良いと思って考えを貫くって、自分のだけの話ならいいけど他人を巻き込むのは行きすぎると過保護の親か、思い込みの激しいストーカー的な人のようだ。
私はある気持ちがとても幼い人に迷惑している。
5年くらい頑張っただろうか。
みんないろんな考えを持ってるから、正しく見えることとタイミングは同時に来ないと何度も話した。
確かに正しくても、でも今じゃないと言うことを判断できない彼女は私の地雷をよく踏んでくる。
だけど一度も怒って言ったことはなかった。
とうとう怒りを超えて嫌悪感が生まれてしまった。
行くとこ行くとこで、彼女への不満をまわりから聞くうちに車を運転しながら一人、涙がでてしまった。
彼女は良いことをしたつもりでも、大半はもっと苦しくなったり投げやりになったり怒りだしたりしている。
それは悪く言えば幼稚だからだ。だから人が嫌がることややる気を無くすようなことでも気がつかない。
私は車の中でよく、なんてことをしてくれたんだ…とつぶやいていた。
みんなが、どうせ…とか、知らんけどね…とかよく口にするようになった。
私が、ここまでモチベーションが下がるのには、いろんな理由があるけど実は一番尾を引いているのは一人しかいないね。と言うと静かにみんなが頷いた。
ある人が、愛想が尽きたから僕は辞めるよ。と言った。
それを知った事務の人が、辞めるときはあの人になんか言ってくれないでしょうかね。と私に聞いてきた。
彼女たちからはたまに不満を打ち明けられていたけど、辞める人に託したくなる程とは不満の大きさを改めて感じた。
私は今、自分ではどうしてやることもできなくて悲しい。
良いことをしているという硬い信念で人を悩ます人と付き合い方がわからない。
私だけが苦しいほうがずっとましだ。