大正14年3月19日 都城という町で私のばあちゃんは生まれました。
ばあちゃんの両親(私のひいばあちゃんたち)は代々侍の家で 当時結構土地を持ったお金持ちでした。
しかし ひいばあちゃんは当時珍しく再婚で、連れ子のばあちゃんも一緒に暮らすことはかなわず里子に出されてしまいました。
里親のひいばあちゃんとひいじいちゃんはばあちゃんのことをとても大切にし、ばあちゃんもこの二人の両親にとても感謝していました。
でもばあちゃんは実の母を許しませんでした。再婚相手との間に男の子を二人生んだひいばあちゃんは何度もばあちゃんと暮らしたいと努力しても まわりや時代が許してくれませんでした。とても寂しくてお母さんと一緒にいたかったばあちゃんは、里親が二人とも死んで頼る親がいなくなっても実の親を許さずにいました。
里親の二人は牛を養って、ばあちゃんに勉強をさせてくれました。
ばあちゃんは本が大好きで字を書くことも大好きでした。
難しい漢字をとてもきれいに書く人でした。
そんな賢く育ったばあちゃんの前に都城で働いていた映画俳優のような美男子のじいちゃんが現れました。
美男子でまじめで努力家だったじいちゃんのことをばあちゃんはすぐに好きになりました。そして賢くて料理が上手だったばあちゃんのこともじいちゃんは大好きでした。
じいちゃんは明治生まれで、9月15日徳之島というところで生まれました。
当時じいちゃんの家は地主で、許嫁までいたじいちゃんのことを両親は許しませんでした。
「家は代々由緒正しい家柄だ!どこの誰かもわからん女など嫁にはもらえん!だいたい許嫁がいるだろう!」とひいばあちゃんは狂ったように怒りだしました。
どんなにじいちゃんが話しても許可が下りることはありません。
じいちゃんは決心しました。
「二人で遠くへ行こう。僕が働いて幸せにするから二人で遠いところへいって静かに暮らそう」
そして二人は大阪行きの船に乗り込みました。 つづく
ばあちゃんの両親(私のひいばあちゃんたち)は代々侍の家で 当時結構土地を持ったお金持ちでした。
しかし ひいばあちゃんは当時珍しく再婚で、連れ子のばあちゃんも一緒に暮らすことはかなわず里子に出されてしまいました。
里親のひいばあちゃんとひいじいちゃんはばあちゃんのことをとても大切にし、ばあちゃんもこの二人の両親にとても感謝していました。
でもばあちゃんは実の母を許しませんでした。再婚相手との間に男の子を二人生んだひいばあちゃんは何度もばあちゃんと暮らしたいと努力しても まわりや時代が許してくれませんでした。とても寂しくてお母さんと一緒にいたかったばあちゃんは、里親が二人とも死んで頼る親がいなくなっても実の親を許さずにいました。
里親の二人は牛を養って、ばあちゃんに勉強をさせてくれました。
ばあちゃんは本が大好きで字を書くことも大好きでした。
難しい漢字をとてもきれいに書く人でした。
そんな賢く育ったばあちゃんの前に都城で働いていた映画俳優のような美男子のじいちゃんが現れました。
美男子でまじめで努力家だったじいちゃんのことをばあちゃんはすぐに好きになりました。そして賢くて料理が上手だったばあちゃんのこともじいちゃんは大好きでした。
じいちゃんは明治生まれで、9月15日徳之島というところで生まれました。
当時じいちゃんの家は地主で、許嫁までいたじいちゃんのことを両親は許しませんでした。
「家は代々由緒正しい家柄だ!どこの誰かもわからん女など嫁にはもらえん!だいたい許嫁がいるだろう!」とひいばあちゃんは狂ったように怒りだしました。
どんなにじいちゃんが話しても許可が下りることはありません。
じいちゃんは決心しました。
「二人で遠くへ行こう。僕が働いて幸せにするから二人で遠いところへいって静かに暮らそう」
そして二人は大阪行きの船に乗り込みました。 つづく
今日はちびこうちゃんの7歳の誕生日です。トミカのショールームをプレゼントしてもらいました。
生まれてから7年も経ったなんて毎日を大切にしなければあっという間です。
3300グラムほどでちょっと大きめで、すごいでかあかちゃんになり、4カ月で8キロにまで大きくなって私は手首を痛めました。
今では120センチの20キロと普通ですが、おかげであのどっしりとした感触を忘れずにいられます。
超でかあかちゃんだった面影はないですが、寝ている顔だけは生まれたときから変わらず いつか髭が生えるのでしょうが、今のうちにたくさん写真を残そうと思います。
生まれてから7年も経ったなんて毎日を大切にしなければあっという間です。
3300グラムほどでちょっと大きめで、すごいでかあかちゃんになり、4カ月で8キロにまで大きくなって私は手首を痛めました。
今では120センチの20キロと普通ですが、おかげであのどっしりとした感触を忘れずにいられます。
超でかあかちゃんだった面影はないですが、寝ている顔だけは生まれたときから変わらず いつか髭が生えるのでしょうが、今のうちにたくさん写真を残そうと思います。
都城のおねっこという行事に参加して、みんなで竹の先に餅をつけて焼いて食べました。どうやらおねっこは1年の無病息災を祈願する1月の行事のようで、初めての経験でした。
子供は獅子舞に頭をかんでもらい、結構本人はびびっていました。
テレビも取材に来ていたけど映ったかな
子供は獅子舞に頭をかんでもらい、結構本人はびびっていました。
テレビも取材に来ていたけど映ったかな
今日から新学期が始まり、昨日の夜に準備していたのに不吉な予感は当たった。
口には出さなかったが、まだ学校に行きたくないと思っていそうな気がしていて 私もそれに気がついていない振りをして「いいなあ。明日から学校か。お母さんが学校に行くからこうちゃんが会社に行きなさいよ。お母さんと交代しよう」などとうらやましがっている振りなどしていたが、やはり本人は憂鬱だったようだ。
それが影響したのかどうだかわからないが、昨日の夜中から38度の熱を出し、今日は結局私も会社を休み 子供の欠席した。
で、聞いてみた。
「ほんとはまだ学校に行きたくなかったんでしょ。まだ遊びたいなあと思っていたんでしょ。」と言うと小さくうなづいた。
「ほかのお友達だって行きたくない子はたくさんいる。でも頑張って行ってるんだよ。行きたくないのはおまえの勝手だけどその後苦労してもお母さんは助けてやれん。自分で行けばよかったと思うだけだ。だから元気になって学校にいかんとな」と言うとまた小さくうなづいた。
布団越しにゲームをしようと手を伸ばした子供を見て、「病気で学校を休んだんだ!休んだから学校よりいいとは限らん。みんなが勉強頑張っているときにおまえだけゲームをするのはいかん!」と言うと「だってひまなんだもん」と言った。
「そんな元気があるなら学校へ行け!」
と言うと観念した。
私は寝ている間に、子供のズボンの膝が破けそうだったので膝宛を買って来た。
それを縫って出来上がりを見ていると子供が、「お母さんそれ僕のズボン。ミッキーマウスがついてる」と言った。
「ちょっと昔のミッキーマウスだよ。これならかわいいし男の子でもおかしくないやろ」と言うと「うん。かわいい」と言ってにこにこしていた。
「明日これ着て行っていいの?」と言うので「うん。新しいズボンみたいやね」とたたんだズボンをまた広げて見せると、「ほかのもそんな風にして。また破いとくから」とアホなことを言った。
まだ1年生の初めての冬休みで、何でも大人よりパワーがいるのだろう。
大人だって会社を長く休んだら、出社のとき「おりゃ!」みたいな気合いを小さく入れたような気分を感じる。(私だけか?)
子供はもっとそんなものがあるのかもしれない。
口には出さなかったが、まだ学校に行きたくないと思っていそうな気がしていて 私もそれに気がついていない振りをして「いいなあ。明日から学校か。お母さんが学校に行くからこうちゃんが会社に行きなさいよ。お母さんと交代しよう」などとうらやましがっている振りなどしていたが、やはり本人は憂鬱だったようだ。
それが影響したのかどうだかわからないが、昨日の夜中から38度の熱を出し、今日は結局私も会社を休み 子供の欠席した。
で、聞いてみた。
「ほんとはまだ学校に行きたくなかったんでしょ。まだ遊びたいなあと思っていたんでしょ。」と言うと小さくうなづいた。
「ほかのお友達だって行きたくない子はたくさんいる。でも頑張って行ってるんだよ。行きたくないのはおまえの勝手だけどその後苦労してもお母さんは助けてやれん。自分で行けばよかったと思うだけだ。だから元気になって学校にいかんとな」と言うとまた小さくうなづいた。
布団越しにゲームをしようと手を伸ばした子供を見て、「病気で学校を休んだんだ!休んだから学校よりいいとは限らん。みんなが勉強頑張っているときにおまえだけゲームをするのはいかん!」と言うと「だってひまなんだもん」と言った。
「そんな元気があるなら学校へ行け!」
と言うと観念した。
私は寝ている間に、子供のズボンの膝が破けそうだったので膝宛を買って来た。
それを縫って出来上がりを見ていると子供が、「お母さんそれ僕のズボン。ミッキーマウスがついてる」と言った。
「ちょっと昔のミッキーマウスだよ。これならかわいいし男の子でもおかしくないやろ」と言うと「うん。かわいい」と言ってにこにこしていた。
「明日これ着て行っていいの?」と言うので「うん。新しいズボンみたいやね」とたたんだズボンをまた広げて見せると、「ほかのもそんな風にして。また破いとくから」とアホなことを言った。
まだ1年生の初めての冬休みで、何でも大人よりパワーがいるのだろう。
大人だって会社を長く休んだら、出社のとき「おりゃ!」みたいな気合いを小さく入れたような気分を感じる。(私だけか?)
子供はもっとそんなものがあるのかもしれない。