ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

本当はやってるのかもしれないけどさ

2012-05-30 | 私の愛する仲間たち

友人が最近同棲していた彼女に出て行かれた。
本人いわく「しばらく距離を置いているだけで別れてはいない」らしい。

いや、じゃないよ。別れる気満々だよそれ。

彼女が出て行って、その日から彼は徘徊か!というほど家にいなくなった。


行った場所からメールが来る「今コンビニ」「今電気屋さん」「今ガソリンスタンド」


「なんじゃおまえ!働けよ」というと

シャツなどデザインして売っているので「やってるじゃん」という。


でもそれはなんちゃってで、彼女はほぼ主婦であり一家の主でもあった。


彼は口が達者な分まわりが説得されてしまうけど、要はボヤイ男だ。



彼女は彼のことをもう気持ちだけで耐えてこれたのかもしれない。


「とにかく、なんだかんだ言ったってあんたが引っ張っていく力がないんだからそりゃそうでしょ。」

というと、そこはなんとなく理解しているけどだからといって自分を修正しようとはしない。


ある日彼は病気になった。私は家が遠いからどうにも出来ない。

「実家へ帰れ」というと拒否。


大人だしなんとかするのよと思ってほったらかした。



結局、自然治癒した。


私があの彼女の立場なら、仕事もボヤイ、口だけで、甘ったれで、そのくせ目立ちたがり屋でなそんな40歳の男になんの魅力を感じるだろうか。

どんなに調子良いことを言われても、結局家でも外でも働く自分のこと思うと我に返るはず。


自分のために生きたいと思ったかもしれない。



どこかで、悪く言えば利用できるところを持っているなら耐えられるのだろうけど、彼はそれをなくしたんだろう。



彼女が体裁を気にする人なら我慢してその代わり家に居着かないというような行動を取るだろうけど、結婚してるわけじゃなかったからこうなるんだな。


どこかへ行くたびにメールするのはやめてというと、ツイッターでつぶやき始めたのでそれはそっとしてる。

でも彼女が見たら、やり直そうとは思わないじゃないかな。

私が心から呆れたくらいだから。


黙って男としての勝負に格好良く向き合えばいいのに。



だって彼女はもう、結婚までしようとしていたその彼を守る気すらないんだから。

一番身近にいた人間だったのに守る気がなくなったんだから。



信じてるってのは相手に期待することじゃない。自分の決意なんだよ。

コメント
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