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カードゲームはもう英語版で遊べばいいんじゃないかな

2020年06月04日 19時49分25秒 | アニメ・コミック・ゲーム
ボードゲームにしてもカードゲームにしても、
英語版で遊べると、日本より早く手に入れられたり、拡張がたくさん出ていたりと色々と遊べることの幅が広がります。

だけれども、結構英語の壁で跳ね返される人が多いように感じます。
英語の説明書を読めとか長いストーリーを読んで理解しろというのはまた別の話になるのですが、ゲームを遊べるレベルでゲーム内英語を理解することは、そんなに難しいことではありません。

中学校で習うレベルの英語知識があれば十分です。(単語力は別)

なのでカードゲーム英語のススメを簡単にまとめたいと思います。

1:まず理解すべきこと
英語の文章は以下のような形で成り立っています。
主語(誰が)+動詞(何する)+目的語(何に)+目的語(何を)+おまけ(時間とか、期間とか、条件とか)
カードゲームのゲームテキストは大体きれいな英語で書いてあるので、必ずこの文法に則って書かれています。
(指示する場合、命令系で主語が省かれたり、目的語がないことがありますが、並び順は変わりません。)
そして”基本的に”一つの文章に動詞は1個のみです。
これを理解すればもう50%くらい読めたも同然です。

2:次にすべきこと
英語の文法がわかっても、どれが主語でどれが動詞か分からなければ、分割することはできません。
なので、次にすべきは動詞を知ることです。
動詞なんか星の数ほどあるのにどうすんだ、と思うかもしれません。
が、しかし、カードゲームで使われる動詞なんてたかが知れているのです。
それに、そもそもbe動詞(am,are,is)やGet、Go、Flyなんかは意味知っている人のほうが多いのではないでしょうか?
それに英語に慣れてくれば、文を見ただけで意味が分からなくても動詞は見つけられるようになります。
1つの文章で動詞がわかってしまえば、後は簡単。
動詞より前は全部主語、
動詞より後は全部目的語やその他おまけです。


3:サンプルで見てみましょう
某カードゲームから抜粋
「Goblin Raider can't block.」
Goblin Raider :主語。意味わかる必要なし、This card(このカードは)と読めばよい。Goblin Raider(ゴブリンの略奪者)。Rider(ライダー)じゃないよRaider(レイダー)だよ。
Can't:Can not 助動詞。動詞のおまけ。基本動詞とセットで存在する。Yes, we can!のcan.
今回の場合、出来ない。Can=出来る Not=否定 
※助動詞のうちカードゲームでよく見るのは、
Can:出来る
May:出来る、しても良い
Must:しなくてはならない
block:ブロック←ゲーム用語なので正しく理解する必要はない。バレーボールのブロックをイメージするとよい。
まとめると
Goblin Raider(このカード)は、+(できない)+ブロック
「このカードはブロックできない。」

「Return target permanent to its owner's hand.」
主語なし!いきなり動詞で始まる場合はあなたへの命令です。やらないといけません。
Return:動詞。リターン。戻す。ハイリスクハイリターンとかのアレです。
target permanent:目的語。target=対象の、ゲーム全般によく出てくる単語。permanent=パーマネント。こちらもゲーム用語(このゲームの場合場に残るカードの総称)。髪型を固めるパーマもこれ。
to its pwner's hand:目的語その2。to =~へ、go to Japanのtoと一緒。its=その、itの所有格。owner's:オーナー。車のオーナーとかのアレ。hand=手。カードゲームの場合90%以上の確率で手札のこと。
まとめると
戻せ!+対象のパーマネントを+itsオーナー’s手札へ
「対象のパーマネントをそれのオーナーの手札に戻せ」

簡単でしょ?

少しレベルアップ
「Whenever Thieving Magpie deals damage to an opponent, you draw a card.」
文章が2つあることはわかるかな?
1つめyouの前まで
「Whenever Thieving Magpie deals damage to an opponent」
Whenever:取りあえず無視、フェンエバー。
Thieving Magpie:主語。意味わかる必要はない。シービングマグピー(泥棒カササギ)。
Deals:動詞。カードゲームでよくつかわれる動詞その1、Deal=(ダメージなどを)与える。
Damage:目的語その1。ダメージ。
to an opponent:目的語その2。to =~へ、go to Japanのtoと一緒。opponent=対戦相手(ゲームでよく出てくる)
まとめると
Whenever+このカードは+与える+ダメージを+対戦相手に
「Wheneverこのカードが対戦相手にダメージを与える」
2つめyouから後ろ
「you draw a card.」
You:主語。あなたのことです!
draw:動詞。カードゲームでよくつかわれる動詞その2。draw=(カードなどを)引く。
a card:目的語。カードを”1枚”。この場合の”a"は1枚の意味なので無視してはいけません。
まとめると
あなたは+引く+カード1枚
「あなたはカードを1枚引く」
上のと合体!
「Wheneverこのカードが対戦相手にダメージを与える」、「あなたはカードを1枚引く」
さて、Wheneverの意味は何が適切でしょうか?
この2文の関係性から行くと、「ならば」や「する時」が合うような気がしませんか?
大体それであってます。この辺りはゲームのルールがわかれば、適切な解釈ができます。
ちなみにWheneverの意味は「~する時にいつでも」です。
よって
「このカードが対戦相手にダメージを与えた時、あなたはカードを1枚引く」

わからない単語は無視したらいいんです。
あとで都合の良い日本語を当てはめれば良しです。


ちなみに、Wheneverの他にWhenもよくつかわれますが、意味は大体同じ
Whenever も When も「~する時」と訳せば大体行けます。

まだ、もう少しサンプルの説明をしたいのですが、とりあえずこの記事はここまで。

個人的な感想ですが、日本人が英語を読むために一番大事なのは苦手意識を捨て去ることだと思います。
日本語にはたくさんの横文字が使われていますし、無意識のうちに使っている英語もたくさんあります。
意味は大体わかるはずなんです!

それに文章を読むだけなら、英会話と違って、相手がわからなくて「こいつ何言ってんだ?」みたいな対応をされることもありません。
読むのはタダです。わからない単語は辞書引けばいいんです。Google先生に聞いてもかまいません。
その積み重ねで英語の読み書きはクリアーできます。

そのための入り口としてカードゲームは最高だと思っているのです。

みんな!英語版のゲームで遊んで英語読めるようになろうぜ!

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