ゴシック聖堂をモチーフにしたモダンな集合住宅の紹介です。
ピカソ・アリーナ(フランス/パリ)
※トリコールロール(青文字・白文字・赤文字)にしてみましたが見づらい…???
1985年、パリ郊外のマルヌ・ラ・ヴァレに建設された公営住宅。
保育所や学校、商業施設が併設され、住居部分は540戸。
親しみを込めて「カマンベール」・「ドラム」と呼ばれているそうです。
確かにカマンベールチーズにもドラムにも見えますね。
モダンでありながら、どこか荘厳な印象を与えます。
設計はマロノ・ニュネズ・ヤノブスキーという建築家。
建築工法はローコスト化を図るため、プレハブ工法を採用しているそうです。
ちなみにパリの賃貸事情は、集合賃貸住宅に住むというライフスタイルが定着。
パリ市の平均賃料は22.3ユーロ/1平米(2015年1月)。
ゆったりとした間取りと良好な環境で日系企業の駐在員にも人気の西部15・16区。
90~100平米で2,200~2,900ユーロ/月だそうです。
※JETROパリスタイル データ参照
※1ユーロ=120.56円(2017年2月11現在)
題名を世界の集合住宅-1としました。
機会があれば-2・-3と続けてみたいと思います。