有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

湿原に待ってた花が

2024年07月15日 | 山野草
現在花が少ない湿原ですが、待ち兼ねてた花が咲いたとの情報で行ってみました。
お馴染みの入り口のカイツブリ(鳰)親鳥。

 この日幼鳥は遠くて綺麗に撮れませんでした。 


今期初見初撮りのショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)♂。

トンボ科アカトンボ亜科、体長41~53mm、北海道南部~屋久島に分布。 

マユタテアカネ(眉立て茜)未成熟♂。 

トンボ科アカトンボ亜科、体長31~43mm、北海道~九州に分布。 

湿原に入ると早速待ち兼ねた花の所へ、その花はトモエソウ(巴草)です。
残念、既に最初の花は終わって萎れてました。
天辺の花は咲いてましたが、横向きで肝心の巴型の花弁が撮れず。
木道から離れていて、自撮り棒を使えばなんとか上から撮れそうな距離でした。

オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草で北海道~九州に分布、花の直径は4~6cm。
なんとか上手く撮れないかと色々な角度から見て撮ったのがこちら。
手前の木の葉の間から僅かに見える花を少し離れて望遠で。(前ぼかし)

ヤブカンゾウ(藪萱草)も咲いたとの情報でしたが、そちらも見られず。
実は両方共一日花で、朝咲いて夕方には萎んでしまいます。
なので咲いたとの情報で次の日に行っても昨日の花は終わってます。
次の蕾が何時開くか分からないので、毎日通わないと見られない事に。(^^;)
仕方なく湿原を見て回ります。
ヌマトラノオ(沼虎の尾)がかなり咲き出してました。

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で本州~九州に分布。 

ノリウツギ(糊空木)が咲き始めてました。 

アジサイ科アジサイ属の落葉低木で北海道~九州に分布。 

花のように見えるのはアジサイと同じ飾り花で、小さな丸い玉が花の蕾。
この日撮ったのはまだ開花してないのばかりでした。

木道から離れた所にミズギク(水菊)が一花だけ咲いてました。
キク科オグルマ属の多年草で東海以西~九州に分布する日本固有種。

前回ヒナノシャクジョウ(雛の錫杖)が殆ど開花してなかったので再訪してみました。
残念ながら今回は咲き終わった花の方が多かったです。

先端が黄色のが開花してる花、先端が茶色のは終わった花。
なんとか探して撮ったものの、暗くて綺麗に撮れず、閃光撮影にすれば良かった。(T_T)

丁度木漏れ日が射し明るくなったのでホンゴウソウ(本郷草)も撮り直してみましたが。
やはりうまく撮れず、修正してこの程度です。(^^ゞ

角度を変えて撮ってみますが変わりませんねぇ。 

茎頂の丸いのが雌花(直径約1.5mm)、下のイガグリみたいなのが雄花(直径約2mm)。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。

トモエソウは巴の形が撮れず、ノカンゾウも撮れず。
ノカンゾウは開きそうな蕾が有ったので次の日に行ってみる事に・・・続く。
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