今日はおばさんの誕生日。
おばさんの娘で、私のいとこは闘病中だ。
私と同じ癌。
私はなぜか癌は息を潜めた。ステージ4だった。
何が起こったのかわからない。でも私はそれから10年生きている。
いとこは辛そうだ。
おばさんは私に「お前が治ったんだから。きっとよくなるよね」という。
私もそう思っている。
何のコツがよかったのかわからない。ただ私は誰にも甘えず、親にも言わず、ただ弟と病院の先生とだけで抜け出した。
私が一番落ち込みたいのに私より周りが落ち込むのを見たくなかったからだった。
そんな人達をなぐさめなければならない私に身になれ。私より落ち込んだり取り乱すところを見せるな。
そんなことを思っていた。
私は死ぬわけに行かない。
そんな感じで弟たちにだけもしものことがあれば息子を頼むといって私は病気と向き合った。
どうして今も生きているのかわからない。
でも私は息子のそばにいたかった。それだけだった。
おばちゃんは私とは逆。娘のそばにいたいのだ。
泣いていた。
娘と別れたくなくて泣いていた。自分の誕生日も覚えていないかもしれないくらい泣いていた。
ニラ入り卵焼き
ウインナー炒め
シソパスタ
豚しゃぶ
焼肉ふりかけご飯