ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

仕向ける

2014-09-03 | 私の愛する仲間たち

先週友達が「今日は初めての人となんだけど飲みに行くんだ」と、喜んでいた。
翌日「彼女はいいこでさ。あのまま誰の影響も受けずに純粋な大人でいて欲しいなあ」と話していた。

そして昨日、なんか不満げに「聞いて欲しいことがあるのよ」と言ってきた。

彼女が喜んでいっしょに飲みに行った人が、なにかの団体に勧誘してきたからだった。

彼女は私に「なんかね、なるほどねって思ったの。どう思う?」そういわれながらなんとなく後に誰かいるような気がして、

「彼女はホントに純粋に誘ってきただけじゃないですか?誰か後にいる気がする。あなたの背景にある物が必要な人。」

そういうと心当たりがあるようで「あ、いる。私の背景って?家族?仕事?」と聞いてきた。

私は「両方です」と答えた。

 

彼女は自分にはそんな頼れる人はいないといった。でも私には彼女が思っている以上にまわりから見たら価値があることがあって、彼女を使おうとしているように見えた。

だから「普通に考えたら価値があるものです。あなたが頼っていないだけで、まわりは頼りたいものです」と言った。

 

彼女は「それならある。」と答えた。

そして「だけどそれなら無駄だね。私は関わりたくないことだから。大体そういうことなら私を友達としてみてないってことよね。」そういった。

まあそういうことだと思った。

なので「友達という概念って人それぞれだからわからないけど、友達であるか知人であるかの差を考えるなら相手のことを思えるかってことじゃないでしょうか。あなたがそんなに嫌がることをして欲しいという時点で友達ではなくて違う意味の価値でしかないってことでしょうけど、そういう目で見る人に心当たりがあるんですか?」

彼女は「あるの」と言った。

私は「気がついたならその間に入ってしまった人をどう大事に思うかで決めたらいいと思います。後にいる人は特に気にすることはないと思うし、実際面と向かって話をしている人がべつにいるんだからその人のことをこれからどうつきあっていくかで判断したらいいんじゃないでしょうか」 

彼女は「なるほどね。そうだよね。ずっと腑に落ちなかったのよ。もう決めたわ」そういった。

なにかの願いを叶えるために誰かがまわりを仕向けているようなそういうことだったんだろうけど、結局幸せになることだったのならその仕掛け自体上手くいっただろう。
でも誰かを不愉快にさせることだった。そういうことだったんだろう。

 


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