鮭川村は山形県の北部、最上地方にあり人口約5,000人の小さな村です。山形県内の約6割の生産量を誇る「きのこ王国」で今、栽培ハウスにはエノキダケの箱で一杯です。
先週(6月第2日曜日)鮭川村中央公民館での鮭川歌舞伎(山形県指定無形民俗文化財)の定期公演をみに行きました。役者が入口で出迎えをしてくれます。
館内は花乃錦絵弁当(予約販売)を手にした村民で熱気たっぷりです。
農民の素人歌舞伎でありながら若手役者が多く活気に満ちていた。
本場の歌舞伎と同じ高額なかつらや着物を使用している。 会場のセッテング、化粧、着付けは座員が一人二役でとても大変のようです。
中でも子供だけの「子供歌舞伎」は郷土の伝統文化愛護精神を養うことを目的に結成され、メンバーは歌舞伎ながら女の子の比率が圧倒的に多いとか。古典の台本を理解するとは感心しました。
女形をみて、忘年会で渡辺さん達がかつらをかぶり、芸者の衣装を着て大さわぎした。しばらくの間○○○○にひんしゅくを買ってしまったことが思い出される。
2015.06.21
高野 孝