ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

血は争えないねえ

2014-07-28 | 家族のお話

先月末、島の親戚が宮崎へやって来て(父と、じいちゃんが島んちゅなので)みんなでお墓参りをしました。

おじさんとその後電話でもよく話すんですが、うちの身内は音楽一族(大げさだけど)ってそんな風に言ってました。

それが普通にバンドマンだとかそういう洋風な方じゃなくて、和太鼓だったり三線だったり民謡だったり詩吟だったり・・・必ずみんな何かそういうのを自然とやっているんです。

ちなみに私は三線。そしてちょっと島民謡。

誰かが誰かに影響を与えたわけでもないようで、自分たちで勝手に選んでいるみたいなんです。


昔、じいちゃんの家で一冊の詩吟の本を見つけました。
なんとなくその本を捨てずに大事に持っていないといけないような気がして、じいちゃんの形見だと思い私は20年くらい大事に持っていました。

ある日法事で詩吟をしている親戚に自分がじいちゃんの形見の詩吟の教本を持っている話しをしました。
それを私が持っているより詩吟をできる人が持っているのが自然だと思ったので、おじさんに渡しました。
教本を見たおじさんは私も気がつかなかったんですが、その本に価値があること見つけました。

今は非売品で50年近くはたっていること。
内容が歴史的著名人の詩を集めたすごいものであること。
そしてじいちゃんの直筆の詩が挟まっていたこと。

歴史的著名人とは織田信長であったり豊臣秀吉であったり。
最近になると西郷隆盛だったり、大久保利通であったり教科書に出てくる人がバンバン出てきます。

詩吟がそういう方々のたしなみだったこともそこからわかり、私が持っていた間にはわからなかったというか見てなかったんですよね。

詩吟のサークルでその教本のお披露目をされたそうです。

おじさんと次に会うときには私が島民謡を、おじさんが詩吟を。

歌ってみようねと言う話しをしました。こんな感じで受け継がれているうちの身内ですが、今日はその詩吟の教本を持っていたじいちゃんの命日です。

じいちゃんのDNAは脈々と受け継がれてまっせ~という話しです。

コメント
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