
忙しい仕事の合間を縫って細々と続けていた北斗無双。プラチナゲットしマスター!
ストーリーがラオウ編までなのはまだ分かる。切りもいいし。が、だ、あの使用キャラの少なさはいただけない。もっとも原作でそんなに戦っていないキャラは作りづらいのはわかるけど、原作者監修なんだからせめて南斗六星と五車星くらいまでは使えるようにしても良かったのではなかろうか。おいらてっきりジュウザ、ユダ、フドウあたりは使えると思ってたよ。
それからいくら女キャラがいないとはいえ、マミヤが北斗神拳や南斗聖拳の使い手をボウガン片手になぎ倒していくのはいかがなものかと。セガの格ゲーの時も同じこと思ったけど。
ゲームのほうはまぁ普通の無双ゲー。ただ、鍛えてないと北斗神拳や南斗聖拳の真の力を発揮できないので、雑魚のボウガンでブスブスと刺されたり、マッチョな中ボスにジャンピングパワーボスされたりと、あまり「指先一つでダウン」させる感覚は味わえません。よく中ボスから逃げ回りながら食べ物を探してさまよい歩くことになったりします。もっとも中ボスまでは真・伝承奥義で一撃必殺なので闘気ゲージをケチらずこまめに使っていくのが世紀末を生き抜く秘訣だと思います。そうやって地道に鍛えていけば大抵のキャンセルが可能になって連携の幅がものすごく広まって雑魚どもを蹴散らしていくことができるようになるので。
さらに伝説編のボス戦は最後のトドメに無双闘舞という時間内にボタンを入力していくミニゲームを成功させる必要があるのだけれども、2回目以降の挑戦でミッションポイント7つ集めて強敵(とも)が本気出したときの無双闘舞の長さはなかなかのガチっぷりでものすごい量の入力を要求されます。失敗したら失敗したでボスの体力が回復して最初からやり直しなので、これはこれで熱い強敵との戦いを表現できているのかなと思ったり。
最後に幻闘編トキの章でのラオウの「トキ、おまえはもう治っている!!」のセリフは必聴だと思います。