ここ20年、一人でいるときは瞑想をよくする。
確か最初はクリスチャンの英語の先生に言われたような記憶がある。
私はじいちゃんが亡くなったあと、弟の誕生日当たりにじいちゃんが家の壁にかけてあった帽子と服の間に立っているのを見た。
お父さんはビビって部屋の電気を消すなって叫んでいた。
私はこわくなかった。
お母さんは、お父ちゃんいるの?と泣いてた。
思えばあれからかもしれない。
亡くなった人を見る。だいたいは知ってる人が多い。
だからなのか、私のように見えるんだなって人がわかることがある。
身近にいるのは母。そして弟の長男。
遺伝か。
特に甥っ子には感じるどころでなく、映し出されたような丸いやつが見える。
この子は意識してないんだなと思う。
甥っ子は声も聞いているらしい。
妹は怖がりで、息子の発言に怒ることもある。
親戚の家で、二階に気配を感じた私に お姉ちゃん二階に誰かいるのと言った。
あら、わかるのね。というといとこは亡くなった兄ちゃんがいるんだと泣いてた。
甥っ子はガマンできずに二階を見に行った。
誰もいなかったと言った。
誰かいたんだって…と何度も階段を見に行った。
私は
いるの。それでいいの。不思議じゃないの。
と言った
私も別に特殊でもなく、科学が好きだけど解決がつくと思うのはエゴイズムな気もするし、知らないことと共存しているだけだと思う。