ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

友達の力

2010-01-27 | 家族のお話
私の弟は最近辛いことがあった。
その弟を思って、私や母まで辛くなっていた。

車の事故みたいに、悪いこととは悪い人がするだけじゃない。
悪い心がないのに悪いことをしたことになるのは苦しいことだ。

私は弟がかわいそうでしばらくそっとしていたけれど、勇気を出して電話をしてみた。
弟の周りには友達やいろんな人が励ましに来ていた。
私は思わず「よかったね!がんばりやんね!」といった。

弟は地元ではその筋の人にスカウトされるくらいのひどさだった。
身内にも「おまえなんか親戚だなんて思わない!」といわれる程だった。
学校も途中でやめてしまい、学歴もなくお金もなく地位もない。
それでもうちの親戚一番の嫁さんをもらい、3人の子どもができた。
そして小さなお店も持った。
それにずっと昔から大勢の友達がいた。

今回、たぶん今まで生きてきて一番つらい「社会からの制裁」を受けただろう。
でも友達が支えにきた。お見舞い金を持ってきた人もいた。
私にまで慰めを言う人もいた。
私は母に嬉しくて電話をした。
母は感激して、世の中に感謝をしていた。

弟の魅力とは何だろう。わからないけど拾う神っているんだど心から思う。
コメント (2)
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