでハリスを結んで再トライしてやろうかな。
待ってろよ、黒部のフグ野郎!!