私は眉間のど真ん中、ちょっと上あたりに大きな赤い斑点を持って生まれました。
母は「こんな真っ赤な斑点が眉間の真上にできているなんて・・このまま消えなかったらどうしよう」と病院巡り、この斑点は何かと聞いてまわりました。
そして7件目でようやく「あら、この赤ちゃんはおでこに苺をつけて生まれたんだね。この苺を傷つけないように大切にしていると3歳くらいまでには消えてくれるよ。」
と言われました。
団地に住んでいた私は、近所のばあちゃんが眉間に苺をつけている赤ちゃんがいると聞いて見に来ていたそうです。
「この団地はよく子どもが亡くなるから、この赤ちゃんはそんなことがないように印をつけられたんだね」とばあちゃんが言ったそうですが、確かに私がいた団地はよく子どもが亡くなるところだったようです。
小さな5ミリ程度の苺は先生が言ったとおり2歳ごろには消えました。
それから私は血液の免疫不全の病気になり入院しました。川崎病でした。
苺と川崎病は関係ないですが、たぶん血管とか血とかという意味ではつながってしまいますね。
鼻血が出やすかった私は苺とブドウをよく食べていました。
そして私は大人になって息子を産みましたが、息子には新生児室の中のたくさんいる赤ちゃんの中から間違いなく我が子だとわかる印がありました。
息子の左手にも苺があったんです。
母も私も、「あら~やっぱり親子ねえ。この子にも苺がついてた。間違いなく親子の証だね。」と話しました。
看護婦さんが心配しましたけど「大丈夫、これは苺状血管種で自然と消えます」と動じずに話せました。
私はその後 産後の肥立ちが悪く何年もひどい貧血に悩みました。それを支えてくれたのがワイルドストロベリーのお茶でした。
鉄欠乏性貧血の私に効くと勧められてからずっとのんでいます。
それからワイルドストロベリーを育てて、引っ越ししても一緒に持ってきて今では大きな株をあわせて5株程に増えました。
毎日のように苺をつけてくれるので薬のようにおまじないのように食べています。
今思えば、苺に縁のある親子です。
息子は今何事もなくすくすくと大きくなっています。
私のように病気ばかりしないで元気に大きくなってほしいですね。
母は「こんな真っ赤な斑点が眉間の真上にできているなんて・・このまま消えなかったらどうしよう」と病院巡り、この斑点は何かと聞いてまわりました。
そして7件目でようやく「あら、この赤ちゃんはおでこに苺をつけて生まれたんだね。この苺を傷つけないように大切にしていると3歳くらいまでには消えてくれるよ。」
と言われました。
団地に住んでいた私は、近所のばあちゃんが眉間に苺をつけている赤ちゃんがいると聞いて見に来ていたそうです。
「この団地はよく子どもが亡くなるから、この赤ちゃんはそんなことがないように印をつけられたんだね」とばあちゃんが言ったそうですが、確かに私がいた団地はよく子どもが亡くなるところだったようです。
小さな5ミリ程度の苺は先生が言ったとおり2歳ごろには消えました。
それから私は血液の免疫不全の病気になり入院しました。川崎病でした。
苺と川崎病は関係ないですが、たぶん血管とか血とかという意味ではつながってしまいますね。
鼻血が出やすかった私は苺とブドウをよく食べていました。
そして私は大人になって息子を産みましたが、息子には新生児室の中のたくさんいる赤ちゃんの中から間違いなく我が子だとわかる印がありました。
息子の左手にも苺があったんです。
母も私も、「あら~やっぱり親子ねえ。この子にも苺がついてた。間違いなく親子の証だね。」と話しました。
看護婦さんが心配しましたけど「大丈夫、これは苺状血管種で自然と消えます」と動じずに話せました。
私はその後 産後の肥立ちが悪く何年もひどい貧血に悩みました。それを支えてくれたのがワイルドストロベリーのお茶でした。
鉄欠乏性貧血の私に効くと勧められてからずっとのんでいます。
それからワイルドストロベリーを育てて、引っ越ししても一緒に持ってきて今では大きな株をあわせて5株程に増えました。
毎日のように苺をつけてくれるので薬のようにおまじないのように食べています。
今思えば、苺に縁のある親子です。
息子は今何事もなくすくすくと大きくなっています。
私のように病気ばかりしないで元気に大きくなってほしいですね。
ある友人が「カブトムシを知らない子は電池で動いていると思っている子も多いみたいだね。虫が寿命で弱ってきたら、電池が切れかけているのかと胴体と首をはずして中を見ようとする子までいるみたいだよ」
といいました。
なんて残酷な話でしょう。でもいるんです。死ぬということがわからない子どもは。
昔、ある女の子が生まれつき感情を上手く理解できない子で 周りは困っていました。
自分の感情のままに生きているその子は、誰の痛みも理解しないので ちょっと何かを言われるとその言葉の裏側にある相手の気持ちがわからないので、すぐにかんしゃくを起こしていました。
彼女はお父さんに猫を飼ってもらいました。
とても大切にしていました。でもある日その子が家へ帰ってみると死んでしまって冷たくなっていました。
お父さんはその子に言いました。「さわってごらん。これが『悲しい』という感情だ」
彼女はかちかちになった猫をなでた瞬間氷のような体に驚いて そしてふわふわ温かい猫が人形のようになったことで『命』がなくなったからだと理解しました。
そして心が痛くて痛くて彼女は「かなしい・・かなしいってなんてくるしいことなの・・・」と初めて自分以外のことで泣きました。
私はこの話をたぶん20年くらい前に聞いたような気がするのですが、カブトムシの子の話をしていて思い出すなんてきっとこのカブトムシのこのことを気の毒な気がしたからかもしれません。
といいました。
なんて残酷な話でしょう。でもいるんです。死ぬということがわからない子どもは。
昔、ある女の子が生まれつき感情を上手く理解できない子で 周りは困っていました。
自分の感情のままに生きているその子は、誰の痛みも理解しないので ちょっと何かを言われるとその言葉の裏側にある相手の気持ちがわからないので、すぐにかんしゃくを起こしていました。
彼女はお父さんに猫を飼ってもらいました。
とても大切にしていました。でもある日その子が家へ帰ってみると死んでしまって冷たくなっていました。
お父さんはその子に言いました。「さわってごらん。これが『悲しい』という感情だ」
彼女はかちかちになった猫をなでた瞬間氷のような体に驚いて そしてふわふわ温かい猫が人形のようになったことで『命』がなくなったからだと理解しました。
そして心が痛くて痛くて彼女は「かなしい・・かなしいってなんてくるしいことなの・・・」と初めて自分以外のことで泣きました。
私はこの話をたぶん20年くらい前に聞いたような気がするのですが、カブトムシの子の話をしていて思い出すなんてきっとこのカブトムシのこのことを気の毒な気がしたからかもしれません。
先日、御池で撮影があって私はそのモデルで行きました。
当日は雨がしとしと降り、寒くて寒くて「きっと中止になるのかもね。カメラが濡れちゃうしね。」と諦めムードが漂っている中でずっとカメラマンを待っていました。
カメラマンはかなりの腕前のプロなので、もし中止になれば今日の日当は何万くらいだめになるんだろうなんて考えていました。
そんな中、先に着いた3人でうろうろと鴨に餌をあげたり暇をつぶしていると急に周りに空気が暖かくなってきました。
それから少しずつ雨が治まりだし東側にゆっくりと太陽の光が見えてきたと思ったときです。
池の反対側と、こちら側に岸辺からゆっくりと虹が現れてきてどんどん上っていきます。それが見たこともないくらい発光しているんです。
ものすごい鮮やかで今まで見たこともない虹でした。
私は「あれ見て!とにかくあれよ!」と他の2人に叫ぶと「すげえ」と言うだけで3人とも固まっていました。
両端から現れてちゃんとつながった頃には光り輝く立派な七色の橋になって、私たちは「カメラマンはまだ来ないの?何でこのチャンスを・・・」
と慌てました。どんなに携帯などでとっても目で見えるようには写りません。
そしてその虹の向こうの空だけ 雲がまあるく開いて青空が見えました。
「なんだ?あの空。あそこだけ晴れたね。」とこのラッキーな現象を絶対忘れないぞと思いました。
結局カメラマンもその虹を少しは見ることができたようで、やはり大騒ぎしていたみたいです。
その後、会社に帰ってからデザイナーの子が「あの虹の向こうには霧島東神社があるんですよ。私、御池の地図を作ったことがあるからわかるんですけど。
前にあの神社はすごいところだって話してましたよね。きっといいことがあるのかもしれないですよね。」と言うので え!だから御利益があるよって気がしたのかと思ったりしましたね。
それを私のいとこに話したんですよ。私の親戚は感が強いのがたくさんいて、でも種類がそれぞれ違うんです。彼女は視覚的に見るタイプ。
話が終わると私に「朱塗りの黒と赤の扉が見えるからたぶん神社を中心にいろいろ歓迎されたんやね。魚を釣らなくて良かったね。たぶん釣らせなかったのかな。殺生だから。」
そうかあ。私、あの神社にはただならぬ感じがあって一目置いているんです。
圧倒的な存在感ってあんなことを言うんですね。
あの神社のことを高貴な自然霊って感じがしてたので、もっと森や池も汚さないようにしようって気持ちになってます。
ただ、裏と表を見抜かれるほどの怖さがあって 腹の中まで見破られているという気がするんです。だから観光的や興味本位で行きたくないんです。
私、もっと自分のことをちゃんとしたら必ず行きますと心の中で思いましたよ。
当日は雨がしとしと降り、寒くて寒くて「きっと中止になるのかもね。カメラが濡れちゃうしね。」と諦めムードが漂っている中でずっとカメラマンを待っていました。
カメラマンはかなりの腕前のプロなので、もし中止になれば今日の日当は何万くらいだめになるんだろうなんて考えていました。
そんな中、先に着いた3人でうろうろと鴨に餌をあげたり暇をつぶしていると急に周りに空気が暖かくなってきました。
それから少しずつ雨が治まりだし東側にゆっくりと太陽の光が見えてきたと思ったときです。
池の反対側と、こちら側に岸辺からゆっくりと虹が現れてきてどんどん上っていきます。それが見たこともないくらい発光しているんです。
ものすごい鮮やかで今まで見たこともない虹でした。
私は「あれ見て!とにかくあれよ!」と他の2人に叫ぶと「すげえ」と言うだけで3人とも固まっていました。
両端から現れてちゃんとつながった頃には光り輝く立派な七色の橋になって、私たちは「カメラマンはまだ来ないの?何でこのチャンスを・・・」
と慌てました。どんなに携帯などでとっても目で見えるようには写りません。
そしてその虹の向こうの空だけ 雲がまあるく開いて青空が見えました。
「なんだ?あの空。あそこだけ晴れたね。」とこのラッキーな現象を絶対忘れないぞと思いました。
結局カメラマンもその虹を少しは見ることができたようで、やはり大騒ぎしていたみたいです。
その後、会社に帰ってからデザイナーの子が「あの虹の向こうには霧島東神社があるんですよ。私、御池の地図を作ったことがあるからわかるんですけど。
前にあの神社はすごいところだって話してましたよね。きっといいことがあるのかもしれないですよね。」と言うので え!だから御利益があるよって気がしたのかと思ったりしましたね。
それを私のいとこに話したんですよ。私の親戚は感が強いのがたくさんいて、でも種類がそれぞれ違うんです。彼女は視覚的に見るタイプ。
話が終わると私に「朱塗りの黒と赤の扉が見えるからたぶん神社を中心にいろいろ歓迎されたんやね。魚を釣らなくて良かったね。たぶん釣らせなかったのかな。殺生だから。」
そうかあ。私、あの神社にはただならぬ感じがあって一目置いているんです。
圧倒的な存在感ってあんなことを言うんですね。
あの神社のことを高貴な自然霊って感じがしてたので、もっと森や池も汚さないようにしようって気持ちになってます。
ただ、裏と表を見抜かれるほどの怖さがあって 腹の中まで見破られているという気がするんです。だから観光的や興味本位で行きたくないんです。
私、もっと自分のことをちゃんとしたら必ず行きますと心の中で思いましたよ。
またまたのどが痛くなってきました。寒い感じもします。
でも寝込んだりしていられません。
何でこんなに何度も体を悪くするのでしょう。貧血だからなのでしょうか。
小さい頃、血液の病気をして些細な抵抗力しかないようで すぐに風邪を引いたりしてしまいます。
だからといって誰かが私の変わりをするわけでもないですし、望んでもいません。
でも結構そのつっぱりが無敵だと思われるんですよね。
女性だからとかそういった目で見られたくないと思ったり、母子家庭だからと思われる要因を作りたくないといった感情はいつもどこかにあります。
実際男性に生まれていたら良かったのにと今まで何度も思ったことがあります。
誰かに頼りたいとかほとんどあてにしておりませんが、今はただ我が子を育てることをちゃんと全うしたいですね。
そういう意味では女性に生まれて良かったですよ。今の私は女性だから存在しているのでしょう。
でも寝込んだりしていられません。
何でこんなに何度も体を悪くするのでしょう。貧血だからなのでしょうか。
小さい頃、血液の病気をして些細な抵抗力しかないようで すぐに風邪を引いたりしてしまいます。
だからといって誰かが私の変わりをするわけでもないですし、望んでもいません。
でも結構そのつっぱりが無敵だと思われるんですよね。
女性だからとかそういった目で見られたくないと思ったり、母子家庭だからと思われる要因を作りたくないといった感情はいつもどこかにあります。
実際男性に生まれていたら良かったのにと今まで何度も思ったことがあります。
誰かに頼りたいとかほとんどあてにしておりませんが、今はただ我が子を育てることをちゃんと全うしたいですね。
そういう意味では女性に生まれて良かったですよ。今の私は女性だから存在しているのでしょう。