ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

参観日

2008-01-17 | 子育て日記
今日は子供の参観日で昼から休んで見に行った。まだ一年生なのであくびが出るような授業だったがときどき「僕を見て」的な顔で振り返る子供に必死であくびをしないようにしていた。
ところで息子の担任は そりゃあまあ今まで見たことがないサイボーグのような先生だ。無意味な会話はしない。連絡事項は一方的。嬉しいことも悲しいことも話したって無反応。ニコリともしなければあれでなぜ嫁の貰い手があったのかと不思議になるほどだ。
初めて学校に通い始めた頃、私も子供も何もわからなかったし 学校での様子が知りたくて毎日の連絡ノートを楽しみにしていた。でも家での話しなど何度書いても「良かったですね。」これしかない。
学校の様子は全く書いてくれない。1学期に一度「あゆみ」に書いているだけ。
そのうちこちらも期待しないようになった。
自分のノルマさえこなせばいいという人なんだ。何でいきなりこんなへんてこな先生にあたってしまったんだ。と思いつつまわりのお母さんたちも「あの先生全く響かない人ですよね」と言っているのを聞き「なんだみんなにそうなんだ」とますます思いっきり期待しなくなった。
そんな先生の評判を知っているのか、教頭先生がものすごく面倒見がよく 病気の時も心配して向こうから声をかけて来た。
正直 担任とは違い全校生徒を相手にしているのだから、一人一人の病気のことなど理解していることにびっくりした。
サイボーグ先生の態度が嫌で思わず子供に「あの先生ってほんと笑いもしないよね。」と言ってしまったことがある。
すると息子は「そんなこといわんで。元気がなくなってくるわ」と言った。
もしかして気をもんでいるのは子供たちも同じか?と思うとまたまたムカつく。
私が子供の頃の先生は、ほんとに情熱的で面倒見がいい人が多かった。
今の先生は、宿題の丸付けすら自分たちではしない。親にしてくれというのにどのへんが大変なんだ。
昔みたいに1クラス40人ではない。たった19人だ。それでも勉強を教えるのは大変だとあれやこれやと親が手伝わなくてはならない。
私のように母子家庭で自分が働き手でも、行事はいつでも平日だから休んで行く。
手伝いだって休んで行く。
先生は給料が出ても私は給料から引かれるんだ。
そこまでして協力しているのに連絡ノートくらいまともに書いても良くないか?
息子の顔にアザができていたことがあった。
理由を聞くと図書館で滑って転んだらしく、先生の目の前だったようだが保健室に行くわけでもなく、冷やすわけでもなく 泣いているのをあやされただけだったようで、目のすぐ下が膨らんで帰って来た。
2日目、待っても連絡もなく、連絡ノートに何も書いてないのを見て 頭にきた私はどうして教えてくれないんだと抗議した。
すると「図書館で滑ったようでした」と他人事のようにノートに書いてあっただけだった。
あれから私はサイボーグ先生と口をきいてない。
私は短気だし、学校に乗り込みそうになるので先生と関わらないようにしている。
親の無関心というのも問題だが、この先生のように関わらない主義の先生もいる。
学校が親の参加を促す態度で来るせいか、してもらって当たり前と思っているのだろうか。
参観日の度にサイボーグ先生をみて「どうか2年生ではいい先生でありますように」と思う。親は普段学校にいない。要は子供の学校生活が楽しいものであって欲しいのだ。勉強を嫌いにならないで、友達を作り、家で今日の出来事を楽しそうに聞かせて欲しいのだ。
だから見えないところを見ている先生は子供を預けている頼みの綱だ。
先生一人の力で、19人の学校生活が左右されると思うともう少しニコッとくらいして欲しい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする