建財社 STAFF BLOG

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日常に迫る危機感について

2014年08月29日 | その他

おはようございます。

今日は、先週読み終わった本から。

 

僕は、いつも小説を中心に読むようにしているのですが、

(影響を受けやすい僕は、自己啓発テーマや、ビジネス書籍は、その影響をすぐに受けるのであまり読みません)

本屋さんで、何気なく手に取ってしまいました。

「空き家問題」

つい最近も、全国の空室率や空室数がメディアに大きく取り上げられてましたね。

題名を見れば、空き家は今後も増え続け・・・・将来深刻な問題に・・・・という内容が書いていてある事は一目瞭然です。

読まなくても分かると思いますし、不動産業に携わる者として新しい発見がたくさんあるようでは日頃の勉強不足となってしまいます。

でも・・・気づいたら買ってました(笑)

結論は・・・・やっぱり書いてある事は予想通り。

予想と異なっていたのは、その事態の深刻度合です。

単に、空き家を放置しておくと犯罪率が高まる、共同住宅の運営が困難になる、という問題にとどまらず

地方自治体の財政破綻、国際情勢からの疎外まで結びつけられていました。

なるほどど思ったのが、国際情勢からの疎外です。

空き家の増加はすなわち、子供の減少が原因です。(団塊の世代と同じ数だけ、人口が今も存在すれば大丈夫という単純な発想です)

子供の減少は、結婚率の減少、労働環境に起因するものが多いですね。

アジアに目をむけると・・・・発展めまぐるしい各国は、出生率も上昇しています。(かつて高度成長期にあった日本と同じです)

東京はいつまでもアジアの中心ではないということです。労働生産人口の低い東京、不動産を始めとしてマーケット縮小が叫ばれる東京、アジア諸国への飛行時間が最も遠い東京。

東京オリンピックにむけて、経済が活性化しているように見えますが、やはり足元をしっかりみて地域活性化に労働生産層が取り組まなければならないと思いました。

僕自身にこのテーマをむけると・・・震災以降、空室率が極端に低かった仙台圏にあって、徐々に空室は増えつつあります。

その空室をいかに活用していくか・・これに尽きますね。

 

コメント
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