能登の祭りを一堂に集め展示した会館です。
200地区と云われる各町内の大小数十基が展示されており、
まだまだの数が倉庫に保管されているとのことです。
入館者毎に、学芸員の方が説明してくださいます。
「キリコ」は「切子灯篭(御神燈)」を略した切籠でガラス細工ではありません。
直方体の行灯です。
高さ12m超、重さ2t、100人以上の担手を要する巨大なキリコは
練り回るのに電線がさまたげになってきたので、現在は作製されていないとのことです。
屋台はすべて輪島塗りで、価格は何億円単位と聞いてビックリ。
また、圧巻は3階の天井まで届く大松明で柱は杉の木。
8月の輪島大祭(キリコ祭り)で燃やされる映像はとても迫力があった。
起源は重蔵神社大祭において日本神話に基づく伝承の逢瀬の祭りにあります。
縁結、子授、安産を叶えてくれるというので、願いをこめた絵馬が沢山あります。