毎日暑い日が続いて、いよいよ夏といった感じですね。増田です。
ただ、仙台は、夏といっても朝晩は比較的涼しかったり、日中も風が吹くとひんやりしたりと、東京や関西、九州と比較すると過ごしやすいので暑い暑いというと更に暑い地域の方に怒られそうです。
そんな中、先週のお休みは、家族で海に行きました。震災直後からは考えられない光景です。
さて、話は変わってつい先日、国土交通省から不動産取引における重要事項説明等のIT化を検討する「ITを活用した重要事項説明等のあり方に係る検討会」の中間とりまとめが発表されました。
国土交通省では、インターネット等を利用した、「対面以外の方法」による重要事項説明について、具体的な方法や、トラブルの防止、トラブルが発生した場合の損害等の課題への対応策に関する検討に着手し、平成26年6月に中間とりまとめを行い、平成26年中に結論を得て必要な方策を講じるとしており、今回は6月までに開催された検討会の中間報告となっています。
その他にも、契約に際して交付する書面を「電磁的な方法による交付」とする可能性についても検討がされており、今年中には結論が出される予定となっています。
不動産賃貸業界においては、転勤者や学生など、遠隔地から契約されるお客様も多くいらっしゃるので、電子化や対面以外の方法での重要事項説明が可能になれば、お互いに負担が軽減できることになりメリットが多くありそうです。
ただし、対面しないことでの悪用リスクも考えられますので、その対策には十分な検討が必要と思われます。
現代において、もはや常識となったインターネットを利用しての物品の売買に続いて、いよいよ不動産市場も参入していくことになりますので、不動産業界の常識が大きく変わるかもしれません。
非常に楽しみです。